あの人が着てみたら・使ってみたら
【あの人が着てみたら】ワクワクを信じて、自分の好きを再発見。佐々木裕子さんの「ジレセットアップ」と私服コーデ

【あの人が着てみたら】ワクワクを信じて、自分の好きを再発見。佐々木裕子さんの「ジレセットアップ」と私服コーデ


クラシカルなスタイルを、肩肘はらずに楽しめたら。

上質感のあるヘリンボーン柄の生地を使った、「秋のジレセットアップ」ができました。

リラックス感がありながら、品よく決まるこだわりのシルエット。上下それぞれ単体で使えて、着回し力も抜群です。

今回は、娘の五十嵐綾さんが営む鎌倉の雑貨店「moln(モルン)」で週に一度働いている佐々木裕子(ささき ゆうこ)さんに、ジレセットアップを着回していただきました。

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▲チャコール・杢ベージュの2色展開。S・M・Tの3サイズからお選びいただけます

「日常に、クラシカルを」
ヘリンボーン柄のジレセットアップ

*商品写真の色は、商品ページをご覧ください。天候、モニターの設定、照明等により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。


76歳の今、一番おしゃれが楽しいです

シンプルな服を自分らしく、自然体で楽しんでいらっしゃる佐々木さん。まずは、気になるおしゃれ遍歴を伺いました。

佐々木さん:
「もともと洋服はすごく好きでした。若い頃はよく青山のお店を見て回っていましたね。子どもが生まれて横浜に移り住んでからは元町でお買い物するように。その時々で好きなものを探して着ていました。

でも、40〜50代で今まで着ていた服が似合わなくなって。当時は体の不調も重なり、月の半分は寝込んでいる状態。新しい服を探す気力すら湧いてこなくて、20年近くおしゃれからは遠ざかっていたんです」

65歳を迎えた頃、佐々木さんに転機が訪れます。

「ようやく体調が落ち着いたタイミングで、娘に誘われてお店に立つようになりました。

初めての接客業で不安もあり、最初は乗り気ではなかったんです。でも、家にいても何か新しいことができるわけでもない。せっかくだからやってみようと一歩踏み出してみました。

はじめの頃はお店に何を着ていくのか悩んでいましたが、お店に並んでいる服を試着したり、お買い物に来てくださるお客様の着こなしを見たりするうちに、自分の“好き”を少しずつ再発見していった感覚です」

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「体が回復するまで外のことに興味を持つ余裕がなかった分、お店に立つようになってからはお客様からいろんなお話を聞くのも楽しくて、徐々に元気に。

だから、これまで生きてきた中で今が一番おしゃれに関心があるかもしれません。

これまでは選ばなかった服も、娘にアドバイスを貰って着てみたら案外しっくりくることもあって。頭の中の『似合わない』という思い込みを外して、挑戦するようにしています」

「おしゃれって洋服だけでなく、いろんな要素の組み合わせからなるものだと思うんです。

例えば、お料理の盛り付けを工夫してみるとか。日常の中でどんなに小さなことでもいいから、素敵だな、と思うことを見つけることで養われていくんじゃないかなと。

あとは、お店に立つのをきっかけに全身鏡をちゃんと見るようになりました。想像するのとは違って、服のバランスや姿勢の悪さなどに客観的に気づけるんですよね。

他にも美術館に行くなど、ファッション以外のことにも広くアンテナを張り、いろんなことに興味を持って暮らすことが自分らしいおしゃれに繋がっていくのかなと思います」


佐々木裕子さんの
ジレセットアップ着回しコーデ

身長152cm / Sサイズ着用


coordinate 01
ブローチで、甘さをひとさじ。
セットアップで美術館へ

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佐々木さん:
「昔からシンプルで、メンズライクな雰囲気の服を自然と選んできました。でも、そこに可愛らしい要素を足すのが今の気分。

今回は美術館へ行く休日をイメージして、ふんわりとした白ブラウスを合わせてみました。

昔はセットアップというと、もっとカチッとしたものが多かったですよね。子どもの入学式や卒業式のような機会でしかほとんど着たことがありませんでした。

このセットアップは襟や裾など全体的に丸みがあるからか、かしこまりすぎなくて、思ったよりもラフに着られるのがいいですね。

チャコールは黒よりも柔らかい印象。クラシカルな雰囲気もありつつ、日常着として何でも合わせやすそうです」

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「Sサイズは、パンツの丈感もぴったり。

私の身長(152cm)だと、ボトムス選びがいつも難しいんです。

普段はなかなか合うものがないので、サイズを直さずに着られるのは嬉しいですね」

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▲村上伊万里さん作のブローチ

「40代で体調を崩してから体を締め付けるものが苦手になって、イヤリングはつけなくなりました。

その代わりに好きでよくつけているのがブローチ。

お店に置いてある作家さんのものを選ぶことが多いですね。お客様がいない時に鏡で合わせたりして、気に入ったものを少しずつ集めています」



coordinate 02
お店に立つ日。
ボーダー+デニムにジレを羽織って

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「つづいて、お店に立つ日をイメージして、ボーダーの上にジレを羽織ってみました。

