【ごきげんサンド】04:くるみの食感がアクセント。おつまみにもなる「かぼちゃサラダと生ハムのサンドイッチ」

新しい出会いにソワソワ、わくわくの4月。
浮き立つ心のなかでも春を楽しむ気持ちがわいてきそうな、作って楽しい、目で見て嬉しいサンドイッチのレシピを、料理家の小堀紀代美(こぼり きよみ)さんに伺っています。
第4話でご紹介するのは、かぼちゃサラダと生ハムのサンドイッチ。ぱくっとつまめて、ホームパーティーやお酒のおともにもぴったりです。
白ワインをお供に、ベランダで食べたい
「かぼちゃサラダと生ハムのサンドイッチ」
材料(作りやすい分量)

食パン…4枚(小さめ)
かぼちゃ…1/6個(果肉約100g)
ベビーリーフ… 適量
バター…10g(常温に戻しておく)
生ハム…4枚
くるみ…約30g
粗塩…適量
黒こしょう…適量
A
サワークリーム…30g
生クリーム(35%)…大さじ2
※食パンは10枚切りほどの薄さがよいです。おすすめは、ライ麦や全粒粉でできた少し酸味があるタイプだそう
作り方
1. かぼちゃサラダをつくる
種とワタをとったかぼちゃを、180度に予熱したオーブンで40分間焼く。もしくは、さっと水にぬらして耐熱皿に入れ、ふんわりラップをして600Wのレンジで2〜3分加熱する。
▲水分が飛んで甘味が凝縮するのでオーブンがおすすめです
やわらかく火が通ったかぼちゃの果肉をボウルに入れ、Aを加えてなめらかになるまでしっかり混ぜる。

2. サンドイッチをつくる(1つ分)
① 食パン2枚の内側に半量のバターを塗る。

小堀さん:
「パンはお好みで大丈夫ですが、おすすめはライ麦や全粒粉でできた少し酸味があるタイプ。
かぼちゃの甘みを引き立ててくれますよ」
② 半量の生ハム、かぼちゃサラダ、くるみの順でのせていく。

▲くるみは食べやすい大きさに砕きながらのせます
③ 粗塩と黒こしょうを少々ふり、ベビーリーフをのせる。もう1つの食パンではさんで上からぎゅっと押したら、好みの大きさにカットして完成。 ※同様にもう一つサンドイッチを作る


小堀さん:
「ベビーリーフは、クレソンやセリなど他のほろ苦い野菜に替えてもおいしいですよ。
粗塩と生ハムでしっかり塩気を加えることで、かぼちゃの甘さがぐっと引き立つ組み合わせです」

なめらかなかぼちゃサラダの甘みと、生ハムの塩気、くるみのごろっとした食感……噛めば噛むほどいろんな味が広がって、たまらないおいしさです。
休日の昼下がりのベランダで、冷たい白ワインのお供に食べたら最高だなあ、と想像してしまいました。

全4話でお届けしてきたサンドイッチ特集、お気に入りのレシピは見つかったでしょうか。
取材を通して、身近な食材や冷蔵庫の余りものを受け止めて美味しく変身させられる、サンドイッチのパワーを知ることができました。
晴れた週末に公園でとびきり美味しいサンドイッチを頬張ったら、それだけで心が満たされそう。そんなごきげんなサンドイッチ日和を過ごすのが今から楽しみです。
【写真】上原朋也
もくじ
小堀紀代美さんの焼き菓子レシピはこちらから


小堀紀代美
料理家。カフェのような食堂のような「LIKE LIKE KITCHEN」を経て同名で料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』楽しくをモットーに。インスタグラムは@likelikekitchen から。
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