【あの人ならどう着る?】前編:ニットで始める秋支度。青木沙織里さんの私服コーディネート

編集スタッフ 西


そろそろ、秋支度?
大人なニットのおしゃれ計画


当店のニットの中でも不動の人気を誇る「ベーシックニット」と、コーデが華やぐ新定番の「差し色ラインのハイネックニット」。

秋冬のおしゃれに欠かせない2つのアイテムを使って、モデルの青木沙織里(あおき さをり)さんに大人なコーディネートを提案いただきました。

商品ページではモデルとして出演いただいている青木さん。

実は、私服がおしゃれなことで、クラシコムの社内でも話題になっていました。

聞けば「色の組み合わせを考えるのが大好き!」なんだそうで、毎日着ていくお洋服は靴やカバンも一式を床に一式並べて、俯瞰の目でコーディネートをチェック。それが毎朝のルーティンになっているそうです。

そんな日々の積み重ねで養ったセンスが認められ、今ではモデル業と並行して、モデルや役者仲間のトータルコーディネートもお手伝いしているのだとか。

前編では、青木さんが着こなす「ベーシックニット」3色をご紹介します。

差し色ラインのハイネックニット編はこちら

 

肌に馴染む「くすみカラー」だから、気負わずに着られます

青木さん:
「ベーシックニットも、ライン入りハイネックニットも、ほんのり『くすみ』が入ってる色ですよね。

このくすみカラーは、どんな色とも馴染んでくれるのでコーディネートの幅も広がるし、年齢を問わずどの色も使いやすいと思います。

それからこの厚みもちょうどいい。

薄手なのでカットソーやトレーナー感覚で気楽に着られるけれど、暖かくて重ね着もできる。秋から本格的に寒くなる冬まで長く重宝しそうです」

ベーシックニットは体型だけでなく、着こなしの選択肢も広がればという思いからMとLの2サイズ展開で販売しています。

青木さんには、コーディネートに合わせたサイズ選びのポイントもお伺いしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 01.
主役はピスタチオカラー
ゆったりLサイズにシャツを重ねて

青木さん:
「ピスタチオは普段小物で取り入れることもあるくらい、もともと好きな色。

今回はそんなニットを主役にしたくて、ボトムスにはグレーのスカートを合わせました。ピスタチオはネイビーや、濃色のデニムとも相性がいいと思います」

青木さん:
「着用したのはLサイズ。ニットの下にシャツを合わせることと、ボリュームのあるシルエットのスカートとのバランスを考えて選びました。

ちょこっと出したシャツの裾がポイント。ニットとスカートの繋ぎとして白いシャツを挟むことでメリハリが生まれる気がします」

青木さん:
「首元も詰まりすぎず、空きすぎず。ソワソワしないちょうどいい具合です。

袖口や首周り、裾に入っているさりげないデザインにも惹かれました。

ニット自体はベーシックな形だけどディティールが凝っていて、この模様があるのとないのだときっと印象が大きく変わるなと。

今回はシャツを重ねていますが、1枚でもちゃんとおしゃれに決まるのが嬉しいです」

 

02.
ブルー×ブラックは鉄板
大人のサロペットコーデ

青木さん:
「ブルーとブラックは好きな色の組み合わせ。今回はサロペットのインナーに。

アンサンブルみたいに着たかったので、上からボーダーのカーディガンを羽織りました。

着用したのはMサイズ。サロペットを重ねてももたつかず、すっきり着られました。

子どもっぽくならないように、靴はスニーカーではなくフラットシューズを合わせています」

青木さん:
「アクセサリーは、個性的な大ぶりの指輪をひとつだけ。

アクセサリーはあまり沢山のものを重ねてつけるよりも、主役を決めて選ぶことを意識しています。

この歳になるとね、張り切って見えるのも嫌なの。それにどれもお気に入りだから、しっかり主役の子が目立つようにしたいなって思うんです」

青木さん:
「かごバッグとボーダーのアイテムは大好きでつい集めてしまいます。かごバッグは好きが高じて、手作りしたこともあるほど。

今回はカーディガンを合わせましたが、ニットの下にボーダーのカットソーを重ねて袖や裾からチラッと覗かせるのもきっと可愛いと思います」

 

03.
エクリュは着回し力No.1
上品スカートコーデの名脇役に

青木さん:
「エクリュは単体で見ると一見地味に感じるかもしれないけれど、どんな色とも合う万能カラー。着回しやすくて、1枚持っていると重宝すると思います。

着用したのはMサイズです。スカートが裾に向かって広がるAラインのシルエットだから、上半身はコンパクトにしてバランスを取りました」

青木さん:
「今回の主役は赤いスカート。上半身はシンプルに仕上げたかったので、華奢でさりげないネックレスとブレスレットを選びました。

全体の色味が地味かも?と感じたときは、首まわりに個性がきらっと光る遊び心のあるデザインのアクセサリーをつけたり、ストールで色を足したりするのもいいと思います」

 

04.
Lサイズなら敢えてボーイッシュに
パンツを活かすワントーンコーデ

青木さん:
「同じエクリュのLサイズです。こちらはボーイッシュに、余裕のある感じで着たいなと思ってコーディネートしました。

ホワイトのボトムスはモデルとして出演した『さりげないヘリンボーン柄のストレートパンツ』。シルエットが気に入って、去年2色買いしたんです。

これを主役にしようと決めた後、じゃあトップスはどちらのサイズ?と考えたときにMよりLの方がシルエットが活きていいなと思いました」

青木さん:
「ぼんやりした色も好きなのですが、このワントーンコーデは小物で色を足しつつ、ネイビーのアウターでぐっと引き締めました。

このコーディネートではメガネをかけたので、ピアスやネックレスはつけていません。メガネもアクセサリーと同じ感覚で、これを主役と決めたら、顔から近い距離に他の飾りをつけないのがマイルールです」

青木さん:
「普段ニットを買うときに、まず気になって店員さんに聞くのは『自宅で洗えるか』というところ。

ベーシックニットは自宅で洗えるみたいですね。滑らかな肌触りで、着心地もよかったです」


差し色の取り入れ方や、小物選びのセンスが光る青木さんのコーディネート。

アイテム自体はどれもベーシックなので、無理なく取り入れることができそうです。

続く後編では、「差し色ラインのハイネックニット」を使った私服コーディネートを拝見しながら、無理なくおしゃれを楽しむ工夫を伺います。

ベーシックニットの商品ページを見る

※商品ページでは「モカ」と「ブラック」を青木さんが着用した様子もご覧いただけます。

photo:芹澤信次
hair&make:宇津木明子(kilico.)
model:青木沙織里(The Six Sense)

※このコンテンツの著作権は株式会社クラシコムが保有し、モデルの肖像権については所属事務所 (The Six Sense) が保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。


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