いつか必ず訪れる「老い」や「死」について、ときには立ち止まってじっくり考えてみたい。そんな思いから、訪問看護師/写真家の尾山直子さんにお話を聞くことにしました。尾山さんは東京・世田谷区のクリニックに訪問看護師として勤務しながら、写真作品を通じて老いや死について思考するきっかけを社会に投げかけています。看護師として多くの看取りの現場にも立ち会ってきた尾山さんは、どのように老いや死を捉えているのか。どんな思いで写真を撮っているのか。穏やかに、誠実に語ってくださった言葉の数々は、これからの道を照らす小さな光になった気がしました。前後編でお届けします。