【ゴミ箱の悩み解消】あふれる缶・ビンなどの、資源ごみをすっきり分別するアイデア
ゴミ箱を使った、資源ゴミの分別アイデアをご紹介します。おしゃれな3段のダストボックスの使い方や、一人暮らしなどで置き場所がない人へのアイデアも。ゴミの分別は割と悩みがち、ライフオーガナイザー・鈴木尚子さんのお話を聞いて、すっきり分別を目指しましょう。
編集スタッフ 田中
回収日までの保管に困る!缶やビンをすっきり分別するには?
意外と困る、空き缶・ビンなどの資源ごみの置き場所。地域ごとにゴミ収集のルールは違いますが、すべて一緒に出していいところは少ないですよね。
すべてにゴミ箱を用意していると場所をとるし、かといって小さめにしておくと回収日までにあふれてしまう……。こんな悩みをどう解決しているのか、ライフオーガナイザー・鈴木尚子さんに聞きました。
資源ごみは「3段ボックス+小さめボックス」で分別
鈴木さん:
「我が家の資源ごみは、キッチンの勝手口外にあるベランダに集めています。3段式のゴミ箱は缶・ビン・ペットボトル用で、横の黒いボックスは厚紙用で、小さなお菓子の箱をいれます。
ダンボールなど大きめの紙ゴミは畳んでベランダの隅に立てかけて。雨除けもあるので、基本的に回収日までこのまま。
お客様にも一時的にゴミを集めておく場所を作ることをおすすめします」
▲勝手口の扉を開けてすぐのところに設置して、捨てやすい動線を確保しているそう。
場所をとるなら、あえて分別「しない」という選択も
賃貸やひとり暮らしの家では、ゴミを集めるスペースがないという方もいるでしょう。そんなときにはどうしたらいいでしょうか?
鈴木さん:
「あえて分別せず、ひとつのボックスや袋に入れ、回収日に袋に分ける方法もおすすめです。
ビニール袋ごとに、缶・ビン・ペットボトルと分けていると、その袋を引っ掛けておく場所が必要でかさばることに。ゴミを入れるときも、どの袋に入れたらいいのか探す手間がかかるんです。
私はボックスがいいと思います。収納場所さえ決めればゴミがはみ出ることもないからです」
プチ習慣で、ゴミは減らせる
そもそもの話ではありますが、ゴミを減らすこともストレスがなくなる方法の一つ。
鈴木さん:
「かさばる資源ごみといえば、食品をのせる発砲スチロールトレイやペットボトル飲料。例えば、お肉は量り売りのお店で買うようにしたり、水筒にお茶をいれて持ち歩くようにしたり。
また、不要なDMなどを減らすこともゴミ削減につながります。ショップカードを作るときに、DMの欄に不要と書くなど少し習慣を変えるだけでも十分効果はあると思います」
家族に協力してもらうなら、一つだけルールを作って
鈴木家では、ゴミ回収とゴミ出しはご主人の担当。家事と仕事の両立が難しくなってきたところで、夫婦で相談して今の形になったのだそう。
鈴木さん:
「最初はゴミ出しだけでしたが、徐々に範囲を広くしてもらい、今では家中のゴミ回収から出すところまで夫の担当です。
家事分担してみたら、夫のきっちりした性分が合っていたようで意欲的にやってくれるように。娘や息子も巻き込んで、楽しんでいるようです。
夫から私たちに課されたのは『ペットボトルだけは、自室のゴミ箱に一緒に捨てない』というルール。守らないと部屋にぽつんと置きっ放しにされてしまうんです(笑)。なんだか悔しいけれど、しぶしぶルールを守るようになりました」
分別は、意外と手間のかかる家しごと。ひとり暮らしなら、あえて分別しないという手法も、目からウロコでした。次回は、リビングやダイニングなどのインテリアに馴染むゴミ箱の選び方をお届けします。
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【写真】市原慶子(1枚目除く)
鈴木尚子(ライフオーガナイザー)
「SMART STORAGE!」 代表。現在は横浜市に家族4人で暮らす。前職ではアパレル企業でデザイン、企画に携わり、出産を機に専業主婦へ。そこで苦手だった片付けに向き合うようになり、本格的に整理収納の仕事をはじめる。「SMART STORAGE!」では個人へのサービスや講座を開いたり、店舗や小規模オフィスの整理収納をサポートをしたり、活動の幅が広がっている。
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