「がんばりどきも私らしく」一田憲子さんとつくったラウンドレザーバッグ
見た目も使いごこちも、
ずっと愛せる
一田憲子さんと作った「お守りレザーバッグ」
試行錯誤をくり返しつつ、モノやコトが自分にフィットする理由を探求し、そのプロセスをも楽しむ姿勢。
編集者・ライターの一田憲子(いちだ のりこ)さんのもの選びには、そんな軽やかさを感じます。
その姿に憧れながら、私たちも一田さんのように理由と愛着を持って使い続けられる「日々の道具」をいつか一緒に作りたいと思ってきました。
そして今回ついに、コラボアイテムづくりが実現。企画・デザインから一田さんと開発した、レザーバッグが完成しました。
一田さんの好みやご要望を細かくヒアリングして、アイデアのヒントに。
素材、サイズ、かたち、使い勝手……と、毎日頼りたくなるこだわりをギュッと盛り込みました。
“がんばりどき” の相棒になるバッグを
仕事、子供の行事や、人との集まり…… 日々の中の「がんばりどき」は人それぞれ。
どんなときも、「やっぱりこれがお気に入り」と思えるモノがそばにあれば、きっと背中を押してもらえるはず。
手に取る人にとって、そんな風に愛着を持てる、お守りのようなバッグになってくれたらと、願いを込めました。
▲
「ブラック」と「ブラウン」の2色をご用意しました
愛着のわく、ひとさじの個性。
一目でかわいい「ラウンド型」
▲ブラウン
バッグは日々持ち歩くものだから、「かわいい!」と思い続けることができるものにしたい。
そんな想いから私たちがたどり着いたのが、このラウンド型のデザイン。
デザイン兼生産アドバイザーとして、革小物ブランド「a(アー)」を手がけるバッグデザイナー、講神いつ実(こうじん いつみ)さんにも協力いただき、理想のかたちを追求していきました。
ゆるやかにラウンドした上部に、スクエアな底面というかたちは、かわいらしさと洗練のバランスを考えて。
細めのショルダーを合わせたことで、グッとひきしまった印象も。
シンプルながらひとさじの個性も感じられるから、飽きが来ず長く持ち続けられそうです。
使いやすいワケがある、あえての「横長」
▲ブラック横長のバッグに惹かれるとおっしゃっていた一田さん。このかたちに、使いやすさを感じるのだとか。
高さがないことで、肩にかけたときに手を添えやすく、取り回しがしやすいんです。
バッグの底まで見渡しやすい浅さも、使い勝手の良いところ。中身も出し入れしやすいですよ。
上質でやわらかな本革製
とにかく軽く、持ち歩きやすさも◎
▲2枚ともブラウン
体になじむよう、しっとりとやわらかな牛革を採用。シボ感(表面にあるレザー特有の凸凹シワ模様)が少ないスムースな革を使用しています。
上品に見える、程よいツヤの風合いも◎。
国内の職人の手で丁寧に縫製してあるため、革の継ぎ目の仕上がりにも上質さを感じられます。
そして何より、わずか290gと、とにかく軽いんです。
これは、レザーを限りなく薄くしてあるため。とはいえ、丈夫さにも抜かりはありません。
重さゆえに気負うこともあるレザーバッグですが、毎日の相棒になって欲しいからこそ、持ち歩きやすさにはとにかくこだわりました。
▲こちらはブラックの裏地。ブラウンの裏地はダークブラウンです
裏地は、汚れにくいポリエステル素材。中綿を入れクッション性を持たせたため、タブレット端末などの持ち運びにも安心です。
ふかふかとした見た目もアクセントに。バッグを開いたときにもかわいいと思えるように、という、ささやかな工夫です。
必要なものがぴったり入る、こだわりサイズ
▲ブラウン大きなバッグは頼もしいけれど、荷物が少ないときは容量が余る分かさばり、かえって不便なことも。
そうした一田さんの経験則から生まれたのがこの、幅40cm × 高さ20cm × 奥行10cm というサイズ感。
▲写真のタブレット端末は24cm×17cm(9.7インチ)
iPadなどの小ぶりなタブレット端末、手帳やノート、小ぶりな水筒に、ポーチ。横長だから、長財布もなんのその。
「これがあれば大丈夫!」な持ち物一式が、ぴったりと入ります。
A4サイズは折り畳んで入れることが可能。柔らかい紙ものなら、バッグの形に沿わせ少したわませるように入れても。