カジュアルな服にも馴染みながら、ジレがポイントになってくれますね。

腕周りにゆとりがあって動かしやすいので、普段使いしやすいなと。もう少し厚手のトップスも無理なく合わせられそう。

ジレのヘリンボーン柄がさりげないので、ボーダーとも相性が良かったです」

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▲よりラフに着こなしたいときは、ジレのボタンを開けるのもおすすめです

「少し可愛らしさを足したかったので、マリメッコのウニッコ柄の靴下を選びました。

昔から靴下が好きなんです。数年前に娘と北欧に行ったときには、マリメッコの靴下を10足ほどまとめて買ったほど。

マリメッコとボーダーは柄×柄なのに、不思議としっくりくる。大好きな組み合わせです」

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coordinate 03
ネイビーのシャツで引き締めて。
友人とショッピングへ

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「セットアップは、友人とショッピングやお食事会に行く日にもいいですね。

少しだけきちっとして、普段の食事よりも良いところに行く、みたいなシーンにすごくいいと思います。

杢ベージュも、柔らかな良い色。

髪の毛も明るいので全体的にぼやっとした感じにならないように、中にはあえてネイビーのシャツを合わせました」

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「Vネックの空き具合がちょうどよく、シャツのちび襟とのバランスもいいですね。

ボタンが並んだパンツのポケットも可愛いです。

動きやすさはありながら、生地の厚みもしっかりあるなという印象でした。ウールっぽくも見えるので、合わせるアイテムを変えれば真冬でも着られそうな感じがします」

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coordinate 04
のんびり鎌倉を散歩するなら

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「テーマは、近所をお散歩する日。今回の中で一番、よく着ているコーディネートに近いかもしれません。

締め付けが苦手なので、ボトムスもゆったりとしたシルエットが好み。

今回のパンツはリラックス感のある作りで着心地も楽ちん。それに、自然と下にボリュームが生まれるので、小柄でもバランスが取りやすいなと思いました」

「シンプルだったので、布作家のhikiさんのブローチをポイントに。

ピンクが効いている配色も遊び心があって可愛いんです」

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「今回持っているバッグは、お店でも取り扱っているMARTAU.(マルト)さんのもの。

日頃は軽やかな布バッグが好きでよく持っていますが、時間を重ねてしっくり自分に馴染んできた革バッグも変わらずお気に入り。これからもずっと使い続けたいなと思っています」

▲20年近く愛用しているgentenのバッグ。味わいのある美しい飴色と、くったりとした質感に育っています
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心が動くワクワクを、信じてみる

最後に、佐々木さんが服選びで大事にしていることは何ですか?

佐々木さん:
「一番大事にしているのは、ワクワクするかどうかでしょうか。

直感的に『絶対欲しい!』と思ったものって、値段を理由にその場で諦めても忘れられなくて、結局似たようなものを探し回ってしまうんですよね。

それなら、これでいいかと思うものをいくつか買うより、高くても本当に欲しいものを1つ買った方がいい気がしています。着るときもワクワクして気分が上がるし、長く大事にできると思うんです」

***

長い不調を乗り越えて、「今がとても楽しいんです」と朗らかな笑顔でお話してくださった佐々木さん。

好奇心を持ち続けて、気軽にチャレンジしてみる。そんな積み重ねで、知らず知らずのうちに自分らしさが育まれていくのかもしれないと希望が膨らんだインタビューでした。

合わせるアイテムによって表情を変え、何通りもの着こなしを楽しめるジレセットアップ。

季節の深まりとともに、ぜひ毎日のコーディネートに取り入れていただけたら嬉しいです。


商品ページはこちら

ジレセットアップはS・M・Tの3サイズ展開です。

着用レビューでは、身長別に5名のスタッフがサイズ感や着心地をレポート。こちらもぜひご覧ください。

スタッフの着用レビューはこちら

photo&movie:矢倉明莉

佐々木 裕子

会社員、専業主婦を経て、65歳から娘が営む鎌倉の雑貨店「moln(モルン)」のスタッフに。週に1度、店頭に立っている。ガーデニングも好きで、自宅の庭で草花を育てて楽しんでいる。

Instagram:@yuuko.garden