【BRAND NOTE・minne編】第2話:子育てって大変だから。しあわせを感じる子供服を届けたい。
minne(ミンネ)には子育て中のママには嬉しい、かわいいハンドメイドの子供服・ベビー服がたくさん!ハンドメイドの子供服を通販で見つけるのは難しそうな気がしますが、ミンネならきっとおしゃれでちょっと人とは違う子供服が見つかるはず。第2話では、ミンネの作家さんのお宅訪問をし、ハンドメイドへの想いやこれまでの働き方、暮らしについてもお聞きしました。
編集スタッフ 二本柳
写真 鍵岡龍門
全3話でBRAND NOTE(ブランドノート)『minne(ミンネ)』編をお届けしています。
『minne』は、昔から手づくり市や雑貨が大好きだという阿部雅幸(あべ まさゆき)さんが立ち上げたハンドメイドマーケット。200万点以上もの作品が紹介されるサイトには、他では体験できない未知の出合いが待っています。
本日は、そんな『minne』で作品を紹介する人がどんな方なのか?その人柄や暮らし、ハンドメイドに対する想いについて迫りたいと思います。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
子供服をつくる、3児のママ作家さんに会いにいきました!
この日わたしたちがお邪魔したのは「miit」という名で子供服を販売する3児の母 新垣美穂(しんがき みほ)さん。
子供の可愛らしさが引き立つような、お洒落で着心地の良い服をデザインから截断、縫製まですべて1人で手作りしています。
こんな素敵な洋服をイチから手作りしている作家さんってどんな方なんだろう。会ってみたい!という率直な好奇心と、ハンドメイドって実際どんな風に作られているの?という疑問を胸に、新垣さんのご自宅へ伺いました。
そしてこの日、私の中にあった「ハンドメイド」に対するぼんやりとしたイメージは、くっきりと輪郭を帯びていくことに。
ハンドメイドとは、作家さんが想いを込めて1点1点向き合った美しい手仕事だったのです。
それでは早速、お邪魔します!
老舗の手芸専門店がある中野の街で、夫と3人のお子さんの5人で暮らす新垣さん。
ご自宅にあがってまず驚いたのは、お子さんが3人もいるとは思えないほどにお部屋がスッキリ片付いていることでした。
毎日自宅で服作りをする新垣さんは、毎朝お子さんを保育園に預けたあとの雑巾がけを習慣にしているのだそうです。
子育てをしながら、一方で服作りに没頭する新垣さんは、そもそもどうして子供服を作ろうと思ったのでしょうか?
前半では服作りを本業にすることとなった経緯を、後半ではものづくりに対する想いを語っていただきました。
働き方を変えたい。その先に見つけた選択肢。
アパレルのデザイナーから専業主婦へ。
服飾系の専門学校を卒業した後、新垣さんはアパレル業界に就職し、企画アシスタントやデザイナー、パタンナーなどを経験。やり甲斐のある仕事である一方、その毎日は目が回るほどの忙しさだったと言います。
そして、怒濤の生活を2年続けているうちに長女を妊娠。出産を経て再び働き始めましたが、当時は大変なことも多かったそう。
新垣さん:
「子供がいたので17時までの時短勤務で働くことにしましたが、どんなに時短であっても初めての子育てと仕事の両立はとても大変でした。
本当は子供にちゃんとしたご飯を作ってあげたいのに、職場から帰った体は予想以上に疲れていて。ろくな食事も出してあげられなかった。そしてそれが、私にとってはものすごくストレスになっていたんです」
仕事と子育て。この厳しい現実に直面していたその当時、新垣さんは体調を崩すなど辛い経験もすることに。
一旦、仕事をお休みしてみることにしました。
買うには高いから、作ってみよう。
長年務めたアパレル業界を離れ、一旦は裁縫をお休みしていた新垣さん。
でも今またこうして裁縫を仕事にすることになったのは、自分の子供に作ってあげた洋服がきっかけでした。
新垣さん:
「ヨーロッパの子供服ってすごく可愛いものが多いんですよね。でもとにかく高い。ワンピースで3万円するようなものもあるくらいです。
子供服で3万円はさすがに…。でも可愛い!それなら自分で作ってみようかな、というのが始まりでした」
そうしてささやかに裁縫を再開しはじめたちょうどその時期に、奇しくも近所のセレクトショップで子供服を作る内職の募集を発見したのでした。
「内職ならやってみようか…」とすぐに応募。そこでは、オーナーと一緒に「お店オリジナルの子供服を作る」という仕事が待っていました。
新垣さん:
