【暮らしの手入れ】 第2話:どうして黒ずむの?無水鍋で実践・アルミ鍋のお手入れ方法
アルミ鍋の焦げつきや変色、原因の1つは腐食です。当店で人気の「無水鍋」を使い、アルミ鍋の磨き方や手入れ方法をご紹介します。焦げ付きを落とすとき重曹を使うと、化学反応を起こし黒ずみの原因になってしまいます。ここではクレンザーと金属タワシを使って、焦げつき汚れをピカピカにする磨き方を試してみました。腐食を防ぐためには、調理済みの物を入れっぱなしにしてはいけません。基本の使い方をおさらいし、汚れ知らずのアルミ鍋を目指しお手入れします。
編集スタッフ 塩川
不定期連載で、鍋やフライパンの手入れ方法をお届けします。
2話目は当店で人気の無水鍋を使い、アルミ鍋を永く大切に使うポイントを、卸元に伺いました。
軽くて丈夫な無水鍋は、日本で60年以上愛されているロングセラーアイテム。親子3代で使っているご家庭もあるのだとか。
永く使えるお鍋ですが、いつの間にかできる鍋底の黒ずみや変色と、うっかりついた焦げ付きが気になるところ。ここでは簡単なお手入れ方法をご紹介します。
スチールタワシとクレンザーで!
アルミ鍋をピカピカに磨く
そもそも、アルミの鍋はなぜ黒ずむのでしょう?原因を卸元に伺ってみました。
「黒ずみはお鍋のアルミニウムと、水や調理物が反応して現れます。これは人体に影響を与えるものではないので、ご安心ください。
黒ずみが気になる場合は、クレンザーとスポンジ又はスチールタワシを使ってお手入れします。無水鍋はフッ素樹脂加工をしていないので、スチールタワシで磨けますよ」
それでは早速、試してみたいと思います!
お手入れ方法
[1] 薄い黒ずみは、スポンジにクレンザーを適量とって円を描くように磨く。
[2] 鍋を焦がしてしまった時やしつこい黒ずみには、スチールタワシにクレンザーを適量とり、円を描くように磨く。
[3]磨いていくうちに黒い泡がでますが、これは研磨された部分と水が反応するため。鍋がキレイになったら水でしっかりすすぎ、台所洗剤で仕上げ洗いをする。
[4] 腐食を防ぐため、水気を拭き取りよく乾かす。
▲黒ずみがどんどん消えていくので、楽しかったです〜。
5年愛用した鍋がキレイに!
黒ずみの予防は、お米のとぎ汁で
スチールタワシで5分ほど磨くと、黒ずみが消えていきました。
お鍋の外側はスチールタワシで磨いてしまうと、傷が残ってしまう可能性があります。もし汚れが気になる場合は、スポンジにクレンザーをつけて磨いてくださいね。
黒ずみの予防には、お米のとぎ汁が効果的です。鍋にとぎ汁を入れて10~15分ほど煮ると、黒ずみが起こりにくくなります。
そのまま保存して良いの?永く使うためのコツ
たっぷり容量の無水鍋。作った料理をそのまま保存したくなりますが、こちらは黒ずみの原因になってしまいます。
お料理の後はできるだけ早く鍋を空け、温かいうちに洗うと汚れが落としやすいです。普段のお手入れは、台所用の中性洗剤を使ってくださいね。
素材の持ち味を生かす、一台8役の万能鍋
無水鍋の最大の特徴はその名の通り、余分な水を加えずに調理できるところ。素材のビタミンやミネラル等の損失が少なく、材料の持ち味をしっかり生かしてくれます。
さらに用途は8通り。蒸す・煮る・茹でる・炊く・炒める・焼く・揚げる、オーブンの役割まで果たしてくれます。鍋蓋はフライパンとしても使えるので、一家にひとつあると何かと便利なお鍋です。
わたし・塩川も5年ほど愛用してきた無水鍋ですが、今回はじめて正しいお手入れを知りました(ズボラですみません・汗)
ピカピカになった無水鍋を眺めながら「まだまだ、たくさん使うぞー!」とより一層の愛着が湧いていきました。
(つづく)
本日登場したお鍋
※ご紹介したお手入れ方法やコツは、卸元に確認の上お届けしています。
もくじ
▼無水鍋を愛用しているスタッフが、使い心地をレポートしています
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