【冬のお出かけも軽やかに】重ね着しがちな冬にも活躍。「横長」レザーバッグのスタッフレビュー

編集スタッフ 山本

暖かくするために、とにかく重ね着しがちな冬ですが、コートの重さで肩が凝ったり、着膨れした腕周りにかばんの持ち手が引っかかったり。外出時のかばん選びが難しい時期だと感じています。

そんな季節にご紹介したいのが、編集者・ライターの一田憲子さんとつくった、わずか290gのとっても軽い「ラウンドレザーバッグ」。自分軸でおしゃれを楽しむ大人の女性たちを10年以上取材されている一田さんのこだわりがぎゅっとつまった、大人のレザーバッグです。

今回は、愛用スタッフを含めた2名に、ラウンドレザーバッグに合わせたコーディネートを見せてもらいました。

▲カラーは「ブラウン」と「ブラック」の2色展開。
「がんばりどきも私らしく」
一田憲子さんとつくったラウンドレザーバッグ



ブラックを愛用して1年半。荷物は多め。
オンオフこんな風に使ってます

スタッフ菅野(160cm)


coordinate. 1

普段からレザーバッグが好きでいろいろ見ているという菅野。バイヤーとして仕入れを担当した経験もあります。このバッグは、愛用して1年半が経つそうですが、手に取ったきっかけは、一田さんの書籍でした。

菅野
「それまでは、『横長のかばん』っていう選択肢が頭の中になかったんです。でも、一田さんの書かれた『暮らしに必要なものは、自分で決めていい』という本を読んで、愛用品をご紹介する中で出てきた、横長のかばんが気になって。

使いやすそうだなと思っていたら、その後、一田さんとコラボしたまさに横長のレザーバッグが当店から発売されたので、思わず手に取ってしまいました」

「基本的には、休みの日に使うことが多いです。

私は荷物が多い方なので、休日もある程度容量が欲しいタイプ。このかばんはまず間口が広いから中身がとても見渡しやすく、物が迷子になりづらいです。色々と入れてもほどよく余裕があるサイズ感なので、シーンを選ばずに使える安心感があります」

「やはり物を取りやすいところが、横長バッグの良いところですね。

私はかばんの整理が苦手で、ポーチを駆使しても、中がごちゃごちゃになってしまう時があるんです。

でもこのバッグのように横長だと、ポーチを並べて配置できますし、物が奥に沈んで見えなくなったりごちゃついたりすることもなく、すぐに見つけられます。

この浅さが、使いやすさのポイントだと感じています」


coordinate. 2

バイヤーという仕事柄、展示会に足を運ぶことも多い菅野。そんなときに、このラウンドレザーバッグが大活躍なのだとか。

菅野
「1日に何件も展示会を回る時は、やはりかばんが大きすぎると邪魔になってしまいます。その点このバッグは、荷物がしっかり入るのにコンパクト。何よりとても軽いので、一日中持ち歩いても肩がラクなんです。

また持ち手が長く、コートの上からでも肩にかけやすいので、冬の外出時にも重宝します」

「財布や鍵、ハンカチみたいな、ポーチに入れるか迷うようなこまごましたものもありますよね。このかばんは内側に3つ、外側に1つと、ポケットがたくさんあるのが便利だなと感じます。

内側の3つのポケットは、左右が少し小さく、真ん中が一番広くなっています。

普段は、真ん中に財布、左右のポケットに家の鍵やイヤホンなど、貴重品を入れています。あと仕事の時には、名刺ですね。私は名刺入れがいつも迷子になりがちなんですが、ポケットに入れておけばすぐに取り出せます」

▲内側にはポリエステルをあしらい、汚れがつきにくいこともうれしいポイント。ポケットも中綿仕様で、クッション性があります。

「外側のポケットにはスマホを入れています。すっぽり入る深さで、落ちる心配がないのはもちろん、外からもスマホが入っているのが見えないので安心。取り出しやすさもばっちりです。

