【いまの私の「フィット」】第5話:続けてきてくれたのは、お客さまだから(代表青木・店長佐藤)

編集スタッフ 奥村 編集スタッフ 奥村

「フィットする暮らし」ってなんだろう?

今年10周年を迎えた「北欧、暮らしの道具店」が、変わらずに持ち続けてきた「フィットする暮らし、つくろう」というメッセージ。

今回の特集では第1話〜4話まで、当店のスタッフが実践する等身大の「フィットする暮らし」を紹介してきました。

最終話となる今回は、クラシコム代表の青木と「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤に、10周年を迎えた今の想いや「フィットする暮らし」について話を聞きました。

▲代表青木(左)と店長佐藤(右)

— 今回改めてスタッフ4人の今の暮らしを見て、どうでしたか?

店長佐藤:
「皆それぞれ自分が苦手なことを理解した上で、そこを変えようと無理するのではくて、心地よく暮らす工夫を模索しているなと感じました。

その姿は私も見ていて励みになったし、『北欧、暮らしの道具店』が目指しているスタンスにも通じるなと思います」

 

10年間、変わらなかったこと

— お店をオープンさせて10年。変化したこともあると思いますが、反対に「変わらないな」「変えずにいきたいな」と思う部分はありますか?

店長佐藤:
「変わらないのは、10年前にお店を立ち上げた時の動機です。

世の中や自分自身に、なんとなく居心地の悪さを感じながらも、『自分はまだまだやれるはず』と諦めない前向きな気持ちもどこかで持っている。

そんな私と同じような気持ちを抱いている人たちと『自分が心地よいと思える生き方を選ぶのに、やり方ってひとつじゃなくて、案外いろいろあるのかもしれない』ということを共有できたらと思いながら、気づけば10年間走ってきました。

その想いは変わらないだけでなく、年々強くなっているように思います」

 

「北欧、暮らしの道具店」は、私たち自身。

代表青木:
「もうひとつ変えずにいきたいと思うのは、自分たちが『こんな人たちに届けられたらいいな』と思い描くお客さまのイメージです。

今僕らがお店を通じて届けている商品や読み物は、スタッフそれぞれが暮らしの中で抱いた悩みや疑問から生まれたもの。

だからいわば『北欧、暮らしの道具店』は『僕たちの暮らし方や考え方』そのものです。

それに共感してくれる方たちが今のお客さまであるなら、自分たちと似た考え方や価値観を持っている人がお客さまなのだとイメージしていて。その人たちに向けてサービスをお届けしたいという気持ちはこれからも変わりません」

 

ECサイトでも、お客さまと対話ができる

— お店を続けてきて「よかった」と思うのはどんなときでしょうか?

店長佐藤:
「私たちがお届けした商品や読み物に対する感想や、『愛用しています!』というお声を頂いたときです。

ECサイトではお客さまの顔を直接見られないから、どうしても一方向のコミュニケーションになりがち。その中でも、お客さまと対話ができたと感じられる瞬間が嬉しいですね。

それともう1つ、『やってきてよかった』と思える出来事が最近ありました。

開店当初、お店がまだ北欧のヴィンテージ品をメインで扱っていた頃からのお客さまが、つい先日、うちのオリジナル商品を買ってくださったんです。

数年の時を経て、またお店に足を運んでくれたことが嬉しくて。なんだか旧友に再会したようなあたたかい気持ちになりました。お客さまのお名前って繰り返し見ていると、覚えてしまうものです」

 

ときどき顔を見たくなる、友人のような存在でいたい

代表青木:
「最近思うのは、お客さまとお店の関係って、友人に近いのかなということ。

僕らが提案する価値観や考え方に根本的な部分で共感して、消費者としてくり返し接点をもつ。そのプロセスは、友達になるのと似ていますよね。

どんなに仲のいい友達でも、いつも一緒にいるわけではないし、気が合わない時もある。同じように、お客さまとお店だってすれ違うこともあるかもしれません。

お客さまの暮らしも、お店を営むスタッフの暮らしも、時間とともに変わっていくから、それは自然なことかなと思います。

代表青木:
「そうしてしばらく会わない時間が過ぎて、ある時ふと『最近どうしてるかな、顔を見たいな』と、旧友のように思い出してもらえたり。久しぶりにお店に来た時に『なんだかおもしろくなってるぞ』と、また近くに感じてもらえたり。

そんな付かず離れずの関係を、ずっと持ち続けていけたら嬉しいですね」

 

自分の「ものさし」は、1つじゃなくたっていい

— 今、改めて「フィットする暮らし」ってどんなものだと思いますか?

店長佐藤:
「これまでお店のスタッフと共有してきたのは、誰かのものさしではなく、自分のものさしで選択することが『フィットする暮らし』だということです。

根本的な考えは変わらないけれど、最近は、 『フィットする暮らし』 を選択するためのものさしは、1つではないと思うようになりました。

たとえば私の場合、家事やインテリアに関しては適度に妥協もできるし、大らかでいられます。でも苦手な人付き合いに関しては、許容範囲が狭いなと感じることも多くて。

何かに対して心が狭い自分を責めるのではなく、きっとそれぞれに対して違う『ものさし』を持っているから、許容の幅も違うと思えたら、ちょっと心が楽になりました。

自分らしい『ものさし』を複数持って、場面ごとに使い分けていく。それがフィットする暮らしだと今は思います」

 

お店の10年は、お客さまの10年だから。

— では最後に、10周年を迎えての感想を聞かせてください。

店長佐藤:
「私たちが10年続けてきたというよりは、お客さまが10年続けさせてくれたんだと思っているので、ただ『ありがとうございます』のひと言に尽きます。

この10年、きっとお客さまの暮らしにもいろいろな変化があっただろうと思います。その中でお店に足を運び続けてくださったこと、商品を手にとってくださったことに、改めて感謝をお伝えしたいです」

代表青木:
「お店が一隻の船だとすれば、それを前に進めてくれた『風』はお客さまです。10年経って感慨深いというよりは、ようやくスタートラインにいるんだなという気持ちで。これから先も20年、30年と、お客さまが見てくれている限り続けていきたいですね。

続けさせてもらえるように、できるだけ良いものを作りたいし、おもしろくやりたいなと思っています」

▲今後も、「20年、30年と続けていきたい!」とジェスチャーを交えて語るふたり(笑)

お店の10周年という節目を機に、全5話にわたってお届けしてきた今回の特集。

スタッフ一同、これからも変わらずに「フィットする暮らし、つくろう」のメッセージを、商品や読み物を通じてお届けしていきたいと思います。

11年目も、どうぞよろしくお願いいたします!

(おわり)

 


もくじ

第1話(10月23日)
自分を変えなくても、心地よく暮らせる工夫を探す(バイヤー・加藤)

第2話(10月24日)
暮らしやすさのヒントは、自分の「苦手」を知ること(編集スタッフ・田中)

第3話(10月25日)
40代を迎えて、チャレンジが楽しくなった(お客さま係・上山)

第4話(10月26日)
「自分の輪郭」をなくさないこと(編集スタッフ・青木)

第5話(10月27日)
続けてきてくれたのは、お客さまだから(代表青木・店長佐藤)

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