【いつもの献立にひとさじ】定番メニューの味変や、お手軽ランチにも。「きょうは主役のだし粉」をスタッフ3名が使ってみました
【当店だけの限定企画】味の素社コラボ!ふりかけるだけ「きょうは主役のだし粉」発売の裏側をお届け


【限定企画】味の素社とつくった、「きょうは主役のだし粉」 / かつお風味が本日発売になりました。
料理の仕上げにふりかけるだけで、豊かなだしの風味を加えられ、和食に限らず、洋風メニューにも相性抜群。新生活でバタバタしがちな日々のごはんに、ちょっとしたワクワクを加えて、自炊の心強い味方にもなってくれそうです。
この商品は、味の素株式会社とクラシコムによる「暮らしの素プロジェクト」から誕生したもの。部署も会社の枠をも飛び出して編成された、初めてづくしのプロジェクトの始まりから、発売までの過程を、プロジェクトメンバーの3人に聞きました。


初の顔合わせは2024年6月。味の素社からは、社内公募に手を挙げた瀧本さんと任さん、そして西田さん、クラシコムからも、部署の異なる3人がプロジェクトチームとして参加しました。
▲商品撮影日の1枚。(左から)味の素社の食品研究所に所属する西田さん、クラシコムのデザイナー田野井、味の素社でD2C事業を担当する任さん、「AJINOMOTO PARK」を運営する瀧本さん、クラシコムの商品開発担当の斉木。そしてクラシコムのブランドソリューショングループの高松(撮影日欠席)の6人です
(この記事は、味の素株式会社の提供でお届けする広告コンテンツです)
会社は違えど、ごはんづくりは毎日のことだから。お互いを知る「ワークショップ」
最初にみんなが集まった時点で決まっていたのは、「ひとつの商品を一緒に企画して発売しましょう」ということだけ。
まずは商品が生まれる動機を深掘りするため、日々のごはんづくりにまつわるモヤモヤをディスカッションするワークショップを行うことになりました。
▲たくさん挙がった料理のモヤモヤを見比べて、共通する動機を探っていきました
しかし、そこで早速スタッフ斉木は、はて?と立ち止まってしまいます。
スタッフ斉木:
「私は、子どもが生まれてから数年の紆余曲折を経て、普段の料理はかなりシンプルになっているんです。暮らし全体を俯瞰して、食事に関してはいったんこれでいこう、と。だから、今の時点ではあまりモヤモヤが出てこないと気づいてしまって。
それって、そもそも前提を覆しちゃうかな、と不安になりました。でも、それも包み隠さずプロジェクトメンバーに言ってみたんです。キックオフの段階で、お互いをちゃんと知るために、躊躇しないであえて言葉にしてみることは、普段よりも意識しました」
味の素社 瀧本さん:
「このワークショップを通してお互いを知り合えたし、打ち解けることもできましたよね。
斉木さんと真逆で、私は純粋にモヤモヤしている人。本当は梅仕事のような季節の手仕事もやりたいのに、気づいたら旬を逃してしまっていたり、新しい調味料を試してみたいけど、使い切れるか不安でチャレンジできなかったり。こういう風に料理できたらいいなという気持ちに、現実がついてこない、ということを書き出してみました。
それぞれの考えていることを出してみて、『こんなにいろんな人がいるんだ』というグラデーションを知れてよかったです」
たくさんの議論のなかでチーム全体が共感したことのひとつが「調味料が使いきれない」ということ。自炊に新しい味を取り入れたい好奇心で買ってみるのに、使いこなせないと「在庫」としてプレッシャーに感じちゃうのは、多くの人の実体験かもしれません。
スタッフ斉木:
「料理をするのは日々すごく大変だから、それを助けてくれるツールとして調味料がほしい。だけど、使いきれないと悲しい。そんなジレンマを抱える私たちが気軽にどんどん使えるものがあるといいよね、と意見が一致しました」
「おいしい」を 安心して届けるための試行錯誤


