【着まわし上手になれるコツ】第2話:ついつい増えるボーダーの服、洗練された使い方を学ぼう
編集スタッフ 田中
写真 鈴木公平
全6回連載で、スタイリスト・佐藤かなさんの「明日つかえる着まわしアイデア」特集をお届けしています。
第2話は、お手持ちのワードローブに一枚はありそうな「ボーダートップス」です。洗練されたボーダーの使い方に迫りましたよ。
ボーダーを、大人の洗練された使い方で
当店スタッフにも着ている人が多いボーダー。さまざまな形や色がありますが、今回はホワイト×ブラックの色使いで、形が異なる二つのボーダーをご用意しました。
ひとつはクルーネックの長袖Tシャツ。もう一方はボートネックで、背中や脇に切り替えがあり、ボーダーの方向が変わっているもの。Aラインのフレアな形が個性的な一枚です。
佐藤かなさんなら、どんなふうにワードローブに取り入れるのか、2つのコーディネイトをご紹介します!
ベーシックな形なら、インナー使い
トップス:無印良品、ボトム:conges payes ADIEU TRISTESSE、靴:conges payes ADIEU TRISTESSE
最初のボーダーは、ベーシックな形の長袖Tシャツ。サロペットとあわせていても、子どもっぽくならず、どことなく大人っぽさが漂います。
ここにも佐藤かなさんなりのポイントがありましたよ。
形を全部見せないことで、おしゃれ度UP
佐藤かなさん:
「ベーシックな形のときは、形を全部見せないことがポイントです。一枚で着るのもいいですが、普通っぽさを全面に出さないために裾をサロペットのなかに隠しました。
ほかにも、七分袖の先からちょこっと出したり、トップスとボトムの間にボーダーを挟んだりして着るのもいいですね。定番の形はインナー使いで着まわしがききますよ」
トップスに甘さ、ボトムは辛口
トップス:Porter des boutons、ボトム:chimala、靴:united bamboo、アクセサリー:petite robe noire
ポルテデプトンのボーダーカットソーは、その個性的な形が可愛らしいですね。カーキ色のワイドパンツとあわせて、足元は黒で引き締めています。
太めのパンツなのに、あまりメンズライクすぎない秘密を教えてもらいましょう。
主役級のトップスは形をみせて
※こちらは本日発売のポルテデプトン/ボーダーカットソーです。数に限りがございますので気になる方はぜひお早めにご覧ください!→商品ページはこちらから
佐藤かなさん:
「ディテールが凝っていてかわいいので、主役として形をすべて見せています。ボトムにカーキのワイドパンツで辛口っぽさをつけて、甘辛コーディネイトに仕上げました。
トップスと靴に黒を使うことで引き締めて、また足の甲がみえて女性らしさを出したのもポイントです」
今回はボーダートップスの着まわしについて教わりました。シンプルな形は、全部見せずにインナー使いにするというのは目からうろこでした。
次回はチノパンに注目します。カジュアルになりすぎないチノパンの履き方をかなさんに聞いてみましたよ。
【今回使用した服(私物以外)】
コーディネート01. ボトム:conges payes ADIEU TRISTESSE(コンジェ ペイエ アデュー トリステス)/¥9,400 コンジェ ペイエ アデュー トリステス 03-6861-7658
コーディネート02. ボトム:chimala(チマラ)/¥46,000 リフラティ シップス ルミネ横浜店 045-444-0186
もくじ
これまでのおしゃれ連載はこちらからご覧いただけます!
↓佐藤かなさんの著書はこちら。
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