【あそびに行きたい家】狭いからこそ一緒に過ごせる時間も長く。60㎡に4人で気分よく暮らす
編集スタッフ 青木
狭さをポジティブに
家族4人で気分よく暮らす部屋
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのはアフタヌーンティー・ティールームで商品開発の仕事に携わる坂下真希子さん。
60㎡、2LDKのマンションに夫と高校生の息子と小学生の娘で暮らしています。夫婦2人で住み始めた家も今では4人暮らしに。
「4人で暮らすには少し手狭に感じていますが、だからこそ家族と一緒に過ごせる時間が長いのは嬉しいんです」と話す坂下さん。
限られたスペースで使いやすく、心地よい家にするための工夫やアイデアが詰まっている坂下さんの家づくりをぜひYouTubeでお楽しみください。
手が届く範囲が嬉しいキッチン
2面採光で明るいキッチンは坂下さんのお気に入りの場所。窓の向こうには大きな桜があり、外を眺めながらほっと一息つく時間が好きなのだとか。
坂下さん:
「キッチンカウンターはリノベーションの時に建築士さんにおすすめされて、希望していた奥行きよりも10cm広げてもらいました。
最初は通路を広く取れる方が良いと思っていたのですが、実際に暮らして使ってみるとカウンターに物を置きやすいし、振り返るとすぐに手が届くのが便利なんです」
▲カウンターの下は夫がDIYで作った食器棚
坂下さんのキッチンの基本は「見せる収納」。システムキッチンの周りには日々使っている道具がずらりと並べられています。
坂下さん:
「キッチン道具が好きなので色々なものを揃えているのですが、しまい込んでいるとだんだん使う機会も減ってきてしまう気がして……。目に見える場所に置いておけば、道具もちゃんと使えるし、すぐに取り出しやすいですよね」
▲義理の母から受け継いだ50年来の銅の卵焼きフライパン
親子で譲り合いのリビング収納
リノベーションの際、当時の持ち物の量に合った収納スペースを建築士さんに作ってもらいました。
当時は2人暮らしだったけれど、今は4人暮らし。子どもの成長に合わせて必要な物の量も増えていきました。
坂下さん:
「子どもの物が増えたら夫婦の物を減らす。あるスペースを子どもに譲ったから、別のスペースは私たちの場所として使う。限られたスペースを上手く調整しながら収納しています」
▲家の中心にある本棚は背面にも収納スペースがある
自分たちの「好き」は変わらない
子どもが生まれてからは成長に合わせて収納やスペースの使い方を変えてきた坂下さん。それでも、自分たちの「好き」や「居心地の良さ」は変えないことを大切にしてきました。
坂下さん:
「私たちが気持ちよく暮らせるということは、子どもたちにとっても良いことなのかなと思っていて。いつか私たち夫婦の好きなものを知ってくれた時、何を感じてくれるのか楽しみです」
▲松浦弥太郎さんに結婚祝いにプレゼントしてもらったカルダーのポスター
つい先日も部屋に飾ってあるポスターを描いた芸術家の展示会に娘と訪れたのだそう。
家族と一緒にいる時間が長いからこそ、好きなものも家族で共有できる。坂下さんの家には、家族のつながりを感じられる、コンパクトだからこその魅力がありました。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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坂下真希子さん
アフタヌーンティー・ティールームの焼き菓子などの商品開発担当。自営業で働く夫と15歳の長男、10歳の長女の4人家族。ライター一田憲子さんウェブサイト「外の音、内の香」では「<私の段取り日記> 〜毎日はプロセスが楽しい〜」を連載。料理好きが高じて、著書『パンによく合う かんたんサラダ弁当』 (立東舎) も上梓。インスタグラム(@donuts1010)も人気。
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