【当店限定】「ウィリアム・モリスのある暮らし」ジャカード織のクッションカバー(スネークヘッド)
当店だけのオリジナル仕様!
ジャカード織が美しい
ウィリアム・モリスの「クッションカバー」
自然モチーフを描く繊細なタッチと、その美しい色使いで世界中から愛され、当店でも人気のウィリアム・モリスのデザイン。
「日々の暮らしの中にこそ美を」という信念を持つモリスの世界観を、より身近に、そして私たちらしく取り入れることができたなら。
そんな想いを募らせて、今回モリスのテキスタイルを贅沢に使い、お部屋に置くだけで気持ちまで華やぐようなクッションカバーを企画しました。
カバーに採用したのは、国内の老舗織物メーカーがモリスのデザインをジャカード織で再現した「Morris Design Studio」のテキスタイル。
絵柄ごとに、プロの手で織設計や配色を計算してつくられた繊細な織りからは、プリントにはない色彩の豊かさや奥行きが感じられます。
今回数あるテキスタイルの中から、インテリアに馴染みやすく、特別なモリスの世界観もたっぷり味わえる5つの柄をセレクト。
それぞれの絵柄の切り取り方や裏地との組み合わせ、ぐるりと施したパイピングにまでとことんこだわった当店だけのオリジナル仕様です。
※こちらのページでは、「スネークヘッド」 をご紹介します。
※クッションの中材は別売りです。
40代でより身近になったモリスのデザイン。自分の“好き”のルーツを辿ってみたら
アイテムについて詳しくご紹介する前に、当店店長の佐藤より今回のクッションカバーを作るに至った背景を、少しだけお話しさせてください。
佐藤:
「ウィリアム・モリスのデザインは、以前インテリアデザインの会社にいたときに触れていたり、カントリー調のインテリアが好きな母の愛読書を読んで育ったこともあり、昔からそばにあった存在でした。
でもより身近に感じられるようになったのはもっと後で。しばらく以前のことにはなりますが会社のフェーズも変化する中で、自分たちのお店のルーツや生活スタイルにおいてどのような系譜に影響を受けてきたのか社外の方に説明をする機会があったんです。
当店が開店当初から扱ってきた北欧のデザインも、今私たちが改めて惹かれ直しているクラシカルなテイストも歴史を紐解いていくと、モリスが始めた『アーツ&クラフツ運動』に一部辿り着くことを実感しました」
▲佐藤の新居の書斎では「ブラックソーン」の壁紙を採用。「この好きはもうブレないかなと思って、思い切って選びました」と佐藤。
「工芸的で美しいものを一般家庭でも使えるようにというモリスの活動が、過去のさまざまなデザイナーやブランドに影響を与え、それらに私たちもまた影響を受けている。
その流れを再認識したことで、これまでただ “好き” という感覚で集めてきたものも、一見散らばったように見えて実は通ずる背景や理由があることを、ロジカルに理解ができたんです。
学び直すうちにそれまで憧れだったモリスのデザインも、自分の生活の中に取り入れたいと思う距離の近さで見られるようになっていきました。
そして自分たちの “好き” をつくった影響の連鎖に想いを馳せて、今モリスのアイテムをオリジナルで作ってみたいと思うように」
「今回素敵なご縁があり、モリスデザインのライセンスを持つ歴史ある織物メーカーさんに製作をお願いできました。
絵柄が作られた背景なども丁寧に教えてもらい、これまで通り直感も大事にしつつ、暮らしへの取り入れやすさを考慮してスタッフとともに選んだ5柄です。
ジャカード織の表情も美しく、ずっと長く愛せるアイテムになったと思います。ぜひみなさんにとっての特別な1枚が見つかると嬉しいです」
ページの最後には、佐藤が自宅で飾ってみた様子もお届け。そちらもぜひ参考にしてみてください。
自然モチーフの5つの柄。
上品なクラシカルさの「スネークヘッド」
英国の豊かな自然や動物をモチーフに、緻密に練られた構図やパターンで構成されるモリスのテキスタイル。
そんな美しいデザインの中から、落ち着いた色彩でインテリア馴染みのよい5つの柄を当店らしくセレクトしました。
こちらのページでは、5つの柄のうち「スネークヘッド」をご紹介します。
Snakeshead
1876年に製作された「スネークヘッド」は、モリスの最も好んだデザインの内の一つ。
インドのチンツ(更紗)からインスピレーションを得たデザインには、スネークヘッドの異名を持つコバンユリの房が随所に描かれています。
クラシカルさがありながら、規則的でパターンのような絵柄からはモダンなムードも。
グレーがかったブルーグリーンの色合いも上品で、柄のテキスタイルを大人っぽく取り入れたい方におすすめです。
裏面はより自然な風合い、コットンライクな無地のライトグレー。合わせるクッションや気分によって表裏で印象を変えて楽しんでいただけます。
編まれたようなデザインのパイピングは、絵柄の雰囲気に合わせチャコールグレーを選びました。
プロによるこだわりの織設計。
豊かな色彩と立体感の「ジャカード織」
▲「ブラックソーン」を機械で織っている様子。
今回のカバーに採用したのは、国内の老舗織物メーカーがつくるジャカード織のテキスタイル。
モリスのデザインを引き継いだイギリスのサンダーソンデザイングループのライセンスのもと、そのデザインを織物として再現し「Morris Design Studio」の名で展開しています。
修練を積んだプロの手により糸の染色、配色、織設計等の試行錯誤を経て完成した織物には、プリントにはない圧倒的な色彩の豊かさと立体感が。
またクラシックな印象の強い「スネークヘッド」は、あえて柄の縮尺を小さくし、暮らしに取り入れやすくしているのだそう。
