【BRAND NOTE】後編:窓のない空間も楽しむために。スタッフ宅で実践、インテリア術。
ライター 長谷川賢人
インスタでもSNSでもない、私の場所をつくる写真。
今回のBRAND NOTEは、カメラや写真プリントでも有名な富士フイルムの「WALL DECOR(ウォールデコ)」編をお届けしています。
WALL DECORは、お気に入りの写真を飾るための「パネル加工(額装)」を、富士フイルムの工房で1点の注文から仕上げてくれるサービスです。
前編では、2人の子どもを持つお母さんのスタッフ齋藤宅で、子どもたちの記念写真をおしゃれに飾るコーディネートや、インスタグラムやSNSとも異なる写真の良さを見ていきました。
インターネットへ写真を投稿する楽しみ方も「自分の場所」をつくる行い……ですが、今回はリアルな「場所」として、自宅のインテリアに写真を活かす方法を考えてみたいと思います。
挑戦してみたのは、以前から「部屋に写真を飾りたい」と考えていた、ふたりのスタッフです。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
バイヤー竹内
「窓のないキッチンも明るい雰囲気になりました」
▲奥に飾ったお花の写真もWALL DECORのフォトパネル。
バイヤー竹内宅は、しずかな住宅街にある1LDKのマンション。今回は3種類のパネルを飾ってみました。実は、以前にも写真を飾ろうと、竹内はDIYでパネルを作ってみたことがあるそう。
「でも、ぴったり貼るのが難しかったり、印刷がきれいにできなかったり。WALL DECORはプロのカメラマンさんが個展でも使えるくらいの質と聞いて楽しみにしていたのですが、自分で作るものより仕上がりが断然良いですね。『あぁ、わたしはこういうことがやりたかったんだ!』と思いました。
自分で撮った写真なのに、ふしぎと新鮮味があります。スマートフォンの画面で見るより、ずっと大きく、きれいに感じるせいでしょうか」
と、竹内はパネルを手に、うきうきしている様子。それでは、さっそく貼っていくとしましょう。
竹内宅は何度かスタッフコラムでも登場していますが、ともするとキッチンをお見せした機会は少ないかもしれません。マンションにはよくある独立タイプのキッチンですが、窓がないこともあって、どこか暗い雰囲気を感じることにモヤモヤしているそう。
その雰囲気を変えたい!というのが、竹内の願いでした。
(注文した加工:カジュアル、サイズ:A3スクエア、印画紙:グロッシー)
そこで、今回はスマートフォンで撮影した「おしゃれなタイル」の写真を、WALL DECORを使ってパネルにしてみることに。南仏のような、からりとした陽気さが伝わる一枚です。
「タイルっぽいツヤが出したくて、印画紙もツヤ感の強い 『グロッシー』 にしました。これ、海外で撮ったみたいに見えますか? 栃木を旅行した時に入ったカフェで、足元にあったタイルなんです(笑)」
「タイルの目地があるキッチンに憧れていた」という竹内。とはいえ、賃貸物件ではなかなか希望通りのキッチンは見つけられないもの……それでもWALL DECORのパネルが飾られるだけで、印象がずいぶん明るく変わりました。
「ずっと『白いだけの壁』にモヤモヤしていたのが解決しました!額に入れた絵やポスターだと我が家には仰々しすぎるように思えるけれど、これならカジュアルでちょうどいいですね。
もっとキッチンにいる時間が好きになれそうです。ここが私の空間になった、という感じがします」
さて、次はリビングへ。
ここはリラックスする場所だからこそ、生花を飾り、グリーンや花のある生活を楽しみたい。そうは思っても、共働きで何かと手がまわらないせいか、生花を切らす日もあると言います。
ここでWALL DECORの出番です。お気に入りの花の写真を飾ることで、リビングに明るい雰囲気をプラスして、生花は「できるときに」そろえるという二段構えのスタイルを試してみたのです。
(注文した加工:ミュージアム、サイズ:A4、印画紙:グロッシー)
上段は昭和記念公園のポピーたち。下段は自作したミモザのリースだそう。飾ってみた結果は、「生花と造花のあいだくらいで、ちょうどいい!」と感じたようです。
「特にリースはドライフラワーにするより、生花のままでずっと飾っておきたかったくらいに気に入っていたんです。現実的には無理なことだけれど、写真ならみずみずしい状態をずっと感じることもできますよね」
選んだ加工の「ミュージアム」は、台座の上に写真を貼り付ける面があり、立体感のある仕様。竹内も「カメラマンさんの個展や美術館で見る写真のような上品さがありますね」と、そのチョイスを喜んでいるよう。
「いまって、ミラーレス一眼レフも買いやすくなって、スマートフォンのカメラもきれいで、簡単にいい写真が撮れますよね。でも、その写真って、わたしにはインスタにあげるくらいしか楽しみ方がなかったなぁ、と。
このフォトパネルなら、いい写真が撮れた楽しさを家族や友達とも分かち合えますね。なんだか部屋も明るくなって、自分用の展覧会を開いているみたい。そういう嬉しさもあるし、写真を撮っていてよかったなぁ、とあらためて思いました」
スタッフ田中
「日常のスナップが、部屋のアクセントに!」
昨年の夏頃に引っ越しをして、自宅のレイアウトも落ち着いてきたスタッフ田中。「北欧、暮らしの道具店」のアイテムも活用しながら、居心地のいい空間をつくっています。