「オーナーと一緒に生地を見つけるところから始め、『こんなの作ったらどうかな』と相談しながらオリジナルの子供服を作ることになりました。
自分の作った服が、他のセレクトした商品と並んで置かれている。それを初めて見たときは嬉しかったですね。『私の技術は売ってもいいんだ』と自信がついたんです」
ハンドメイドだからこそ、完璧を目指す。
1点1点、妥協はできない。
新垣さんの子供服は、生地感やシルエット、色味など、その愛らしいデザインにまず目を奪われます。
でも実は1番誇りをもっているのは、目には見えにくい「縫製の美しさ」なのだそう。
新垣さん:
「どんなに高くて綺麗な生地を使っても、縫製が美しくないとシルエットも出ないし、着心地の面でも大きく差が出てくるんです。
私はハンドメイドで1点1点集中して作っているからこそ、完璧な仕上がりに近づけられると思っています」
「ちょっとでも気になるところがあれば、自分の子供用にしてしまうんです(笑)
それほど1点1点に集中して作っているので、自分の納得いくものを売ることができているな、という実感がありますね」
【服が仕上がるまで】
1. デザイン画
2. トワルで仮縫い
3. 本生地の截断
4. 縫製
デザインは、近所の手芸専門店で実際に生地を手に取りながらインスピレーションを広げたり、海外の子供服からアイデアを得ているそう。また、最も自信のある縫製の技術は、アパレルで仕事をしていたときもよく褒められていたのだとか。
手の届く範囲での服作りが、今の自分にとってベスト。
新垣さんの3人のお子さんは、今年で0歳、3歳、7歳になりました。
一時は多忙な仕事と子育ての両立に頭を抱えた新垣さんですが、自宅での服作りを本業とする今は「暮らしと仕事がベストなバランスを保ってる」と言います。
新垣さん:
「自分が本当に好きなもの、本当にお客様へ届けたいものを手作りできているからこそ、服作りは飽きることがありません。私、裁縫が大好きなんです。
1日の中で服を作っている時間だけは、完全に自分だけの世界。
没頭する時間をもてているからこそ、その他の家事や子育ても元気にできているような気がします」
かわいい子供がかわいい服を着る。その「幸せ」を共有したい。
親戚のおばちゃんみたいな気分。
『minne』を通じてつながった、新垣さんとお客さまであるお母さんたち。
なかには実際に子供へ着せた様子を「あまりに可愛くて…」と写真に撮って送ってきてくれる方もいるのだとか。
新垣さん:
「販売を始めた頃からずっと、3年くらいかけて購入してくださっているお客さまもいて。姉に、弟に、とつづけて長く愛用してくださっている方も。
こうなってくると、もう私のなかでは『親戚のおばちゃん』みたいな気分ですよね(笑)子供にかわいい服を着せてキャッキャ喜べるつながりを持てていることが本当に嬉しい」
子育てって大変だけど… その間にある幸せを届けたい。
新垣さん:
「子育てって本当に大変。寝たいのに寝られないし、一人になりたくてもなれない。風邪をひいたら病院へ連れて行って、お風呂に入れてご飯を食べさせて… 座ってる暇すらないんですよね。
でも、私が作った服を着ている娘を見ると『あ、かわいいなあ』って思う。
それってなんかすごく嬉しいというか。どんなに大変な子育ての中にも、ただ可愛い服を着ているだけで『幸せだな』って感じられる瞬間があるんです。
この気持ちを、世の中のお母さんたちにも届けられたらいいなって。そんなことを思いながら子供服を作ってます」
自身も仕事と子育ての両立に悩み、辛い思いも乗り越えてきた新垣さん。そんな経験があるからこそ、子供のことを「かわいいな」と思えることの、ささやかな幸せがいかに大切であるかを知っています。
これを着た子供がとびきり魅力的に見えるように。とびきりかわいくなるように。
1点1点新垣さんの想いが込められた子供服は、それを受け取った人たちにもささやかな幸せを届けているようです。
作家さんたちの手によって丁寧に作られたハンドメイド。その裏側を知れば知るほどに、わたしたちも作品を実際に手に取ってみたくなりました……ということで、明日は当店の3名のスタッフが『minne』でお買い物体験。実際にハンドメイドを愛用してみた感想などをお届けします。
(つづく)
新垣さんの作品は、こちらをクリックするとご覧いただけます。
https://minne.com/miit
▼『minne』がピックアップする注目作品はこちらからご覧いただけます。
もくじ
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)