【BRAND NOTE】母は体力勝負!2人の働くママが、羽毛布団に惚れ込んだきっかけ
ライター 長谷川賢人
好きなレシピで心を労うように、「ベッドまわり」も手をかけてみよう。
眠りの時間が心地良ければ、人生の3分の1は心地良い。
人によって様々ですが、成人に必要な眠りの長さは6〜8時間といわれます。つまり、毎日のほぼ3分の1は「眠りも暮らし」なのです。
部屋のしつらえを自分好みにするように、お気に入りのレシピで心を労うように、もっと「ベッドまわり」にも手をかけてみよう。
そんなふうに気付かせてくれたのが、BRAND NOTEでご一緒するようになった東京西川の皆さんでした。今年で創業452年。寝具メーカーとして、私たちの眠りを誰よりも考え続けています。
昨月の読み物では、睡眠に悩むスタッフ3名が東京西川の「スリープマスター」さんにアドバイスをもらったり、はじめてオーダーメイドの枕を作ったり……という様子をお届けしました。
続く今回は、肌寒さを覚え始めた今だから知りたい「羽毛布団」のこと。
「東京西川で仕事をすると、みんな自ずと東京西川の寝具を買ってしまうんです」
その良さを知るべく伺ってみると、2人のママさん社員が、笑顔で僕らを出迎えてくれました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
妊娠中や授乳期も、寝具が強い味方になってくれた。
▲(左)長谷川夏美さん (右)春日一恵さん
お話を伺った東京西川の長谷川夏美さんと春日一恵さんは、共に大学を卒業後、東京西川へ入社。
長谷川さんは2歳半の娘と夫の3人暮らし、羽毛布団歴は10年目。春日さんは6歳の息子と、2歳の娘、夫の4人家族。入社1年目で寝具を全部替え、羽毛布団歴は15年目になりました。
▲愛用したダウンスリーパーを手にする春日さん。布団だけでなく、あらゆる寝具に助けられたといいます。
寝具を替えて助かったことを聞いてみると、妊娠中や授乳期といった、体に変化が表れるときを挙げてくれました。
長谷川さん:
「冬はお腹をあたためなくちゃいけないけど、身重なのに重たい布団を乗せるのはつらいですよね……。こういうときこそ、軽くてふわっとした羽毛布団が快適だなって実感しました。妊娠中こそ寝具に気をつけて!って、友だちにも話しています」
そして、授乳期間中は、どうしても眠りが浅くなるもの。だからこそ、すぐに寝付けて、短い時間でも質の良い睡眠が取れたことは、大きな支えになったといいます。
さらに、湿気を吸って放出する性能に優れた羽毛布団は、汗をかきやすい子どもにもぴったり。
▲長谷川さんのメモリアルブックにはエコー写真からの歩みが。「子どもは自分で寝具を選べないからこそ、気を遣ってあげたいですね」
春日さん:
「布団は、シンプルなデザインのものも増えました。多くの人に寄り添いやすくなったからこそ、本当に必要なものはなにか?を、眠りから考えてもらえたら嬉しいです。
羽毛布団の買い替え目安は、おおよそ10年です。だから、変えるきっかけって、自分からはなかなか生まれにくいものなんですね。でも、ふと立ち止まってみると、睡眠の悩みをそのままにしていることがあるかもしれません。良い寝具はその解決のお手伝いができるはずですから」
さらに、ふたりが体感した羽毛布団の大きな違い。それは、軽さと温かさの両立だったといいます。
長谷川さん:
「昔、よく使われていた綿布団が『重い=あたたかい』と思われていることもあって、今でも軽い布団に抵抗があるお客様もいます。たしかに最初は『こんなに軽くて大丈夫?』って思うんですけれど、羽毛布団は寝返りしやすく、体にフィットして、ずっとあたたかい。
私は冷え性でなかなか寝付けなくて、電気あんかが必需品だったんですけど、今ではそれも使わなくなりましたね」
母は体力勝負。良い寝具で寝ることは、自分が元気でいるためにできること。
春日さんは仕事柄もあって、ママ友から「眠り」について質問されるそう。
春日さん:
「今使っている寝具について聞いてみると、みなさん『なんとなく』で選んでいることが多いんです。でも、寝具との相性は本当に人それぞれ!健康のためにも、お店で必ず試してもらって、ぴったり合うものを選ぶように勧めていますね」
毎日21時〜22時くらいに寝て、5時半に起きる日々。春日さんも、“仕事をするママ”の忙しいサイクルで過ごすなか、肌触りや枕の高さなど、自分にあった寝具を使うことで、からだの負担の違いを感じることがよくあるといいます。
春日さん:
「子育てって、ほんとうに体力勝負ですよね!(笑)