さらに意匠糸でナチュラルさを加え、 やや鮮やかな色をポイントにすることで重厚すぎないバランスに調整しているのだとか。
これらの細やかなこだわりにより、現代のインテリアにも馴染む、まるで工芸作品のようなぬくもりや上質感が感じられる1枚に仕上がっているんです。
取り入れやすい45cm角。自宅でお手入れも
▲左:アネモネ、右:ウィローボウ
カバーのサイズは45×45cm。存在感がありつつも大きすぎず、ソファやベッドにおさまりのいいサイズです。
1つ置くだけでもお部屋がパッと華やかになるから、気軽に模様替えも楽しめそうです。
▲裏面にすればシンプルなクッションのようにも◎(写真はウィローボウ)
織物でできた生地はオリジナルのベロア調のクッションカバー との相性もばつぐん。
セットで飾ればなんともうっとりする景色が作れます。
そして単独洗いをすれば、ご自宅の洗濯機でのお手入れもOK。ぜひ長くご愛用いただけると嬉しいです。
こちらのクッションカバーにぴったりなクッション中材も販売しています。
ぜひ一緒にご検討ください◎
店長佐藤が自宅で飾ってみたら
佐藤:
「採用する絵柄を検討したときに、真っ先に目に止まったのが『ザ・ブルック』でした。
この1枚でどこか絵画のようでもあり、ネイビーが地にしっかり入っているので、実は取り入れやすい柄だと思っています。
ベーシックカラーのソファともよく馴染みますし、木の家具の中でも映えて、インテリアを引き締めてくれるんですよね」
▲ザ・ブルックは裏面まで絵柄になっているので、チェアの背面から見える姿も素敵です
「蔦のような模様の『ウィローボウ』は総柄でパターンのようだから、どんなテイストのお部屋でも取り入れやすいのではないでしょうか。
モダンな白っぽい感じのお部屋にも似合いそうですし、初めて柄物に挑戦するという方にもおすすめしたいですね。
自宅に置くとしたら、窓辺の読書スペースに。ライトに優しく照らされた表情も素敵でした」
「『ブラックソーン』は自分の書斎の壁にも選んだ、少女時代からの憧れの柄。
壁紙にするとインパクトがありますが、よく見ると地の色が落ち着いたグリーンだったり、それぞれのお花も鮮やかすぎず意外と馴染みがいいんです。
クッションカバーだからこそ取り入れたくなるテキスタイルだと思います」
【特集】団地の1LDKで一人暮らし。重松久惠さんに使っていただきました
特集では、D&DEPARTMENTの商品開発コーディネーターで中小企業診断士の資格も持つ重松久惠(しげまつ・ひさえ)さんに、ご自宅で使ってみていただいた様子をお届けします。
東京郊外にある60平米・1LDKの団地で1人暮らしをされており、「暮らしの中の布が好き」というほど日々の暮らしの中で布使いを楽しんでおられる重松さん。
人生で初めてのウィリアム・モリスをお部屋に置いてみた感想や、取り入れ方のコツを伺いました。
【カバーの開閉について】
カバーの一片にファスナーがついています。こちらを開けてクッション中材を入れてください。
ファスナーの間口はカバー自体の幅よりも小さめになっているため、クッション中材を入れる際はつぶしながらゆっくりと入れてください。
無理に中材を押しこむとファスナーが破損する可能性がありますのでご注意ください。
またカバーの内側には「Morris Design Studio」のブランドタグが縫い付けられています。
【ご注文の前に、一度ご確認ください】
◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。
・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。
・お客様の責任で、商品が破損しているもの。
・クリーニングに出されたり、洗濯された商品。
・返品のご連絡がないまま返送された商品。
・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。
・返品受付後(当店よりご連絡後)1週間をすぎての荷物が到着した場合。
※なお、当店ではお客さまのご都合による交換は承っておりません。その場合は商品を返品の上、あらためてご希望の商品をご注文いただけますようお願い申し上げます。
インフォメーション
ブランド |
KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
素材 | ポリエステル100% |
サイズcm(約) | 45×45 |
重量g(約) | 157 |
生産国 | made in Japan |
注意事項 | ・洗濯やクリーニングの際はネットを使用し、他のものと分けて洗ってください。 ・ファスナーを閉じて洗ってください。 ・この製品は一部配色となっております。色移りすることがありますので、洗濯の際は長時間水につけず洗濯後はすぐに脱水し、形を整えて干してください。 ・アイロンはあて布を使用し、附属部分へのアイロン掛けはお避けください。 |
備考 | お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と若干異なる場合がございます。予めご了承ください。 |
photo:上原朋也、土田凌(重松さんの特集のみ)
Morris Design Studio
19世紀の英国の工芸家・デザイナーであり、「近代デザインの父」といわれるウィリアム・モリス。モリスのデザインを引き継いだサンダーソン・デザイングループのライセンスのもと、川島織物セルコンがそのデザインを織物で再現し「MORRIS DESIGN STUDIO」として2000年より発売。テキスタイルの特性を活かしたアイテムを加え、モリスの新たな魅力を生み出しています。