そんな心の内を見せ合うワークショップの最中、実は、任さんの頭の中は段取りのことでいっぱいだったと言います。
味の素社 任さん:
「私の役割は、ここで決まった商品の企画を社内で進めていくこと。商品を発売するタイミングは最初から決まっていて、それは弊社のスケジュールに照らすとすごく早い。だから、こういうかたちで持っていかないと……と焦っていたんですが、途中から諦めました(笑)。
なぜなら、プロジェクトチームのみなさんが、出口を考えて議論するんじゃなくて、本当に今この瞬間だけを捉えて議論してると、強く感じたからです」


通常は商品を発売するまで年単位の時間がかかりますが、今回のプロジェクトのゴールまでの期間は9ヶ月。味の素社の既存の素材の中から、今回商品化したい調味料のイメージにぴたりとはまるものを探すことになりました。
味の素社のキッチンで行われた試食会では、ずらり候補が十数種類も。テーブルにはご飯、生野菜、チキンソテーやお刺身なども並べて、食材や料理との相性もみていきました。
スタッフ斉木:
「どれもおいしかったのですが、だし粉のかつお節の味や食感の楽しさに惹かれました。粉末で気軽にふりかけられるのも便利だし、『だし』という味自体には馴染みがあるからか、その場に並んでいたもの以外にも、合いそうな料理のアイデアがぽんぽん出てきたんです」
瀧本さん:
「粉末だとしたら、小袋に入っているよりも自分で好きな量をかけたい。フライパンを振らなくてもいいようなものにしたい。料理に使う前提じゃなくて、かけるだけでも使いたい。そんなふうに、具体的な商品のかたちが見えてきました」
任さん:
「気軽にふりかけられる商品にしたい。その素材は見つかったのですが、かつお節って保存が難しいんですよね。
その問題をどう解決できるのかは、工場の方々など、いろいろな人と議論したところです。心強かったのが、味の素社の食品研究所に所属している西田さんが、プロジェクトメンバーに参加していてくれたこと。通常のフローでは、研究所の社員が開発の途中段階から入ることはまずないんです。
一緒にプロジェクトに参加し、この商品に込めた私たちの思いを理解しているからこそ、企画の軸をブラさずに、実現可能なパッケージを考えて、いろいろな人に掛け合ってくれました」
大事にしたのは「心の温度が上がる」こと


日々の自炊を助けてくれるような調味料がほしい。自分が好きな塩梅でふりかけられて、食卓にある景色がちょっと嬉しくなるパッケージ。これらを盛り込んだ企画書が、8月には完成していました。
ここまできたら、「北欧、暮らしの道具店」の店長である佐藤へのプレゼンへ。当店で発売される商品はすべて、このプロセスを経て発売しています。今回も例外ではなく、プロジェクトメンバー一同でだし粉について熱く語り、その場で「だし粉をかける」という実演も行いました。
話を聞いた佐藤は、メンバーの商品への想いに共感するとともに、お客さまが実際にこの商品を「使うときの気持ち」はどんなものだろう?と新たな視点を投げかけてくれ、その場で対話を深めることになりました。
スタッフ斉木:
「『新しい調味料を買うときは、ワクワクもしたいよね』と。そこで、だし粉を初めて見たお客さまの気持ち、使うときの気持ちを全員で想像してみました」
スタッフ斉木:
「実際にその場で豆腐にたっぷり『だし粉』をふりかけてみたんですが、見た目がわらび餅みたいになっちゃって(笑)。でもそのくらいかけるのが一番おいしく感じるんです」
瀧本さん:
「その様子も、なんというか地味なんですよね。でも、逆にそのことをポジティブにとらえてみてはどうだろうかと盛り上がりましたね。
『だし粉』はやさしい味わいなので、どさっとかけてもOK。いつもと違う動作が、ワクワク感に繋がるんじゃないかというところまでは、その会議で決められたんです」
任さん:
「すんなりとは企画が通らなかったので、そのときは戸惑う気持ちもありました。でも、佐藤さんに言われた『心の温度が上がる』という言葉がすごく印象的に残っています」
一見地味なものにも光を当てる、普段は脇役なものも主役になれる。そんなコンセプトも、わたしたちがお届けする商品らしい。店長佐藤へのプレゼンを経て、どんなふうにお客さまに紹介したいかを、「もうひとめぐり考えられた」とスタッフ斉木は振り返ります。
かつおのうま味をそのまま食べる「だし粉」が完成


