【ただいま収穫中!】好みの野菜で作れる!うまみたっぷり「バジル蒸し」のレシピ
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都から日本全国へ、環境負荷の小さな農法でつくられた野菜をお届けする『坂ノ途中』の倉田です。
少しずつ秋めいてきましたね。そろそろ夏野菜はピークの終わり、名残(なごり)の時期に入ります。
この時期の夏野菜は、真夏に比べ気温が下がっているので成長がゆっくり。じっくり育ったぶん、味が乗っていて実がつまっているのが、名残の時期の魅力です。
お届けしている「旬のお野菜セット」は、そんなふうに、野菜の味わいが季節とともに変わっていくのを楽しんでいただけますように……と考えながら作っています。「その時いちばんおいしい」定番野菜はもちろん、ちょっと珍しい野菜も詰め合わせています。
9月の「旬のお野菜セット」Sサイズの例。完熟の万願寺とうがらしやナス、オクラなど、名残の時期の夏野菜が届きます。
私・倉田は、坂ノ途中に入社する前から、この野菜セットにお世話になっていました。「次は何が届くのかな…?」と楽しみないっぽう、どんな野菜が入っているかわからないのは不安だな、珍しい野菜はどう料理したらいいんだろう、という心配もあるかなあと思います。
そこで今回のコラムでは、届いた野菜をなんでも使えちゃう、万能レシピをご紹介します!
お好みの野菜を切って重ねて……とっても簡単。シンプルな味付けなので、それぞれの野菜の味わいがしっかりわかって楽しいんです。
いろいろな野菜で応用できる、「夏野菜のバジル蒸し」のレシピ
レシピは、東京の店舗「坂ノ途中soil キョードー」のスタッフ原田が考えました。野菜がたっぷり食べられますよ。
材料(3〜4人分)
バジルの葉…3g
塩…小1
玉ネギ…150g
お好みのキノコ(今回は椎茸を使いました)…50g
ニンニク…1片
油…大1〜2
モッツァレラチーズ…100g
白ワイン…5ml
オリーブオイル…大2〜3
お好きな夏野菜( 今回はナス、ピーマン、赤ピーマン、かぼちゃ、じゃがいも、ミニトマトを使いました)…約600g
※野菜はなんでもOKですが、トマトを入れるとおいしいです
下準備
・バジルを手でちぎって塩と混ぜ「バジル塩」をつくる
手でちぎることで、断面が荒くなり、表面積が広がるため、調味料がからみやすくなります。
01:玉ねぎとキノコを先に調理する
玉ネギとキノコはみじん切り、ニンニクはみじん切りにする。
鍋に油とニンニクを入れ弱火にかけ、香りが出たら玉ネギとキノコを入れ、ソテーする。玉ねぎに火が通ったらバジル塩少々で味付けする。
02:夏野菜は5㎜〜1㎝の厚さにスライスする、モッツァレラチーズは手でちぎっておく
根菜類は火が通りやすいよう、薄めに切るようにしてください。
03:夏野菜を並べて火にかけて蓋をする
01の玉ねぎソテーの上に、スライスした夏野菜を火の通りにくい根菜類から並べていく。
上から白ワインをふりかけてオリーブオイルを回しかけ、残りのバジル塩を全て加える。蓋をして中火にかける。
04:チーズを加え余熱でとろけさせる
具材に火が通ったら仕上げにモッツァレラチーズを加える。再び蓋をして火を止めて、余熱でチーズをとろけさせたらできあがり。
ソテーした玉ネギの甘みとバジルの香り、モッツァレラチーズのクリーミーなコクのおかげで、野菜だけで十分満足感があります。
バジル塩のバジルは手でちぎるのがポイント!断面が荒くなるので、塩にしっかり香りが移ります。この作業を一番最初に行ってください。
冬には大根やかぶなどでもおいしく作れます!野菜やハーブの種類を変えて、ぜひほかの季節にも作ってみてくださいね。
▽旬の野菜が届く、坂ノ途中の「お試しセット」はこちらから。
倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、2年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
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