【BRAND NOTE】第3話:わたしにぴったりな「レンズ」はどれ?写真の魅力に迫るレンズ選び
カメラのレンズは種類が多く、初心者はどれを選んでいいのか悩むところ…。ここではミラーレスカメラCanon EOS M10(キヤノンイオスエム10)と相性の良い、標準ズームレンズ・単焦点レンズ・マクロレンズの3つをご紹介します。どれもコンパクトで軽いので女子に嬉しく、旅に持っていくのにもおすすめです。交換レンズで撮れる写真の世界が広がり、作品のような写真を楽しむことも。一眼レフをもっと使いこなすコツをお届けします。
編集スタッフ 塩川
種類が多くてわからない…「レンズ選び」に悩んでいます
「カメラと仲良く」をテーマにお届けしているBRAND NOTE Canon EOS M10編。
ミラーレスカメラのEOS M10は、レンズ交換ができるのも魅力のひとつ。レンズが変わると見える世界が広がり、より「撮りたい」写真に近づきます。
ですが自分にぴったりフィットするレンズは、一体どれなのでしょう?正直、悩むところです。
2話目に引き続き、浅葉さん・鈴木さんを講師に迎え、たくさんあるレンズの中から3つを選び、撮影を交えながらポイントを伺います。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
「今回は3つのレンズを選びました。
・標準ズームレンズ(EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM)
・単焦点レンズ(EF-M22mm F2 STM)
・マクロレンズ(EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM)
どれもEOS M10と相性の良いレンズなんです」
カフェの雰囲気を撮りたい時は?
まず最初はコレ「標準ズームレンズ」
「なかなか動きまわることができないカフェやレストランなどでは、ズームレンズが便利ですよ。自分の席から移動しなくても空間全体を広く撮ったり、被写体にぐんと寄ったり自由自在!
レンズのサイズもコンパクトなので大げさな撮影にならず、何気なくその場所の雰囲気を捉えることができます。それでは試しに引きと寄り、両方撮ってみましょう」
▲EOS M10+EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMで撮影
「同じ位置から撮ってみましたが、ずいぶん写る範囲が変わりますね」
「レンズに悩んだら、まず最初は標準ズームレンズを選んでください。寄りも引きも色んなアングルが狙えるので、撮り逃したくないシーンが多い旅行にもおすすめですよ。
目で見ている景色よりすこし広く撮れるレンズなので、ズームをせずにそのまま撮影しても迫力のある写真が撮れます。
EOS M10にはWi-Fi機能があり、いい写真が撮れたらすぐにシェアできるんです」
▲EOS M10のInstagramアカウント(@canon_eosm)には、「いい写真」を撮るためのヒントがたくさん!
ケーキやランチ、食べ物を撮る時は?
思いっきりぼかすなら「単焦点レンズ」
「カメラを買ったときに、とにかくぼかした写真を撮りたい!と感じているのであれば、こちらの単焦点レンズがおすすめです。
ズームがない分、自分で寄ったり引いたりしながら、画角を決めます。ぐんと寄ってみると、思いがけない写真が撮れるので、記録写真から一歩踏み出したいときにぴったりなんです。
1話目・2話目ともに、こちらのレンズで撮影していましたが、少し慣れてきましたか?」
「単焦点レンズって、もともと苦手意識があったんです。自分で動いて撮らないといけないから、なかなか被写体との距離感がつかめなくて……。
ですがお二人に教わりながら、いつも自分が撮る位置より、もっと被写体に寄ってみると面白い写真が撮れて驚きました。
記録写真って正直撮り飽きていたんですけど、主役を決めて背景がぼけると、ちょっと写真が上手くなったように思えます」
▲EOS M10+EF-M22mm F2 STMで撮影
「このレンズで撮った写真を見返したとき『こんなに猫のひげに寄ってる(笑)』とか『自分らしい距離感を保って写せたな』 など、撮影時の臨場感がでるので好きです。
料理を撮るときは背景を少しいれてぼかし、テーブル以外も画角に入れるとその場所ならではの雰囲気が滲みでるので、より素敵なテーブルフォトになりますよ。
例えばわたしが旅先で撮ったこの写真は、食べ物が主役ですが、シーンが浮かぶように撮影しています」
「雰囲気のある写真ですね〜。背景にぼんやりと写る、お店の方が気になります(笑)
食べ物が主役なのに、ただの記録写真ではなくどこかノスタルジー。単焦点レンズ、使いこなせるようになりたいです」
「作品」と呼べる写真を撮りたい時は?