完成した『きょうは主役のだし粉』は、かつお節や昆布だしをバランスよく配合した粉末だし。かつおの削り節が混ぜてあるので、食感のアクセントも加えてくれます。
味の決め手は、やはりかつお節。それは、味の素社がずっとこだわってきた素材でもあり、ぜひ製造現場へプロジェクトメンバー全員で行こうということになりました。
だし粉に使われるかつお節は、静岡県焼津市にある「柳屋本店」のもの。味の素社の「ほんだし®️」の原料のかつお節なども、同じ工場で職人さんによる手仕事で作られています。
▲焼津産のかつお節はナラとクヌギの薪で燻すのが特徴だそう。おいしさへのこだわりを教えてくれました
瀧本さん:
「味の素社は、ずっとだしに向き合ってきた会社です。かつお節については、老舗のかつお節屋さんが手作業で作っているのだという話は、企画初期の段階でクラシコムのみなさんにも、熱く語っていました。
結果的にかつお節を使った商品を発売することになって、製造現場にプロジェクトメンバー全員で行けて嬉しかったです」
スタッフ斉木:
「かつおを捌くところも、勢いのある炎で燻すところも、すごい迫力で想像を超えていました。かつお節の香りにすごくこだわってると聞いてから、家で食べるときには香りを思い切り吸い込んでます(笑)」
任さん:
「当社としては、かつお節がどれほど手間を惜しまず作られているかを、お伝えしようと様々な取り組みを行っていますが、まだまだ届けきれないお客さまもたくさんいます。
今回、『きょうは主役のだし粉』の販売を通じて、『北欧、暮らしの道具店』のお客様にかつお節の魅力を届けられるのが、すごく嬉しいです」
「だし粉」を主役にしたら、いつもよりちょっと楽しい食卓に


不安と緊張に包まれていた9ヶ月前とは違い、今はすっかりチーム感のある3人。プロジェクトのゴールは達成感とともに、一抹の寂しさもあるようです。
瀧本さん:
「それぞれが培ってきたものを持ち寄って、ちゃんと見せ合うことで、すごくいいチームワークで仕事ができたと思います。大変なこともあったけれど、そういった環境でする仕事はすごくワクワクしました。
また、味の素社らしい、かつお節にこだわった商品が完成したのも嬉しくて。私も、あらためてかつお節に向き合うことができたし、私たちが大事にしてきたものに、クラシコムさんと一緒に掘り下げた想いがのっている。そんなだし粉の魅力が、みなさんに伝わると嬉しいですね」
任さん:
「振り返ってみて、2つの会社が一緒に取り組んできたからこそできた商品だと思います。研究所の西田さんが初期からプロジェクトに入ってくれたことや、クラシコムのみなさんの提案をかたちにするために、味の素社内の関係者の力を巻き込みながら挑戦ができたことが、意義深いと感じています」


スタッフ斉木:
「日々の料理を支える調味料を企画するというのは、お店としても初めてのチャレンジでした。どういうものだったらお客さまが『欲しい!』と胸を高鳴らせてくださるか、食べてみたいと思ってくださるか、そして自宅に届いて使うときはどんな気持ちか。
隅々まで、会社という垣根を超えてみんなで想像できたこと、味の素社の長年の知見を存分にいかして安心して食べていただけるものをお届けできることが、純粋にとてもうれしいです。
すでにプロジェクトメンバーはこの『だし粉』に日々の食卓を支えてもらっているので、これならきっと使い切れる、大丈夫と信じて、たくさんの方のキッチンに迎え入れていただけることを願ってます」
***
最後には、「発売日は、味の素社とクラシコムでそれぞれドキドキしてるでしょうね」と言い合っていた3人。『きょうは主役のだし粉』、商品ページもぜひご覧ください。
頼れる&お手軽レシピも!商品ページはこちら
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