また展示会でもらうA4サイズの資料などは、私の場合、半分に折って入れることが多いです。どうしても折りたくない資料は、すこし丸めると、そのまま入れることもできます」

様々なシーンをこのラウンドレザーバッグと共に過ごしてきた一年半。あらためて、お気に入りのポイントを聞きました。

菅野
「私がかばんを選ぶときに譲れないポイントは、『装飾や金具があまり目立たないこと』なんです。さりげないデザインの金具をあしらったかばんは、フォーマルになりすぎずに、オンでもオフでも使いやすいと感じています。

このバッグは、チャックなどの金具がアンティーク調の落ち着いた色合いで、気に入っています。どんなコーディネートにも合わせやすく、大人っぽくまとまるので助かります」

「こうして一年半使ううちに、光沢が少しずつ増してきて、より柔らかく革が馴染んできた感じがします。ちゃんと革が育ってる。

そんな経年変化を楽しめる、世界に1つだけの大人のバッグだなと思います」




ふだんはブラック派。荷物は少なめ。
ブラウン合わせのコーデが、新鮮でした

スタッフ木下(169cm)


coordinate. 1

ふだんは黒革のバッグを持つことが多いという木下。1週間いろいろなシーンで使ってみてもらい、あえてブラウンに合わせたコーディネートを見せてもらいました。

木下
「普段は、何にでも合わせやすい黒いバッグばかり使っているので、ブラウンのバッグに合わせるコーデは、全体のトーンや配色が難しいのかと思っていました。

でも実際に合わせてみたら、それぞれのアイテムに気を配りすぎなくても、全体がほどよくまとまりました。革が落ち着いたダークブラウンの色味だからか、コーデの雰囲気が、やさしくまとまったような気がしています。

カジュアルな服装にも茶色が似合うんだと、新鮮な発見でした」

▲ショルダーは約64cm。「冬のコートでも肩掛けできる持ち手」が、開発の過程で一田さんがこだわったポイントの一つでした。

「今回着ているのは、もこもこの裏地がついたデニムジャケットで、中に厚着もしているんですが、肩にバッグをかけても窮屈な感じがないのがいいですね。

小脇に抱えても、自分の身体にすっぽり収まって、持ち歩きやすかったです」


coordinate. 2

木下
「仕事のときによく着るような綺麗めのネイビーコートとも相性がよかったです。濃紺のデニムなど、青系とブラウンはよく合いますね。

柔らかい革を使っているからこそ、本当に軽いです。

袋から出した瞬間は、少しぺたっとした形に見えてしまうかもしれませんが、そんな革のやわらかさや風合いが、このバッグの良さだと思います」

「そして、さすがは本革、1週間ほど使ってみただけでも、表情が少し味わい深くなってきました。

毎日持っていたら、きっと良い風合いに育つでしょうね。使うたびに艶が出て、ちょっとずつ高級感が増していくような、大人のバッグだと思いました」

「昔は電車通勤が長かったので、かばんの『収まりの良さ』は気にしていました。買い物をする時にも、お店の中で人に当たっちゃうかな、邪魔にならないかなって、心配になることがあります。

その点に関して、このバッグは気にならなかったです。収まりのよい幅で、出っ張ったりせずに、身体に寄り添ってくれる。柔らかい革だからこそですよね。

持ってみて初めて、コンパクトなバッグなんだとわかりました」



様々なシーンでの使い勝手の良さはもちろんのこと、重ね着しがちな冬だからこそ、その軽さや、コーデへの合わせやすさがなお嬉しい、そんな万能バッグだと感じます。

この1年をのりこえたご褒美に、そして来年からの頼もしい相棒として、ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。

***

約1年に及ぶ商品開発の裏側をお届けしたコラムもあります。一田さんこだわりのポイントをぎゅっとつめこんだ記事になっていますので、かばん選びのご参考に、こちらもぜひご覧ください。

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