マチがあるから、見た目以上にたっぷり容量。それでいて、荷物がコンパクトにキュッと収まり持ち運びやすさも抜群。
だから、仕事の打ち合わせに向かう日にも、お守りのように寄り添ってくれるはず。
休日のお出かけや、ちょっとした出張や日帰り旅行などにも活躍してくれそうです。
さりげなく頼れる、外と内のポケット
バッグ内側の片面には、三分割のポケットが。カードケースや鍵など、細々したものも仕分けて入れられ、迷子になりません。
また外側の片面には、スマートフォンをサッと出し入れできる隠しポケットをつけました。
外ポケットの口のラインはバッグの形に沿わせて、すっきりとした見た目を叶えてあります。
コートの上から肩掛けも。
上品に持てる、細めのショルダー
ショルダーは約64cm。厚手のコートを着ていても、肩にかけられる長さです。
肩かけするとバッグが腰のあたりに収まる長さにしてあり、腕で挟んだり背中に回したりもしやすくなっています。
品よく見える細めのつくりながら、肩や手に食い込んで痛くなりにくいよう、平たく、程よく厚みを持たせたのもポイントです。
▲本体とショルダーのつなぎ目も丁寧に縫製してあり、見た目以上に丈夫です
サッと開けやすい、ダブルファスナー
中身をしっかり守れるよう、ファスナーで閉じられる仕様に。
ダブルファスナーを採用したので、右からでも左からでも開け閉めできるようにしてあります。
大きく開くので、中身の取り出しもしやすくなっていますよ。
長く愛せる、ベーシックな2つのカラー
▲ブラックベーシックな2つのカラーをご用意しました。どちらもシックなので、コーデや好みに合わせてお選びいただけます。
「ブラック」は、よりきちんとした印象の場面でも使いやすい万能カラー。
もちろん、休日のちょっとしたお出かけや、食事などにもしっくりなじみます。
▲2枚ともブラック
「ブラウン」は優しく柔らかな、上品カラー。
淡いトーンのコーデにもなじむ、程よい軽やかさが魅力です。
大人っぽいダークな色合いなので甘すぎず、お仕事の日にも合わせやすいですよ。
一田憲子さんが使ってみたら
一田憲子さんご自身も、実際にこちらのバッグを愛用中。仕事の日や休日など様々なシーンで活躍しているのだそう。
一田さんのバッグの中身や、洋服とのコーディネートも、ぜひあわせてご覧ください。
約1年かけた、レザーバッグづくりの裏側も
これまでに培ったモノ選びの視点から、こだわりをぎゅっと詰めこんでくださった編集者・ライターの一田憲子さん。
一田さんのこだわりを「バッグ」の形に落とし込み、品質面でもアドバイスをくださったデザイン兼生産アドバイザーの講神いつ実さん。
こちらのコラムでは、このお2人を迎えたチームでの、約1年に及ぶモノづくりの裏側をお届け。企画のはじまりからお客様へのメッセージまで、たっぷりご紹介しています。
【商品の仕様について】
・ブラウンのカラーについて
ページ内のモデルカットについては、光の当たり方により、印象が異なって見える場合がございます。
ブラウンにつきましては、こちらの写真が実物に近い色合いです。
・裏地のカラーについて
バッグ裏地はカラーによって、それぞれ色が異なります。
「ブラック」はダークグレー、「ブラウン」はダークブラウンの色味のポリエステル素材を使用しています。
・ポケットの仕様
外ポケットは片側のみについています。
【本商品の品質について】
レザーの生地には不均一なシワ・傷・色むらなどの個体差があります。また材質と製造工程における性質上、ミシンの押さえ跡やかすれ傷が付いてしまう場合がございます。
お届けする商品の仕様にばらつきがあることを、あらかじめご了承ください。
ご注文の際に、風合い等をお選びいただくのが難しい状況であること、また上記理由での「当店不手際による返品・交換」はお受けできかねますことを予めご理解の上、ご注文いただきますようお願いいたします。
また、なるべくスムースな風合いの革を選んで使用しておりますが、バッグの箇所や個体によって、写真のようにシボ感の差がある場合がございます。
こうした風合いの差につきましても、良品の範囲となります。あらかじめご了承ください。
【お取扱いについて】
