【助かるおかず】第2話:白菜をおいしく消費! あと1品にうれしい「白菜と焼きささみの塩昆布サラダ」
ライター 瀬谷薫子
おやすみモードがなかなか抜けない正月明け。頑張らなくても作れて、ちゃんとおいしい「助かるおかず」3品を、arikoさんに教わりました。
2品目は、旬の白菜で作る手軽なサラダ。さっぱりした味付けながら、お肉が入ってボリュームも満点。余りがちな白菜をおいしく消費できる嬉しいレシピです。
いくらでもいけちゃう軽やかさ。
シャキシャキ白菜とささみの塩昆布サラダ
材料(2人分)
白菜…1/6株
鶏ささみ…3本
塩昆布…大さじ2
梅干し(大粒)…1〜2粒
A
酢…大さじ1
しょうゆ…小さじ2
塩…小さじ1/4
油(太白ごま油、米油、サラダ油など風味の強くないもの)…大さじ2
作り方
1. 白菜の下ごしらえ
白菜は4cm幅に切ってから、細切りにする。水にさっとさらしてからざるにあげる。
arikoさん:
「水にさらすことで、シャキッとした食感になります。長時間浸けすぎると旨みが出ていってしまうので、数分でOKです。
すぐに使わないときは、水気を切ったあとでポリ袋などに入れて冷蔵室で保管しておけば、シャキシャキの食感が保てます」
2.鶏ささみの下ごしらえ
鶏ささみは塩少々(分量外)をふり、室温に戻しておく。
フライパンにサラダ油少々(分量外)を中火で熱し、両面にこんがり焼き目がつくまで焼く。
粗熱がとれたら、好みの大きさにちぎる。
3.全体をあえる
ボウルに1と2、塩昆布、種をとって大きめにちぎった梅干し、混ぜておいたAを順番に加えて、手で全体を均一になるようざっくりとあえればできあがり。
arikoさん:
「全体をあえるのは、菜箸やトングよりも手を使うことでムラなく均一に仕上がります。
梅干しの代わりに薄切りにした柿を加えてもおいしいですし、りんごを加えて、マヨネーズとアップルビネガーで調味すれば洋風にも。いろいろとアレンジが効く1品です。
時間が経つと水分が出て浅漬けのようになります。これはこれでおいしいですが、塩昆布から色が出て見た目が変わってしまうので、出来立てを食べていただくのがおすすめです」
シンプルなサラダだからこそ、白菜のシャキシャキ感がおいしさの核に。パリッと瑞々しい白菜は鍋とはまた違うおいしさでした。
水にさらすこと、しっかり水を切ることがポイント。ひと手間でおいしくなるので、ぜひお試しください。
【撮影】福本和洋
もくじ
ariko
ファッション誌を中心に活躍するするエディター、ライター。インスタグラム(@ariko418)での料理の投稿が人気を集める。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのごはん」「arikoの家和食」(講談社)「arikoの喫茶室」(マガジンハウス)など。新著は「arikoの日々、麺、ごはん」(扶桑社)。
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