【BRAND NOTE】後編:スイーツやおにぎりにも!「緑果オリーブオイル」の活用レシピ
編集スタッフ 塩川
調味料にぴったりの「緑果(りょっか)オリーブオイル」
今回のBRAND NOTEは、親子三代続く小豆島のオリーブ農園「井上誠耕園(いのうえせいこうえん)」編をお届けしています。
前編では井上誠耕園のものづくりの背景や、熟度にこだわった「緑果オリーブオイル」のお話を伺いました。
オリーブの実そのものを搾り、きちんと丁寧に作られたエキストラヴァージンオイルは、100%ジュースのようなもの。
フレッシュな緑果オリーブオイルを存分に楽しむために「かける・和える」など、調味料として味わうのがおすすめなのだとか。
井上誠耕園の園内にあるカフェ「忠左衛門(ちゅうざえもん)」で働く井上さんと、2児の母でありネットショップの店長をつとめる濱中さんに、美味しいオリーブオイル活用方法を教わりました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
▲写真左から、わたし塩川・カフェスタッフの井上さん・ネットショップ店長の濱中さんです。
サラダはもちろん、お肉やアイスクリームに!
まずは手軽な「かける」レシピです。
サラダに塩と緑果オリーブオイルをかければ、それだけで贅沢な味わいに。肉料理の仕上げにもぴったりで、これが意外にも脂っこくなく、さっぱりといただけます。
カフェスタッフ 井上さん:
「緑果オリーブオイルはわさびのような苦味があるので、お刺身とも相性がいいんです。お醤油のかわりにしても、美味しくいただけますよ。
わたしは小豆島でとれた旬のお魚に、オイルをかけて食べるのが大好きなんです」
続いて試食したのは、バニラアイスのオリーブオイルがけ!
これも意外な組み合わせですが、コクと風味のバランスが良く、初めて経験する味わいです。低脂肪のあっさりしたバニラアイスと、相性がいいのだとか。
味が単調でつい飽きてしまうバニラアイスですが、これなら最後まで美味しくいただけますね。
はちみつとの組み合わせもおすすめで、オリーブオイルをスイーツとして楽しむ、新たな出会いに驚きました。
マヨネーズいらず!大人のポテトサラダ
次に井上さんに作っていただいたのは、ポテトサラダです。
じゃがいもを茹でて粗く潰し、緑果オリーブオイルと塩こしょうを加えて和え、塩もみしたきゅうりとたまねぎ、茹でた人参を入れます。
先に緑果オリーブオイルと和えておくことで、じゃがいもによく味がしみこみ、マヨネーズいらず!一口食べれば緑果の爽やかな苦味が広がって、ちょっぴり大人味に。
ポテトサラダ好きのわたしは、すっかりこの味のファンになりました。「これは毎日食べたい!」そう感じる美味しさです。
おにぎりやお味噌汁、納豆にも合うんです
オリーブオイルというと洋食の印象がありますが、緑果オリーブオイルはご飯にもよく合うんです。
炊きたてご飯にオイルをかけ、細かく刻んだみかんの皮と、おかかを和えたおにぎりは絶品!
小豆島では健康のため、お味噌汁にオリーブオイルを垂らす家庭も多いのだとか。熱しすぎると風味が飛んでしまう緑果オリーブオイルですが、お味噌汁ぐらいの温度であれば大丈夫です。
濱中さんのお子さんたちは、納豆にかけて食べるのが大好き。お通じにもいいので「ママ、今日はこれを食べていい?」とよくリクエストされると話していました。
カフェスタッフ 井上さん:
「緑果オリーブオイルが好きで、とにかくなんでもかけて食べてみますが、合わないなと感じるものはほとんどないんです。チョコレートケーキにだって合うんですよ〜。
緑果オリーブオイルの辛味・苦味の正体はポリフェノール。抗酸化物質が豊富で、老化防止を期待できるといわれています。
悪玉コレステロールを減らすオレイン酸も含まれており、健康診断でコレステロール値を褒められることもあるんです」
実は油は、オリーブオイル・サラダ油・ごま油など、どれでも1グラムで約9キロカロリーと変わりません。
健康のために、今使っている油をオリーブオイルに置き換えることがおすすめだそうです。
農園の「想い」を正直に届けるために
試食を終え、ネットショップ店長の濱中さんに農園を案内していただきました。
濱中さんは普段、農園から少し離れたオフィスで働いています。主なお仕事は商品ページの撮影や、メールマガジンの作成、ブログなど。仕事内容は、わたしと近いものがありました。
味の好みは人それぞれ。ネット通販だからこそ、商品のページを作るときは自分だけでなく、家族の感想も伝えるように意識しているそうです。
ネットショップ店長 濱中さん:
「農家らしいネットショップってなんだろう。と、常日頃から考えています。
わたしの夫も農園スタッフとして働いていて、台風の時期は毎日天気予報とにらめっこ。自然が相手だからこそ、気が休まらないこともあります。
あるとき雨の日も雪の日も、毎日畑に立ってる会長(二代目園主 勝由さん)に『畑って大変ですね』と話しかけたら『大変に思ったことなんて、一度もないよ〜』とにっこり。
わたしは子供が二人いて、家では大変なこともたくさんあります。けれどその言葉と姿を見ていたら『自分が楽しまないと、伝わならいことがきっとある』と感じました。
できるだけたくさん農園に行って、働いているスタッフの姿や想いを正直に伝えることが、農家らしいお店づくりに繋がると思っています」
ほとんど毎日更新される濱中さんのブログからは、農園の日常や小豆島での暮らしがまっすぐ伝わってきます。
想いが通じ、お客さまからはお手紙のような感想や写真が届くこともあり、それがとても嬉しいと話していました。
美味しさの裏側にある「想い」を知ったからこそ
「どんなに農園が大きくなっても、井上誠耕園の原点は農業なんです。わたしたちは、食べないと生きてはいけませんから」そう三代目園主の智博さんは話します。
自然の恵みに感謝すること。お互いに助け合うこと。農家だからこそ伝えたい、食べることの大切さ。
それは父親である二代目園主 勝由さんから何度も言われ、今ではスタッフ全員にも同じように伝えられています。
食べるという字は「人」を「良くする」と書きます。私たちが「美味しい!」と感じ、健康に暮らす裏側には、自然の力はもちろん、それを届ける人の努力や苦労があることを感じずにはいられません。
緑果オリーブオイルに込められた想いを胸に、わたしは小豆島を後にしました。
(おわり)
【写真】木村文平
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