【かんたんFIKAお菓子】後編:平日の「常備おやつ」にぴったり。はじめてでも作れる「アーモンドビスコッティ」

平日のひと息にも、休日ののんびり時間にも、あると嬉しいのがコーヒーと一緒におやつを楽しむ時間。
そんな時間に、自分好みのお菓子を作って用意できたらいいなと思うけれど、普段お菓子作りをあまりしたことがない自分にはハードルが高いかも、と諦めていました。
でも、もしお菓子作り初心者の自分でも簡単に作れるおやつがあれば、大好きなコーヒーの時間をもっと特別なものにできそうです。

そこで今回、身近な材料を使って手軽に作れるお菓子のレシピを数々ご紹介している、お菓子研究家・吉川文子(よしかわ ふみこ)さんに、手軽に作れてコーヒーに合うお菓子のレシピを教えていただきました。
前編では、身近に手に入る材料で簡単に、30分で作れる「シナモンロールスコーン」のレシピを教えていただきました。
シナモンロールスコーンのレシピを見る
後編では、平日のひと息コーヒータイムに常備しておきたくなるお菓子「アーモンドビスコッティ」をご紹介。
基本の作り方は、前編のシナモンロールと同じ。特別な材料を揃える必要なく、初心者でも手軽に作ることができるレシピです。
2週間保存できるから「常備おやつ」にも◎
アーモンドビスコッティ

材料(10本分)

A
・薄⼒粉 120g
・三温糖 30g
・塩 ひとつまみ
・シナモン ⼩さじ1/2
・ベーキングパウダー ⼩さじ1/2
・卵 1個(50g)
・植物油 20g
・アーモンド(ホール・ロースト) 50g
01:材料を混ぜる

Aをボウルにふるい⼊れて中⼼に⽳を開け、卵と植物油を加えて中⼼部分をよく混ぜる。
02:生地を混ぜる

カードで周りの粉を中⼼にかぶせるようにして混ぜ、粉が半分くらい混ざったらカードやゴムベラで生地を切るように混ぜる。

粉っぽさがなくなったらカードで⽣地をボウルの底に3〜4回すりつける。
<POINT>
すりつける作業を行うことで、生地がなめらかになります。
03:生地を切って重ねる

▲切って重ねるを繰り返して生地に層を作ることで、焼き上がりがサクッとした食感に
なじんできたら、生地を切っては重ねる作業を3〜4回繰り返し、ひとまとまりにする。
04:生地をのばして成形し、焼く

ボウルに強力粉または薄力粉(分量外)で打ち粉をして、⽣地をボウルの底に⼿で押し広げる。
<POINT>
打ち粉をすることで、生地がベタつきにくくなり、作業しやすくなります。

広げた生地にアーモンドを散らし、⼿で⽣地の中に押し込む。

アーモンドを包むようにして半分に折り、オーブンシートの上に取り出す。
生地を9×16㎝の⻑⽅形に形作り、180℃に予熱したオーブンで25分焼く。
05:生地を切り分け、再び焼けばできあがり!

焼き上がったら10分ほど置いて、温かいうちにパン切りナイフで1.5cm幅に切り分ける。
<POINT>
焼き上がった生地は、斜め方向に切り分けると崩れにくくおすすめです。

切り⼝を上にして天板に並べ、150℃に予熱したオーブンで20分焼けば、できあがり!

吉川さん:
「焼いてから2週間ほど保存できるので、ビンなどにいれて常備おやつとしてもおすすめです。
平日のコーヒー休憩のおともとしても、ぜひ作ってみてください」
サクッとした食感にアーモンドが香ばしく、コーヒーとの相性もばつぐんのビスコッティ。甘さも控えめなので、甘いものが得意でない方も楽しめるお菓子です。
ちょっとのんびりな休日には、シナモンロールスコーンを。平日のちょっとの息抜きには、作っておいたアーモンドビスコッティを。
そう想像してみるだけで、これからのコーヒー時間が、もっと充実しそうだなぁと楽しみになってきました。
(おわり)
【写真】滝沢育絵
もくじ


吉川文子
菓子研究家。「バターを使わないお菓子」や「糖質オフスイーツ」を中心に、書籍、雑誌等で多数のレシピを紹介。2020年より、YouTubeやインスタグラム、オンラインサロンにて動画でのレッスンも開催している。
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