【特集|わたしのコンディションづくり】第3話:日々の食べものとコンディションの良い関係。
編集スタッフ 田中
5日間の連載で、スタイリスト・四分一亜紀さんのコンディションづくりをお届けしています。心の在り方、食べ物、習慣、身につけるもの、など、いい仕事や楽しい毎日につながる日々を取材しました。
日々の食べものとコンディションのいい関係。
「おなかが空いているときに食べるものは、身体にしみわたる気がする」という四分一さんのお話を伺っていて、食べものがつくる身体の大切さを強く感じました。
そんな四分一さんの食生活を教えていただきました。
食材は、お取り寄せでバランスよく。
朝はパンですが、夕飯は和食が中心。でも、不規則な仕事で買い物にも行けるときと行けないときがある、、、そう悩んでいたときに出会ったのが、「お取り寄せ野菜」。
カタログからも選べるけれど、週一回「野菜つめあわせコース」を選んだのだそう。
というのも「根菜とか下処理が苦手で、自分で買いものいくと敬遠してしまうけど、このコースだと旬になれば毎週ごぼうがやってくるんだよね(笑)。食べざるを得ない」と笑う四分一さん。
ちゃんと旬のものを手にとって、バランスよく食べることのほうが難しいのかもしれません。このお取り寄せを始めて数年、夫婦ともども大きく体調を崩していないんだとか。
主菜は「肉」「魚」を交互に。
▲(上から)牛肉ミンチ、いわしの開き、西京漬けの切り身
食事をバランスよくとりたくて始めたのが、主菜を「肉」「魚」「肉」「魚」、、と交互にすることだと言います。
四分一さん:
「わたし、献立を決めるのがすっごく苦手だと気づいて。以前料理家さんの著書で読んだ、この主菜の選択方法を実践しています。
今日は肉だから、、保管してあるお肉の中から選び、副菜をあわせて作る。料理は好きだから、主菜が決まっていると本当に楽だなあと感じています」
「ゆる常備」が助ける献立づくり。
▲(左上から時計回りに)小口ネギのカット、茎わかめの黒酢漬け、にんじんとセロリの甘酢漬け、ほうれんそうを茹でたもの
主菜が決まれば、副菜は第2話でも登場した「常備菜」が活躍します。
ご本人的には「ゆるい常備」だとのこと。「ほうれん草使うなら、まとめて茹でておこうとか、にんじん1本全部使わないけどカットしておいてセロリとあわせてマリネにしよう、とかそんな簡単なものですよ」と。
でも、この副菜のあるなしで心の安心度も違いそうですよね。
▲左:自家製甘酢、右:自家製めんつゆ
この2つの調味料は、ストックを切らさないようにしているそうですよ。
これがあれば、野菜の保管にも、ささっと調理にも安心だと言う四分一さん。甘酢は夏に梅酢でつくるものを元に、一年分ほど大量に作るので少しずついただくのだそう。
大好きなcimaiのパン。
お気に入りのパン屋さんはたくさんあるけれど、今回教えてくださったのは埼玉県・幸手市にある「cimai(シマイ)」のパン。
その名のとおり、姉妹で営むお店です。お姉さんは天然酵母で、妹さんはイースト、と違うタイプのパンづくりでひとつのお店なんだとか。地元・幸手だけでなく、全国いくつかのお店に出張販売すると、すぐになくなってしまう人気のパンなんです。
もともと姉妹とお知り合いだったので、お店を開くとき内装を手伝ったのだと、思い出話を楽しそうに話していらっしゃいました。
食パン、カンパーニュ、くるみのパン、マフィン、、、すぐに食べない分は冷凍して保存し、朝ごはんにいただいていると言います。
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今日教えてもらった食材たちは、からだに血肉となって行き渡るものだなあと改めて感じました。
四分一さんが自分の暮らしをみつめて、ベストな方法を徐々に編み出している様子が伝わってきましたよね。ついつい帰り道に、旬の地元野菜を売るお店によって、元気のよさそうな野菜を購入したわたしでした。
明日は、たまに崩してしまう体調不良のときのレスキューアイテムを聞きましたよ。
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