「わたしは取材でいろんな方のご自宅を訪ねますが、毎回といっていいほど何かしらのエッセンスをもらってくるんです。中には、写真を飾っていらっしゃる方もいて、絵とはちがう魅力があると感じていました。
でも、わたしのような写真のプロでもなく、DIYが得意でもない人にとっては、写真を大きく飾るための手段がそもそもなかったと思うんです。引き伸ばして現像して、額装も……なんて、どうしても大変で。
WALL DECORなら順を追って選んでいけばいいから簡単ですし、ありそうでなかったサービスですね」
(注文した加工:左=カジュアル、サイズ:A3、印画紙:クリスタル/右=ギャラリー、スクエア、ラスター)
手にした2枚のパネルを手に、田中は仕上がり具合に満足げ。使った写真は、趣味のフィルムカメラで撮りためていたものです。田中が愛用するのは、若い頃に中古で買って、すでに生産が終了している「ナチュラ」というカメラ。
「撮った写真を振り返ると、インスタに載せたりもせず、埋もれてしまっているものばかりでした。個人的な思い出を撮ることも多いから、『自分にしか良さがわからない写真』って結構あると思うんですよね。
そういう埋もれていた日常的なスナップをパネルにすると、アートみたいになるのは嬉しくて、新しい発見でした」
テレビボードの横には、古道具屋で購入した小ぶりなチェスト。その上に、WALL DECORで作ったA3パネルを置いています。写真はお気に入りのカフェで「あっ、いいな」と思わずシャッターを切った瞬間だとか。
「大きいかと思ったけれど、飾ってみると意外にちょうどいいですね」
図らずもチェストの色合いともマッチしていますが、家具に合わせてパネルを選ぶのも楽しそうです。
出窓には、新宿御苑の温室で撮影したハスの写真を、スクエアサイズで額装して飾りました。コンパクトながら、たっぷりの余白によってドレッシーなうつくしさも感じる一枚です。
「いま、出窓にはミモザや青文字、ユーカリ、多肉、アルテシマ……とグリーンをいろいろ置いています。窓からは木々が見えるので、借景としてグリーンでつながるようにしたかったから、この写真を選びました。
上下左右どこに置いてもいいくらいの幾何学模様で、肩の力が抜けた感じが気に入っています」
「スマホだとその場で写真が見られるけど、フィルムカメラだと使い切るのに時間がかかって、うっかり半年後の現像になったり(笑)。
でも、だからこそ現像した写真を見て、場所や情景までをハッ!と思い出せるのが楽しいんです。それがパネルになって、玄関でいつもちらりと目に入るのは、その時の健やかな気持ちが蘇ってきて、心が軽くなりますね」
田中は、WALL DECORに出会って、あらためてフィルムカメラへの想いが再燃したよう。
「次は、トイレに飾りたいなぁ、と狙っています。トイレってインテリアを工夫できるほどの広さもないから、座ったときに見えるものを変えるくらいじゃないですか。フォトパネルなら気軽に入れ替えられますし、四季ごとにチェンジしてもいいですよね!」
そう言って、シャッターを切る田中。太陽を浴びる菜の花の写真をパネルにしたら、きっと、飾った場所にも明るい風が運ばれてきそうです。
フォトパネルは、愛着を、季節を、くれるもの。
ここで、おさらい。WALL DECORはインターネットから注文でき、使い方も流れに沿うだけでかんたんです。
[1]注文画面で作りたいパネルのサイズを決めたら、写真を選んで「アップロードする」を押す。
[2]写真のトリミング(切り抜き)を指定する。
[3]印画紙のタイプを選んだら、「仕上がりイメージ」を見て確認する。
[4]初回だけ会員登録をした後、画面の指示に従って進め、支払い方法や配送先を確認して、注文する。
価格はもっともシンプルな「カジュアル」タイプの6Pサイズで、3,888円より。アートになるポスターを1枚購入するのと同じくらいでしょうか。
今なら、BRAND NOTEをここまでお読みいただいた方だけの20%オフクーポンもご用意しています。限定クーポンを利用すると、2,880円よりお試しいただけます。お部屋のインテリアに、自分らしいひとさじを足したくなったら、写真選びを楽しみながらWALL DECORを試してみてください。
「気持ち」や「思い出」をカタチにしてくれた。
▲連載前編でスタッフ齋藤は、子どもたちの写真だけでなく、新婚旅行で撮った風景のパネルを飾りました。
インスタグラムやSNSに載せる写真も、きらきらしていたり、日々変わる「今」がわかったりして、楽しいものです。
ただ、WALL DECORには、それとはちょっと異なる良さがありそうです。スタッフたちが話したように「気持ち」や「思い出」を、きれいにカタチとして見せてくれる良さです。
壁にかける。たったそれだけのことで、フォトパネルは日々に愛着を、季節を、もっと感じさせてくれました。たぶん、フィットする暮らしって、そういう心地よい「たったそれだけのこと」の積みかさねなんだろうな、と思います。
(おわり)
【写真】木村文平
▼WALL DECORの特設サイトはこちら!
http://fujifilmmall.jp/walldecor/
もくじ
ライター 長谷川賢人
1986年生まれの編集者、ライター、スピーカー。
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