小人の世界が体感できる「マクロレンズ」
「このマクロレンズは、なんと13mmまで被写体に寄ることができるんです!
単焦点レンズよりさらに寄れて、肉眼では見ることのできない小さな世界に入り込むことができるので、新たな発見があると思います」
「わ〜、面白い!わたしは札幌出身なのですが、例えば雪の結晶も撮れますか?」
「もちろん撮れますよ!このレンズの面白いところは、レンズ自体にLEDライトがついているんです。
レンズ自体が影になってしまい被写体が暗くなったときや、アクセサリーを撮影するときなど、なにかと便利なんです。試しにソーダの泡を撮ってみましょう」
▲EOS M10+EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMで撮影
「すごい〜、ソーダ水の中に飛び込んだみたい!ライトをつけると全体が明るくなって、より優しい印象に見えます。自分で演出できるところも面白いですね」
「マクロレンズは今回紹介した3つの中で、いちばん作品志向なレンズだと思います。
レンズ自体が光るのは世界初*、新たに機材を買わなくてもレンズ一つあれば色んな写真を試せるところもポイントですよ。
マクロレンズで撮る作品といえば、フォトグラファーの浅井美紀さんが撮る水滴写真がすごいんです!」
「水滴の中にお花が映るなんて、見たとこのない世界。これはもう、芸術の域に達していますね」
*レンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)用オートフォーカス交換レンズとして。2016年5月11日時点。キヤノン調べ。
レンズ選びのポイントは、自分が「撮りたいもの」を考える
「3つのレンズを使ってみて、レンズごとの特性や変化が面白かったです。特に気に入ったのはマクロレンズ。見たことのない世界が見えるのは楽しいですね」
「レンズに慣れてくると、撮りたいものがあったときに『このレンズで撮るともっといい写真になる』と勘が働くようになります。
広く撮りたいから標準ズームレンズを選ぼうとか、ぐっと寄りたいからマクロレンズかなとか、カメラの目に近づいていつもの景色がもっと楽しく感じられるようになるんです」
「確かにものの見方が変わりそうです。わたしはアウトドアが趣味なんですが、そのときはどのレンズを持って行ったらいいですか?」
「それもまさに、撮りたいものによって使い分けるといいですよ。
どれも荷物にならない小さなレンズなので、景色やスナップを撮るなら標準ズームレンズ、ぼけ味を楽しむのであれば単焦点レンズ、まずはこの2つがあれば十分だと思います。
最初から作品を撮ってみたい!と感じたのであれば、マクロレンズからスタートしても、全く問題ありません」
やっと出会えた!わたしのためのカメラ
「Canon EOS M10と仲良くなると、わたしに『フィットする』カメラだなぁと感じるようになりました」と、にっこり笑いながら上山は話します。
一眼レフなのに軽く、スマートフォンのような操作で、カメラをぐっと身近なものに変えてくれたEOS M10の魅力は、それだけではありません。
家の中やお気に入りのカフェ、カメラを通していつもの景色が素敵に撮れることは、毎日の励みになったり、小さな変化の気づきにつながっていきます。
だからわたしたちは「いい写真」を撮りたいし、シェアしたい。
写真を残すことは、暮らしを見つめ直すこと。EOS M10は日々のささやかな楽しみ方を、教えてくれました。
(おわり)
【写真】
木村文平:1〜3、6、9、12〜13枚目
【取材協力】
old cafe ときの木
〒186-0004 東京都国立市中1-10-22 天神ビル1F
もくじ
浅葉 森
(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
写真を撮ることが好きでキヤノンに入社。カメラ商品企画部に所属し、EOS M10のInstagramアカウント(@canon_eosm)の立ち上げに携わる。プライベートでは、1歳になる息子や風景の写真を撮ることが趣味。
鈴木 さや香
(フォトグラファー)
広告写真、CMの動画撮影などを中心に活動の場を広げている。EOS Mとカメラ誌の共催ワークショップにて講師を担当。EOS M10で鎌倉を撮影したフォトエッセイ「かまくらかたおもい」を連載中。 http://www.kamakura-info.jp/kataomoi/
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