世界は分業でできている
何かうまくいかないことがあると、「自分に能力が足りないからだ」と落ち込むことはありませんか? もしくは「あの人は優秀だな」とうらやんだり、子どもの学校の成績が気になったり。自分自身、振り返ってみると日頃から無意識のうちに「能力」というものにとらわれているような気がします。 そんな考え方に待ったをかけてくれたのが、組織開発専門家、 勅使川原真衣 てしがわらまい さんの本『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)や『働くということ―「能力主義」を超えて』(集英社新書)。多くの人が自明のものだと思っている「能力」とは一体何なのか。「能力主義」を超えた先にはどんな景色が見えるのか。毎日の暮らしにも生かせる考え方を勅使川原さんに伺いました。前後編でお届けします。
ライフスタイル・生き方
【世界は分業でできている】前編:うまくいかないのは「能力」不足のせい? 当たり前を問い直したら見えてきたこと
何かうまくいかないことがあると、「自分に能力が足りないからだ」と落ち込むことはありませんか? もしくは「あの人は優秀だな」とうらやんだり、子どもの学校の成績が気になったり。自分自身...