【クラシコムのしごと】チームワークを大事に、北欧、暮らしの道具店を支えるテクノロジーグループ
編集スタッフ 津田
開店15年目を迎える「北欧、暮らしの道具店」。少しずつはたらくスタッフも、チームも増えて、2年前からはリモートワークが中心に。日々それぞれのチームでお客さまのことを想像しながら奮闘しつつ、お店を営んでいます。
新しいお客さまも増えるなか、改めて当店で働くスタッフたちの現場をご紹介できればと、「クラシコムのしごと」という連載をはじめました。
第3回は、当店のさまざまなシステムを支えるテクノロジーグループについてご紹介します。
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北欧、暮らしの道具店の「テクノロジーグループ」が担当するのは?
テクノロジーグループが担当するのは、北欧、暮らしの道具店のシステム領域。
お客さまに楽しく、居心地のいい時間を、安心して過ごしていただけるように、お店のあらゆるシステムや機能を作り、その保守運用もしています。
ご注文やお問い合わせに、正しくスムーズに対応できるシステムを考えたり、スタッフが作業しやすいように改善をしたり、どんなアプリだとお買い物がもっと楽しくなるだろうと考えてひとつずつ試してみたり。日々チームで話し合いながら、お店とそれを支えるシステムの模索をつづけています。
そんなテクノロジーグループには、ここ2年ほどであたらしいスタッフが加わりさらにパワーアップ。入社1〜2年目の4名に集まってもらい、今担当している仕事のことなどを聞いてみました。
入社1〜2年目のスタッフに集まってもらいました
左から順番にご紹介します。
エンジニア 冨田(とみた)
2020年8月入社。不動産情報サイトのエンジニアから転職。週末は家族分の作り置き料理をせっせと仕込む。当店で買った「ひのきのまな板」、「下ごしらえボウル」、「野田琺瑯の保存容器」がお気に入り。よく作るのは切り干し大根の煮物。飼っている犬の名前は “はるまき” 。
UI/UXデザイナー 白木(しらき)
2021年4月入社。映画『青葉家のテーブル』のサイト構築を担当し、いまはコーポレートサイトの立ち上げ準備中。プライベートでは小6・小3の二児の父で家族四人分の料理や買い出しを担当。青葉家のテーブルのレシピから「はあちゃんライス」や「水餃子」を作った。
エンジニア 岩橋(いわはし)
2020年9月入社。不動産賃貸のポータルサイトのエンジニアから転職。基本インドア派。当店が配信している動画「北欧で暮らすひと」が好きで、暇があると流すそう。オンライン会議中には飼い猫(ノルウェージャンフォレストキャット、3歳)が姿を見せてくれることがある。
エンジニア 矢田(やた)
2020年7月入社。インターネット関連サービスのエンジニアから転職。現在はインフラまわりの仕事を担当。ツレヅレハナコさんが好きなので連載「我がままな晩酌」の更新が楽しみ。オンライン会議中に飼い猫(アビシニアン、2歳半)がたびたび登場する。
どんな仕事に取り組んでいますか?
