【飾り棚で、理想の我が家】素材と色に注目? 使い勝手とスッキリを叶える「キッチン・デスク周り」のアイデア
キッチンやデスク周りの飾り棚アイデアをお届けします。収納としての要素も持つ棚だから、食器やアイテムをどう置くか、本をどう並べるのかにもコツが。それらは実用性とすっきりを叶えるアイデアでした。
編集スタッフ 岡本
おしゃれさと使い勝手は両立する?
部屋の印象を決める、飾り棚をおしゃれにしつらえるコツについてお届けしているこちらの特集。今回のテーマは、「キッチンとデスク周り」の棚にまつわるアイデアです。
キッチンもデスク周りも、生活する上でよく目にする場所だからこそ、使いやすさだけでなく見た目の良さにもこだわりたいところ。
取材で伺ったディスプレイデザイナー・インテリアスタイリストのみつまともこさんのご自宅には、すぐに真似できる小技がたくさんありました。
実用性とすっきりを叶えるアイデア
▲キッチンには設計の段階でオープン棚をつけることを決めていたのだとか。扉を開け閉めするワンアクションがないだけでも、料理に向かう気持ちに差が出るそう。
素材ごとにまとめるだけで、統一感アップ
みつまさん:
「まずはキッチンですが、よく使うものは出しっ放しが楽ですよね。でも見た目も整えておきたい。そのために行き着いたのが、素材ごとにまとめて置く方法でした。
こうすることで、物が多くても雑多な印象になりにくく、形がはっきりしたものはオブジェのようにも飾れるんです」
明るい色は上段、暗い色は下段に
▲油でべとついてきたときは、食洗器に余裕があるタイミングで洗うようにしているそう。ついで掃除の積み重ねで無理なく綺麗をキープしていました
みつまさん:
「素材で分けたあとは、色にも気を配ってみてください。
我が家では透明で明るいトーンのガラスを上段に、木製や鉄製で暗いトーンのカッティングボードなどを下段に置いています。
その方が、見た目のちぐはぐ感がなく、使い勝手も良いことが多いんです」
本はジャンルではなく、背表紙の色ごとに
みつまさん:
「細かなアイテムがぎゅっと集まるデスク周りを、すっきり見せるのは難しいですよね。とくに本棚は、日本語のタイトルがずらりと並ぶと圧迫感があります。
英語だとまた雰囲気が変わるのですが、現実にはそればかりというわけにもいきません。
そこできちんと必要な物を置きつつ、雑多に見えないために、本はジャンルではなく背表紙の色ごとにまとめています。
見えない場所に収納したり、目隠しの布をかけたり、いろいろな方法があると思いますが、すぐ手に取れる場所にあって、かつ見た目を整える方法として試してみてはいかがでしょうか」
余白には、息抜きアイテムを置いてみる
みつまさん:
「ちょっとしたすきまに本や文具ではないアイテムを置くと、一気に垢抜けて見えますよ。
我が家では、フォルムがきれいな石や、カゴを置いています。
どうしても物が溢れかえりやすい場所だからこそ、適度な余白と遊び心を忘れずにいたいですね」
キッチン用品を素材で分けたり、本を背表紙で並べ替えたり。
新しい視点で物を捉えてみたら、飾り棚のしつらえがぐんと簡単に感じられました。
次回は、洗面所と玄関の棚についてお届けします。
👉次の記事はこちら
洗面所と玄関の飾り棚活用アイデア
💡飾り棚の関連記事
■ 飾り棚の基本とインテリアの関係について
■ おしゃれに飾る3つのコツ
【写真】川村恵理
みつまともこ
広告代理店に勤務したのち、衣食住にまつわるブランドのウィンドーディスプレイや撮影スタイリングを多数手掛ける。現在は、フリーのディスプレイデザイナー、インテリアスタイリストとして活躍中。横浜生まれ、小学生の娘と夫と3人暮らし。インスタグラム@mitsumatomoko、HPはこちらwww.mitsumatomoko.com
感想を送る
本日の編集部recommends!
冬のファッションアイテムが入荷中!
すっきりシルエットのニットパンツや、人気のコートやカーディガンなど、秋冬ものが続々入荷しています
【数量限定】当店オリジナルコスメの「お得なセット」が登場!
当店人気のリップバームや新作のネイルなど、選べる6種のセットをご用意。クリスマスのギフトにもおすすめですよ
【期間限定】WINTER SALE!
当店オリジナルの雑貨が、最大20%OFF!冬のおうち時間にぴったりのアイテムも揃っていますよ
【動画】夜な夜なキッチン
縫って、編んで、お気に入りの景色を作る(「HININE NOTE 」スタッフ・彩さん)