【油揚げでおつまみおかず】02:お肉がぎっしり。食べごたえ満点「お揚げぎょうざ」
ライター 瀬谷薫子
手軽で食べごたえのある油揚げ。副菜作りに重宝しますが、メインのおかずにできたらもっと嬉しい。
今回は油揚げで作る、お酒にもごはんにも合うおつまみおかず2品を料理家の吉田愛さんに教わっています。
2品目は、皮の代わりにお揚げを使った、変わり種ぎょうざです。
にらの香りが食欲そそる
こんがり香ばしい「お揚げぎょうざ」
材料(2人分)
油揚げ…2枚
豚ひき肉…150g
にら…30g
長ねぎ…8cm(白い部分)
A
おろししょうが…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2
片栗粉・酒・オイスターソース・ごま油…各大さじ1/2
しょうゆ…小さじ1
胡椒…少々
油(サラダ油や米油など風味が強くないもの)…少々
作り方
1.具材の下ごしらえ
にらは5mm幅に刻み、長ねぎはみじん切りにする。
油揚げは菜箸で表面をコロコロと転がして、袋状に開きやすくしてから、長い辺に切り込みを入れ、袋状にする。
2.ぎょうざのたねを作る
ボウルにひき肉とAを入れ、粘りが出るまで混ぜてから、にらと長ねぎを加えて均一になるようさらに混ぜる。
吉田さん:
「先にひき肉に調味料を加えて、下味をつけてから野菜と合わせるのがポイントです。野菜から余分な水分が出ず、うまみが閉じ込められます」
3.油揚げにたねを詰める
2のたねを2等分にして、油揚げにそれぞれ詰め、平らにならす。
4.フライパンでこんがり焼く
フライパンに薄く油を敷き、3を並べてふたをする。中弱火で、焼き色がつくまで両面をそれぞれ4〜 5分ずつ焼く。
両面がきつね色になり、たねに火が通ったら、食べやすい大きさに切って器に盛ればできあがり。しょうゆ・酢・ラー油をお好みで合わせて召し上がれ。
吉田さん:
「焼くときはふたをするのがポイント。しっかり中まで火が通り、ふんわりと仕上がります。たねがぎっしり詰まっているので、ボリューム満点。油揚げ1枚でしっかりお腹いっぱいになりますよ」
お揚げに詰めて切り分けるだけ、包まないでOKな手軽さが嬉しいお揚げぎょうざ。
味はぎょうざそのものですが油揚げの風味が合わさって、どこか和風に。ありそうでなかったはじめての味わいに、箸がどんどん進みました。
全2話でお届けしたお揚げのおつまみおかず。おいしいのはもちろん、ちょっと面倒な工程も、油揚げを使うことでぐっと楽になって、一石二鳥のレシピでした。
手軽でおいしくヘルシーに。良いことづくめの油揚げレシピ、ぜひお試しになってみてください。
【写真】衛藤キヨコ
もくじ
吉田 愛
東京、京都での日本料理店勤務を経て独立。本格的な和食からつくりやすい家庭料理まで、雑誌やwebで幅広く提案する。唎(きき)酒師の資格をもち、お酒に合うメニューやつまみの提案も得意。近著に「お弁当にもおつまみにもなる作りおき」(主婦と生活社)、「“だし”を使わなくてもおいしい煮もの」(主婦と生活社)など。Instagram:@ai2ueo
感想を送る
本日の編集部recommends!
あの人気のオイルインミストが送料無料になりました!
発売から大好評いただいている化粧水・美容乳液も。どちらも2本セットでの購入がお得です◎
今すぐ頼れる、羽織アイテム集めました!
軽くてあたたかいコートや、着回し抜群のキルティングベストなど、冬本番まで活躍するアイテムが続々入荷中です!
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】しあわせな朝食ダイアリー
身体に合って軽めに食べられる和風スイーツのような朝ごはん