【ここから始める多肉ライフ】第6話:お気に入りの器に多肉を植え替えよう!
編集スタッフ 二本柳
聞き手・文・写真 スタッフ二本柳
多肉植物専門ストア「solxsol(ソルバイソル)」の松山美紗さんに教わり、初心者でもはじめられる基本的な多肉の育て方をお届けしています。
第6話となる本日はちょっぴり上級者向け。お家にある食器や空き缶など、お気に入りの容器に多肉を寄せ植えしてみましょう♪
それだけでもかわいい多肉ですが、器を変えるだけでよりいっそう愛しく育てることができそうですよ。
基本の植え替え。
用意するもの
・多肉植物
・うつわ
・多肉用の土
・ミリオン(土壌改良材)
・ピンセットや箸
・シャベルなど
※土は、第2話で紹介したブレンド土を使うのが好ましいです。
手順
[1] ピンセットや箸を使い、根元から多肉を取り出す。
[2] 根についた土を取り除く。
[3] 器に多肉を入れ、手で固定しながら土を加えていく。
[4] 多肉の頭を手でおさえながら、器の側面をトントンと叩いて土を均等にならす。
ポイント1:色合わせをどうするか?
松山美紗さん:
「特に寄せ植えをする場合、色合わせがひとつのポイントです。
グリーン一色にしたいのか?それともカラフルに仕上げたいか?紅葉する種類もあるので、多肉を選ぶときに意識してみてください」
ポイント2:レイアウトはどうするか?
松山美紗さん:
「あらかじめ、うつわの中に苗を入れながらレイアウトのイメージを固めます。
そのときに『正面はどこにするか?』を意識しながら、葉の大きさや色のバランスを見て配置すると上手にできますよ」
こんな器に植え替えてみました!
【1】ガラスの容器 × 透明感ある多肉。
(多肉:ハオルシア属、器:iittalaのレンピ)
光をとおす透明感が特徴的なハオルシア属の多肉は、ガラスの器に植え替えました。
窓辺に置くと多肉とガラスがキラキラと光を受け止めて、とても綺麗ですよ!
【2】白黒ティーカップ × ナチュラルグリーンの多肉。
(多肉:左がクラッスラ属、右がセダム属 器:PARATIISIのティーカップ&ソーサー)
松山さん曰く「ムーミン谷のニョロニョロみたい(笑)」という、フォルムがどこか北欧風の多肉には、同じく北欧デザインのティーカップを。
ナチュラルなグリーンの多肉と、ブラック&ホワイトのシンプルな器がよくマッチしています♪
【3】シリアルボウル × カラフルな多肉。
(多肉:12時の位置から時計回りに、カランコエ属、エケベリア属、クラッスラ属、パキフィツム属、クラッスラ属 器:MON AMIEのボウル)
お花の模様が愛らしい、ちょっと大きめのボウルには彩り豊かな多肉を数種類寄せ植えしました。
これから寒くなると更に紅葉して、カラフルな寄せ植えになりそうです。
ちょっと欠けてしまったけれど捨てられないお気に入りの食器や、パッケージが可愛くて買ったお菓子の缶など…。お家にある色々な器で、かわいい寄せ植えをお楽しみくださいね♪
(つづく)
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