【お茶の間会議】一度だれかに聞いてみたかったんです。「飲みニケーション」て、やっぱり必要?
店長 佐藤
お茶の間会議のテーマ #01
「飲みニケーション」て、必要?
昨日公開した「お茶の間会議 プロローグ」で決めた企画にまつわるルールその5で「たまには居酒屋やバーで」と書きましたけれど、はい、初回からいきなりカフェバーに集合です。
しかも、このちょっぴり「くだらな企画」にわたしの実兄でもある代表の青木が付き合ってくれることになりました。
こんな企画を思いついてしまった妹への同情がおそらく3割、あとの7割はまさに自分自身がお酒の席に弱いので今回のテーマが気になったのだと思われます。
※飲みニケーション:「飲む」と「コミュニケーション」を合わせた造語
とある平日の業務終了後、「飲みニケーションて必要?」というテーマについて雑談するためにカフェバーに集まった本日のメンバー4人を紹介します。
【参加者その1】
クラシコム代表の青木。44歳。店長の佐藤とは兄妹。お酒はまったく飲めないわけではありませんが、かなり弱いのでほぼ飲みません。
【参加者その2】
編集グループ・マネジャー津田。32歳。外資系コンサルティング会社から3年ほど前にクラシコムに転職。お酒ははっきり言って「大好き」です。
【参加者その3】
MDグループ・バイヤー竹内。29歳。アパレルや建築の仕事を経て昨年クラシコムに転職。お酒は飲みますが「少々」です。
【参加者その4】
わたし・店長の佐藤。40歳。お酒はもともととても強かったのですが産後一気に弱くなりました。それが最近またどんどん強くなってきています。
「僕だけ炭酸水で失礼しますー」とはにかむ代表青木
佐藤:
「青木さんがこういう席にいるのって、ちょっとめずらしいよね」
青木:
「ていうか、ほとんど呼んでもらえないもん……。逆に佐藤とスタッフの間では数年前より飲む機会が増えている印象があるんだけど」
津田:
「青木さんは飲み会キライなんだろうなって、なんとなく…… 」
青木:
「いや、キライじゃないのよ、そんな偉そうなもんじゃないのですよ。僕なりに理由があるというかね」
竹内:
「わたしも飲み会、あんまり得意なほうじゃないんで知りたいかも」
青木:
「まあ、あれだよね。グラス持ってウェイウェイしている自分はたぶん無理してる感満載だろうし、楽しんでる人の邪魔したくないっていう控えめな理由もあったりすることを、みんな知らないだろうなあ(←ちょっと寂しそう)」
そんな会話は置いておいて、4人4様の私たちが「飲みニケーションて、必要?」というテーマにそれぞれどんな尺度をもっているのか。なんだったら紙に書いてみようということになりまして、急に書きはじめます。
お茶の間に出そろった、4人の考えはこう。
クラシコム代表・青木:
「飲みニケーションはひとつの手段ではあるし、相手によっては効果があるとは思うけれど必須だとは思っていません。
成果を上げるための他者との関わり方には色々方法があると思っていて、それぞれが得意な方法を選択すればいいのではないかと。どちらにしても全ての方法が得意な人はいないので。僕はお酒が飲めず、雑談が上手な訳でもないので、あえて積極的には飲みニケーションを選択してないっていう感じです。
一方で僕は物事を説明して理性で納得してもらうことのほうが得意だと感じているので、仕事の時間中に、あるいはSNSでの発信を通じて、これからどうして行くのか?なにが正しくてなにが間違いなのか?それぞれに何を求めていて、それを実行することは個々にとってどんなメリットがあるのか?を深く理解してもらうことに努めるようにしています」
編集・津田:
「みんなで飲むとやっぱり楽しいし、ごはんもお酒も好きな私は、誘われたら嬉しいのでほぼ必ず参加しちゃいます。
マネジャーとなった今は店長と話す時間が業務時間中にしっかりあるので、わざわざ飲まなくてもいいのですが(笑)、以前は目の前の作業がせわしなくて経営陣と直接話せる時間がなかなか取れなかったんですよね。だから、お酒飲みながら経営陣や先輩・同期とゆる〜く話せるのはいい機会だなあと感じていました。
ただ真面目な話をすると、仕事で本当に必要なコミニュケーションはやっぱり業務時間中にとるべきでは?と思います。飲みニケーションはあくまで、人生を楽しくしてくれるものと捉えてます」
バイヤー竹内:
「飲み会があまり得意でないのには理由が2つあって、ひとつはお酒に弱いこと。飲めないから、飲める人との差を感じる=はじめから冷めてる自分がいる、みたいな感じでしょうか。
もうひとつは、できれば2人~4人くらいで美味しいモノを食べながら、じっくりのんびり話すほうが好きだから。
なので誘われても断ることもあるんですがそれなりに参加もするのは、コミュニケーションはとりたいという気持ちはあるからなんですね。お酒を飲んでいるとみんなリラックスして本音が飛び出すから、聞き逃したくないんです。
ただ私は聞いてばかりで発せてないなあとも思い、毎回反省してます。めげずに参加していれば、いつかお酒にもちょっと強くなって、心も解放できるようになるかしらと密かに自分に期待をしています」
(はしゃぐ私・佐藤のうしろで若干引き気味の竹内にもご注目)
店長佐藤:
「以前はニガテ・イヤの代表格と言えば飲み会でした。多分、飲んだときについ出る本音とか愚痴があんまり好きじゃなかったんですね。
でも会社の経営の一端を担う立場になってしばらくして、飲み会を楽しめるようになっていた自分がいて結構びっくりしました。ときに腹を割って話したりガス抜きすることも大事だなっていう意味をはじめて見つけられたというか。毎日一緒に仕事しているスタッフと飲むのは共通の話題がわんさかあって楽しいので、自分にとってもストレス解消になることもあります。
おかげさまで数年前はワインならグラスに注がれた1cmくらいしか飲めなかったのが、今では3杯飲んで、さらに日本酒がちょっぴり混じっても元気に帰れるようになりました(笑)
でも、やっぱり飲みニケーションは平等にはいきません。飲み会が得意じゃないスタッフもいるし、案外似かよったメンバーに偏りがちなんですよね。なので、コミュニケーション上必須ではないし、積極的にこういう文化を社内で推進しなくちゃとはまったく思っていません」
じぶんも大切、まわりの人も大切?
今日ここに集まった4人、それぞれの考えでした。
結局のところ、飲みニケーションがストレス解消だったり人生の楽しみのひとつだったりする人はどんどんすればよいし、苦手でもそれに一定の「役割」や「効果」を感じている人はがんばって「時折」すればいい。
苦手だし、役割も効果も感じられないよという人は、とことん断りつづければいい(?)のかもしれません。
でも、なんとなく4人が違うようで共通しているところもありました。
自分の「必要度」や「感じ方」を大事にするのと同じように、周りの人が必ずしも自分と同じではないことを大事にしたいというのが4人とも似ている部分であったように思います。
あれれ?最後だけなんだかマジメになりましたが、また次回(いつになることやらですが)のお茶の間会議でお会いしましょう。本日記念すべき第一回のナビゲーターは店長の佐藤がつとめました。
撮影協力:カフェ&バー ELK(エルク)
東京都国立市中1-15-5
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