「手の届く範囲」という言葉には、手との物理的な距離だけでなく、じゅうぶんに目を配り、自分の力で無理なくできるようなニュアンスを感じます。今回訪ねているのは、5坪(約16㎡)の土地に立つ一軒家に暮らす、建築家の東端桐子さん。限られた空間をめいっぱい活用し、自由に、変化を繰り返していくその様子は、まさに手の届く範囲の暮らしという言葉がぴったりです。暮らしを自分たちの手元に引き寄せて快適に過ごすヒントがたくさん詰まっていました。