【居心地のいい部屋づくり】身じたくがササッとできる!玄関まわりのレイアウトって?
玄関をおしゃれにするレイアウトやインテリアのアイデアをご紹介。靴以外のバッグなどの置き場や、おしゃれな収納ラックの選び方なども。スムーズに身じたくができる玄関のレイアウト実例をご紹介。デザイナー・サトウアサミさんのお宅からお届けします。
編集スタッフ 田中
スムーズな身じたくができる「玄関」にするには?
玄関には作り付けの棚があるけど、使いにくいかも…。賃貸住宅やマンションだと、そんな悩みもあります。
引き続きデザイナーのサトウアサミさんに聞いた、居心地よく使える部屋のレイアウトについて聞きました。
今回は、スムーズな身じたくができる玄関まわりのモノの定位置についてご紹介します。
玄関だけに頼らない、収納の作り方
玄関は、備え付けの靴箱に収納を集約しているそう。傘立てやハンコなどは取り出しやすく出しておくが、それ以外は後ほど紹介する身じたくスペースを作って、まとめていると言います。
サトウさん:
「もともとの備え付けの靴箱に入る靴の量にも限界があるので、玄関脇にある4.25畳のスペースにラックを置いて夫婦の靴と、バッグなどを収納しています。
備え付けの木の靴箱にはスニーカーやサンダルなどを、ラックには風通しもよいので革靴を置いています」
収納家具みたいに使う、スリムな傘立て
▲傘立て『シボネ』で購入
サトウさん:
「夫婦の折りたたみ傘2本と、靴べらを取り出しやすいようにS字フックでかけて収納家具のように使っています。この幅に収まるように、スリムなタイプを見つけました」
玄関で必要なものは「一つ」に集めて
サトウさん:
「ガラスの小物入れにはハンコ、鍵など玄関で必要なものをいれています。
ここに必要なものが集まっていると思えば、探す必要がないなと」
IKEAのラックに、バッグ・靴を収納
▲ラックは『IKEA』
玄関脇の4.25畳の部屋を、身じたくスペースとして使っているサトウさん。
サトウさん:
「元々は仕事関連の道具がたくさんあったのですが、この春にオフィスを外に作ったのでスペースが空きました。
手前は通勤のための自転車置き場とし、奥の方はゆくゆくはウォークインクローゼットにしたくて、今はラックを2つ置いてどう使うのがよいのか試しているところです」
居心地の良さのヒミツは、色の数…?
サトウアサミさんのお宅は、よく言われているような収納のコツを忠実に実践している、という場面がそれほど多くなくとも居心地のよさにはルールがあるなと感じました。
家具の数をそれほど絞っているわけではなくても、色数が抑えるだけでグッとすっきり見えるもの。そして、遊び心のあるデザインは大胆にスペースを取ったとして、抜け感のあるものを取り入れれば圧迫感はないよう。
ラグなどの柄ものは、サイズを小さくして目線のいかない足元や棚の上などに置けば、気になりませんし、ふと気づいたときの嬉しさもあります。
仕事用のものがオフィスにうつってスペースが空いたからといって焦らず、使い方を探っているとサトウさんが何度も仰っていたのが印象的でした。部屋のレイアウトは、一度決めたら長く変えないと思いがち。けれど、少しずつ変えて試しているところがすごくいいなと感じました。
テーブルの向きを一回変えてみようかな? それで一度しばらく暮らしてみて使いやすいか試してみようかと私も思っています。模様替えを検討している方にヒントとなったら嬉しいです。
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【写真】清永 洋
サトウアサミ
デザイナー。ASENDADA Co., Ltd.代表。絵や図案の制作、それをデザインに落とし込むまでを一貫して行うスタイル。空間でのアートワーク、プロダクト、パッケージデザイン、テキスタイルデザインなど、様々な作品を発表。2015年アセンダダを設立。自身がデザインするテキスタイルの企画・製造を行っている。
SATO ASAMI Design Office http://satoasami.com
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