商品プランナー　加藤

こんにちは、商品プランナーの加藤です。

だんだんと近づいてくる春の足音に、どことなく心も弾みますね。そんな季節に手に取りたくなるのが、シャツやブラウス。ベーシックなものもいいけれど、どこかワクワクした春先には、華やかなデザインにも心惹かれます。

本日発売のフリルブラウスは、春を感じるいまの気分にまさにぴったり。さっそくご紹介をさせてください。

 

“甘さ” と “かっこよさ” が絶妙なスタイリングに憧れて

年齢を重ねるにつれ、シンプルなトップスよりもディテールのあるトップスが気になるようになりました。

華やかなデザインが、顔周りを明るく見せてくれそうという理由で、個人的にも気になっていたフリルブラウスですが、可愛いテイストや大きなフリルが自身の雰囲気に似合うのか自信がなく、あまり積極的になれずにいました。

そんななか、胸元にフリルがあしらわれたブラウスを、私より目上の方が着ていらしたのを見て思わず目を奪われたんです。

フリルの華やかさをまといつつ、キリッとパンツを合わせた甘辛コーデで、エレガントにもカジュアルにも偏りすぎない、絶妙な着こなし。決めすぎず、こなれたスタイリングがまさに理想で「こんな風に着こなしたい！」と胸が高鳴りました。

そんな憧れの想いからスタートした今回の企画。

フリルを存分に楽しみつつどこかほんのりかっこいい。甘辛コーデが叶う大人のためのブラウスを目指しました。

 

たっぷりフリルの甘さを「縦のライン」でキリッと中和

甘すぎない、ほどよくキリッとも着られるブラウスを目指して、意識したのがV開きの襟ぐりや落ち感のあるフリルといった、縦ラインを強調するデザインを入れること。

フリル = ふんわり、可愛いといった印象に、キリッとしたディテールが加われば、これ一枚で絶妙な甘辛バランスの着こなしが叶えられると考えました。

フリルはたっぷり入れて華やかさをもたせつつ、着こなしやすさを担保するためボリュームはほどよく落ち着かせて。フリルが広がりすぎずIラインになるように、襟から裾にかけてカーブをつけ、下に向かって落ち感が出るように設計。

そのほかにもギャザーの分量やフリル幅など、細やかにパタンナーさんと相談して決めました。

前開きにすれば羽織にも。

シンプルなシャツとはまた違ったニュアンスあるコーディネートを叶えます。Vの鋭角ラインを緩やかにしているので、前ボタンを開けたときに、襟がパタパタしない点もこだわったポイントです。

 

大人のリラックス感を目指した素材選び

使用しているのは、着心地かろやかなコットン素材。決めすぎないラフな着こなしをイメージして、ワッシャー加工を施した生地をセレクトしました。はじめからほどよいシワ感とくったりやわらかな着心地が楽しめます。

さらに製品にした後に洗いをかけ、主役のフリルをやわらかな印象に仕上げました。

多少のシワも気になりにくく、洗いざらしで着ていただけます。フリルは形を整えて干せばノーアイロンでOK。お手入れが楽ちんなので、手に取る回数が自然と増えそうです。

カラーはカジュアルさはありつつ、上品なニュアンスもたたえた、グレージュとブラックの2カラー展開。

ボタンの開け閉めや袖口をたくしあげるなど、着こなしによってさらに表情豊かに楽しめます。商品ページのスタイリングでもその様子をたっぷりご覧くださいね。

憧れのあの人の着こなしに少しでも近づけたら……そうしていつか今より自分らしくのおしゃれが楽しめるようになりたい。なんて思いを馳せながら取り組みました。

このブラウスが、みなさんと新しい季節をともに楽しめる1着となりますように。

商品ページはこちら

photo & movie：濱津和貴
model：八木亜希紗 （株式会社シュルー）
styling：岡本さなみ
hair&make：吉川陽子

※このコンテンツの著作権は株式会社クラシコムが保有し、モデルの肖像権については所属事務所 （株式会社シュルー） が保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。

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