【文字の少ない本屋】今月の一冊は「旅。旅の前、そして旅のあと」
商品プランナー 斉木
いらっしゃいませ。「文字の少ない本屋」へようこそ。本日の店番は、わたし斉木です。
この本屋では、毎月、わたしたちがいま読んでほしいと思う一冊をご紹介しています。
読みたいときにさっと手に取れるほど気軽だけど、読み終わったあとじんわりとこころに沁みてくる。
お届けするのは、そんな言葉と出逢えるたった16ページのリトルプレスです。
旅。旅の前、そして旅のあと
今月の一冊は、暮らしノオトvol.21「旅。旅の前、そして旅のあと」。
まるでスキップするように、軽やかに旅に出られる人って、素敵ですよね。そして、その旅を “旅” で終わらせず、出会ったものをインテリアや暮らしの中に取り込める人も。
この本に登場するのは、そんなふうに自然体で旅を楽しんでいる方ばかり。
実際に読んだスタッフ3名のこころには、どんな言葉が残ったのか。旅の風景を思い浮かべながら、教えてもらいました。
– 日常の行動だって旅だと思うんです。日常にも旅にも新しい出会いがあり、それが大好き –
編集スタッフ齋藤(32歳・子連れで北欧を旅したい)
「二度目の育休から復帰して半年。取材で普段乗らない電車に乗ったり、休日に家族で大きな公園に出かけると、普段と違う解放感があります。
このフレーズを読んだとき、あれれ! わたしの日常にも旅のような出会いや風景があるじゃないと、気づかされました」
–心に余計なものを持たずに身軽な気持ちで旅に出れば、旅先でたくさんのことを受け入れられます-
コーポレートスタッフ 筒井 (33歳・旅先で必ず買うのは、現地の塩)
「日々の生活のなかでは、あれもやらなくちゃ、これはどうしようと考えるべきことがいっぱいです。
だから旅では日常を切り離して、心をからっぽにするようにしています(船が港を出る前にリボンをチョキンっと切るような映像をイメージして)
そうやって、きれいなものはきれい、不思議なものは不思議、とひとつひとつ噛みしめられる時間って贅沢ですよね」
– 旅に出る前は、忙しい。(中略)忘れてはならないのが冷蔵庫の中身だ –
編集スタッフ 津田(33歳・今夏は車中泊のウルトラ弾丸旅でフェスへ)
「このフレーズ、頷きまくりです。なぜって、事前の準備が苦手で、いつも行き当たりばったりな私も、これだけはちゃんとやるから。
もしかすると、冷蔵庫を空っぽにすることが、頭と心を空っぽにすることに繋がるのかも?
旅を楽しむ秘訣は、寝る前に布団のなかでつい思い出しちゃうような小さな心配事をなくしておくことだと思います」
あなたはどの言葉で、旅に出たくなりましたか?
日々の暮らしのなかに旅のようなひと時を持つことも、完全にスイッチを切り替えて非日常として過ごすのも、どちらもこころを元気にしてくれる大切な時間。
そんな時間をもっともっと楽しめるよう、この本で旅の「前」と「あと」を心地よく過ごすヒントを見つけてみてくださいね。
また来月、「文字の少ない本屋」でお待ちしております。
(本のより詳しい中身はこちらでご紹介しています)
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