【快眠ラバー】第2話:暑がりさんを優先して。熱帯夜でもぐっすりが叶う快眠術

編集スタッフ 岡本

寝汗をかいて起きてしまったり、冷房が効きすぎて寒くなったり。夏は心地よく眠るのが難しい季節。

そんな熱帯夜を健やかに乗り越えるために、快眠のコツをお届けする特集です。

お話を伺ったのは、睡眠コンサルタントの友野(ともの)なおさん。

睡眠のメカニズムについてお届けした第1話につづいて、第2話では、どうして夏は寝苦しいのか? そしてその解消法について教えていただきます。
第1話を読む

 

夏の寝苦しさの原因は「暑さ・湿気」

友野さん
「夏の気候は、『高温・多湿』ですよね。日が沈んだあと、夜も同じ状態が続いています。

人は汗をかくことで体温を調節しますが、湿度が高いと放熱のために出た汗が蒸発せず、肌や洋服にそのまま残ってしまいます。

それが日頃感じている、汗によるべたつきです。

その不快感から目が覚めてしまったり、しばらく経つと洋服の中の温度が急激に下がって寝冷えに繋がったりするんです。

高温かつ多湿な環境は、就寝中の心身のストレス負担に繫がっているという声もあります」

汗のベタつきも寝冷えも、つい最近感じた不快感。毎年訪れる悩みだからこそ、解決法が知りたい! と切実さが募ります。

 

カラリと涼しい部屋をつくる設定温度って?

友野さん
「28度を超えると睡眠が妨げられることが報告されているので、冷房の設定温度は26〜27度くらいがおすすめです。

湿度は季節問わず、55%くらいだとジメジメした感じがなく、汗をかいてもさらりとする人が多いと思います。

よい睡眠は入眠(眠りはじめ)が肝心なので、あらかじめ25度くらいの低い温度でしっかり部屋を冷やして寝るタイミングで設定温度を上げたり、眠る少し前に除湿モードでカラッとさせたり、といった方法も試してみてください。

スムーズに入眠でき、そのまま深い睡眠に繋がるはずですよ」

 

サーキュレーターは置く場所が肝心。

友野さん
「冷房と合わせて、サーキュレーターを使うと効率よく涼しくできます。

ポイントは、置く場所。冷房の吹き口に向かって風を送るようにサーキュレーターを置いてください。

そうすることで冷房からくる涼しい風が部屋全体に行き渡り、寝室内の空気の淀みを解消してくれます

 

夏は暑がりさんを優先して、寝具で調整を

友野さん
「暑がりな家族と一緒に寝ていると冷房が効きすぎて寒くなってしまう、というお話をよく聞きます。

そんなときは、寒がりさんが『長袖パジャマ+夏用の薄手の羽毛布団』で寒さ対策をしつつ、冷房の設定温度は暑がりさんに合わせてあげるのがおすすめ。

寒さは寝具で調整できますが、暑さはある程度室温が下がらないと汗が引かず、寝苦しさに繋がってしまうためです」

これはまさに我が家でも抱えていた悩みです。1歳の娘の夜泣きが今月になって復活したのは、もしかしたら寝室の部屋が暑すぎてぐっすり眠れていなかったのかも。

今夜からは冷房の温度を下げて、私は布団をかぶって眠ろうと思います。

 

それでも汗をかいて夜中に目覚めてしまったら

友野さん
「最近は日ごとの気温差が激しく、毎日同じ環境をつくるのが難しいですよね。

特に暑い日やふだんから汗をかきやすいと分かっている場合には、着替えのパジャマや水分、大きめのバスタオルを用意しておくといいかもしれません。

肌に汗がついたままにしておくと不快感に繋がるので、パジャマを着替えてバスタオルをベッドに敷いて、サラリとした状態でもう一度眠りましょう。

また汗をかきそうだからと水分を控えると健康上よくないため、水分補給はしっかり行ってくださいね」

友野さん
「枕カバーやベッドパッドに冷感接触アイテムを使ってみるのもいいですよ。

触れたときに表面がひやっと感じるというものなので、接触冷感を使うと体を冷やしてしまうのではと気にしすぎなくても大丈夫。麻素材も表面がひんやりする特徴があるので、夏の寝具選びの参考にしてみてください」

 

帰省先など。ふだんと違う場所で安眠するには?

どこでも眠れる! という人に憧れてしまうほど、眠りについては「いつもと違う」が苦手なタイプです。

帰省先や旅先で。はたまた寝具を変えたら慣れるまで時間がかかるといった人に向けて、対処法を聞いてみました。

友野さん
「入眠儀式と言われる、眠る前に行う習慣をもっておくと安心です。

脳に対する『眠るための条件付け』で、これをすると自分は眠くなるという自己暗示がかかるようになるんです。

パジャマを着る、好きな香りをかぐなど、シンプルな内容でOK。

眠る前のおまじないのような感覚で毎日続けると、旅行先はもちろん、嫌なことがあって心がざわざわしたときなども入眠儀式をひと区切りとして、ベッドの中まで考え事を引きずりにくくなります。

また旅先のホテルの寝具が合わないなど具体的に睡眠を阻害するものがあるならば、いっそ使わないという手も。枕ならバスタオルを重ねて自分好みの高さにするなど別のもので代用できないか考えてみてもいいかもしれませんね」

冷房の使い方やどこでもすんなり眠る方法など、快眠のために試してみたいことがたくさん。

手始めにベッドパッドを冷感接触タイプにしてみたら、「ひんやりして気持ちいい〜!」と子どもたちがすりすりしていました。

心地よい眠りのためグッズに頼るのもありかも。そんな思いを胸に、第3話ではおすすめの快眠グッズをご紹介します。

(つづく)

【写真】滝沢育絵

もくじ

 

友野 なお

睡眠コンサルタント、産業心理カウンセラー。睡眠を見直すことで体質改善に成功した経験から睡眠を専門的に研究。睡眠の専門家として講演会やグッズ開発、執筆活動などを行う。4歳と2歳の子どもを育てる二児の母。著書に「ぐっすり眠れる不思議な塗り絵」(西東社)「ねこ先生クウとカイに教わるぐっすり睡眠法」(KADOKAWA)など。HPはこちら http://tomononao.com/


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