エンジニア 岩橋:
「入社後しばらくはWEBサイトやアプリの改修をしていましたが、直近ではデータベースの移行作業をしています。お店の運営に欠かすことのできない重要で大切な情報を保管しているものなので、より良いセキュリティ環境で、これからもメンテナンスしながら使い続けられるように新しくしよう、ということでプロジェクトが始まりました」
エンジニア 冨田:
「すこし前にアプリの新機能(ウィジェット)を担当しました。お客さまのスマホのホーム画面に、写真と短いメッセージを配信できるということで、グループ内で相談して、まず小さく試してみよう、とPush通知を流用する仕組みを作りました。おかげさまでたくさんの方に見てもらえてうれしいです。
ここ数ヶ月はクラシコムの新しいコーポレートサイトの立ち上げ準備をしています」
▲冨田が開発を担当したスマホに日めくりで写真をお届けするサービス。どんな内容なの?という方は、こちらの動画で設定方法も含めてご紹介していますので、ぜひご覧ください
UIUXデザイナー 白木:
「いまは大きく二つの仕事を担当しています。一つは冨田さんと同じコーポレートサイトの立ち上げ準備。もう一つはお客さまのことをもっと知ろうと題して、アンケートを集めたり、直接お話を聞かせてもらう座談会をしたり、その内容を社内にフィードバックしたりしています。
お店をどんなふうに楽しんでくださっているのか、メルマガやアプリやLINEをどんなときに見ていらっしゃるのか、商品を選ぶときに迷ったポイントなどを聞くことができ、すごく勉強になりましたし、励みにもなっています」
エンジニア 矢田:
「クラシコムに入ってからは、インフラ周りを担当させてもらうことが多かったです。大きなところでは、当店のスタッフが読みものを制作しているシステムの乗せ替え作業というのを担当しました。
前職にくらべるとエンジニア組織が小さくて、どんなシステムもみんなで分担して見なければならず、いろんなことを担当する必要があるので、幅広く仕事できるのが面白く感じています」
わからないことを「わからない」って言えるチーム
ー みなさん経験者で中途採用ですが、働くなかで「クラシコムらしいな」「こういうのってクラシコムのエンジニア組織ならではだな」と感じたことはありましたか?
エンジニア 冨田:
「チームのみんなそれぞれ、これまでの経験があり得意なことがバラバラなので、補完しあえる関係だと思います。インフラに詳しいメンバーもいれば、アプリが得意なひともいて、コミュニケーション上手なひともいる。得意な部分を生かして仕事ができていると感じます」
エンジニア 岩橋:
「そうですね。それぞれが決まった指標を追っていない、ということもあり、みんな誰かの手伝いをすることにぜんぜん躊躇がない。それはクラシコムのほかのチームにも感じていることです。だれかの仕事、ではなく、チームの仕事、という意識があるから、うまく役割分担ができているのかなって」
エンジニア 矢田:
「チームで働く、というのは私も意識しています。週に一回、チームの相談会があるんですけど、『このプログラムの書き方で悩んでる』という具体的なことから、『こういう機能を作りたいんだけど、果たしてこのやり方でいいのかな』といったそもそものことまで、わからないことをわからないって投げかけられる。チームで考えていける安心感があります」
北欧、暮らしの道具店をみんなで作っている、という意識
UIUXデザイナー 白木:
「岩橋さんの言う『他のチームもみんな協力的』というのは僕も感じますね。
コーポレートサイトの立ち上げ作業で、いろんなチームの人と相談する必要がありまして。忙しいなかでも気持ちよく応じてもらえるのがとても助かっています。そういう雰囲気があるから、システムで何か困ったとき、僕らにもすぐ相談してもらえるのかなと。
きっとお互いの信頼関係もあるし、チームに関係なく『北欧、暮らしの道具店をみんなで作っている』という認識を共有できているんだな、と日々のコミュニケーションから感じています」
コロナ禍でリモートワークになってから入社した、テクノロジーグループの4名をご紹介しました。
私自身はクラシコムに入社して9年目です。毎日オフィスで働いていたときと違って、この2年ほどは他グループに所属するスタッフと顔を合わせたり雑談したりが少なく、この4人としっかり話せたのは今回が初めて。
日頃は読みもの制作のシステムで困ったときに相談させてもらうだけでしたが、それぞれが担当している仕事やチームの雰囲気を教えてもらううちに、胸の奥のほうにじわじわと「心強いなあ」という気持ちが湧いてきました。
テクノロジーグループ全体でお店のシステム面を支える。役割を分担しながら、みんなでいい方向を目指していく。そんな姿勢に触れることができ、北欧、暮らしの道具店を支える同じ一人のスタッフとして自分もしっかり役割を果たしていこうと、背筋がしゃんと伸びました。
さて、次回はどんなチームの仕事が登場するでしょう。また読んでいただけたら嬉しいです。
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