雨や水に濡れてしまった場合は、乾いた布などで拭き取り、直射日光を避けた風通しの良い場所で乾燥させてください。
【ご注文の前に、一度ご確認ください】
◎以下の場合には、お客さまのご都合によるご返品は、基本的に承りかねますことご理解いただけますようお願い申し上げます。
・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品、タグを外された場合。
・お客様の責任で、商品が破損しているもの。
・返品のご連絡がないまま返送された商品。
・商品到着より一週間後にご連絡をいただいた商品。
・返品受付後(当店よりご連絡後)一週間をすぎての荷物が到着した場合。
※なお当店ではお客様のご都合による交換は承っておりません。その場合は商品を返品の上、あらためてご希望の商品をご注文いただけますようお願い申し上げます。
インフォメーション
ブランド | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
素材 | 本体、ショルダー:牛革 裏地:ポリエステル 100% |
サイズcm(約) | 本体:幅 40 × 高さ 20(最大) × 奥行 10 ショルダー:長さ 64 × 幅 1.5 外ポケット:縦 19 × 幅 12 内ポケット::縦 13.5 × 幅 13 ※ラウンドした形状の関係上、両端のポケットはやや幅や高さが狭く感じる場合があります。 |
重量g(約) | 290 |
生産国 | Made in Japan |
お手入れ方法 | ・保管時は完全に乾燥させた状態で、直射日光・湿気を避けた通気性の良い場所で他の物と重ねないようにしてください。 ・汚れた場合は革専用のクリーナーを必ず目立たない箇所で試してからご使用ください。 ・金具部分には研磨剤は使用せず、汚れた場合は石鹸や中性洗剤を薄めたものを含ませたやわらかい布で拭き取ってください。 |
注意事項 | ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※天然皮革を使用しているため、表面にしわや小さなキズ、色むらや色落ちが見られる場合がありますが、自然の風合いとしてお楽しみください。 ※雨や汗で濡れたり、強くこすったりすると色落ちする場合がありますのでご注意ください。また、衣類との摩擦に十分ご注意ください。 ※変色やシミ、さびの原因となりますので、雨や水に濡れた場合はすばやく拭き取って陰干ししてください。 ※アイロンのご使用はお控えください。 ※日光及び照明等に長時間当てると変色や退色する場合があります。 ※内容物が著しく重いもの、または鋭利なものの場合、型崩れや破損の恐れがありますのでご注意ください。 ※素材の特性上、硬化や劣化が生じることがあります。 |
model:山葉子
photo:安川結子
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丸尾和穂(
本文2, 33枚目、プロフィール写真のみ)
stylist:野崎未菜美
hair&make:宇津木明子
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一田 憲子
編集者、ライター。フリーライターとして女性誌や単行本の執筆などで活躍。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(主婦と生活社)『暮らしのまんなか』(別冊天然生活)では企画から編集、執筆までを手がける。全国を飛び回り、著名人から一般人まで、多くの取材を行う。著書多数。最新刊は『すべて話し方次第』 (KADOKAWA)。ウェブサイト「外の音、内の香」http://ichidanoriko.com/
講神 いつ実
革小物ブランド「a(アー)」を手がけるバッグデザイナー。国内やヨーロッパなどの良質な革を厳選して使用し、日本国内の職人の技術を生かしながら生産している。貴重な素材を無駄にしないデザイン、できるだけ長く使っていただけるようなシンプルなデザインを心がけている。Instagram: @a_talq_official