だからこそ、自分が元気でいることが大事……とはいえ、毎日ジムへ行くことなんて、なかなか叶いません。夜にストレッチしたら良いほうだけれど、それもできないいまま寝ちゃうことも多い。マッサージチェアを買ったけど、そこに座る時間さえない!とか……。
そう考えると、最初こそ高価かもしれないけれど、良い寝具で、羽毛布団をかけて寝ると体が整うならいいなぁって、思うんです。寝るのは毎日誰でもすることですから」
羽毛布団を選ぶなら、この3つのポイントを見ておきたい。
▲布団の縫い方(キルト)でも温かさに差が出ます。東京西川には「冬の環境」を再現できる部屋があり、社員が実際に寝てみることで、工夫もたえず研究しているそう。東京西川の羽毛布団の購入はこちら
私たちは、お店やインターネットで、あらゆる「羽毛布団」を目にします。カバーのデザインや大きさといった違いはわかっても、布団選びのポイントは「中身」だけに、どういった点を見ればいいのか……迷ってしまいますよね。
春日さん:
「見るべきポイントは3つです。
まずは『羽毛』。中に詰まっている羽毛の質や加工、鳥の種類によって、温かさや機能にちがいがあります。次に『キルト』。マス目の仕立てによって羽毛の偏りに差が出ます。最後に『生地』。布団に使う生地の素材は、全体の重さに関わります」
羽毛布団といえば、つい中身のことに目が行きがち。でも、「生地」は意外に見るべきポイント。たとえば、ホテルの羽毛布団の場合、よく洗うために丈夫な生地が採用されます。そのため質感としては硬く、全体がごわごわしていることも。日常で選ぶなら、やわらかな生地のほうが体に沿いやすく、フィット感が高まるそう。
さらに、春日さんは「良い羽毛布団には、良い布団カバーを」と勧めてくれました。布団の価格の10%〜20%ほどを目安に予算を考えるといいそうで、やわらかな生地であるほど、やわらかな質感のカバーが相性良し、とのこと。
▲同じグラム数でも、ふっくら加減にこれだけの差が。大きくふくらんだほうがたっぷり空気を含むので、あたたかさがより続きます。
そして、もちろん中身の羽毛にも、東京西川のこだわりが詰まっています。
長谷川さん:
「東京西川は羽毛に『フレッシュアップ加工』を施しています。天然水で繰り返し洗浄し、自社工場で加湿と乾燥をさせて、羽毛を大きくふっくらとさせているんです」
洗浄だけでなく、羽毛布団の業界基準値よりも、さらに厳しい条件を自ら設けて、東京西川の布団は作られているといいます。
外側をひと目見ただけではわからない、羽毛布団のポイント。売り場で手にするときにも思い返したいところです。
▲そのルーツを「三方よし」で有名な近江商人に持つ東京西川。「売り手も、買い手も、世間も良い」という思いは、全社員が持ち歩くカードの言葉「誠実・親切・共栄」にも表れています。
春日さん:
「仕事をしていても、ものづくりにすごく真面目な会社だと感じるんです。中身が見えないものだからこそ、ちゃんとやりたいという気持ちですね」
長谷川さん:
「いつも私たちが考える商品づくりの本質は『使う人の暮らしがどう変わるか』なんです。新入社員の研修から、そのことを繰り返し教わり、確認しあいます。
この品質は歴史のなかで続いてきたものですし、これからも『西川』の信頼を失うことなく、まっすぐに商品を作っていきます。努力と革新を重ねることが、歴史をつくるということですから」
「帰りたくなる羽毛布団」で、今夜も眠る。
なんとなく選んで、なんとなく使ってきた、毎日の布団。でも、おふたりから東京西川の布団への愛を聞くほど、それを「なんとなく」で済ませるのは、どこか「もったいない」ような気持ちになってきました。
東京西川でいただいたパンフレットには、こんな一文が。
「帰りたくなる羽毛布団」
あぁ、今日も疲れた。でも、もうすこしで、あの布団にもぐれるんだ。そんなふうに思うと、毎日の3分の1を使う「眠り」だけでなく、残りの時間にも心を軽くしてくれる楽しみがあるんだな、と感じます。
さて、後編では、東京西川の羽毛布団で、スタッフが実際に眠ってみました!これまで使っていた布団との違い、気づいた良さ、さらにお手入れの方法まで。
毎日に、心地良いぬくもりをくれる羽毛布団のお話、つづきます。
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もくじ
ライター 長谷川賢人
1986年生まれの編集者、ライター、スピーカー。
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