お客様係　渡邉

こんにちは。お客さま係の渡邉です。

「明日がちょっといい日になりますように」とお手紙を届けるように、火曜20時にメルマガ限定で配信しているエッセイ。

9月10日（火）から、フォトグラファー・馬場わかなさんが綴るエッセイ配信が始まります。

馬場わかなさんは、『暮らしのおへそ』や『天然生活』をはじめ、数々の雑誌や書籍で活躍されているフォトグラファー。私生活では5歳の息子さんを育てるお母さんです。

料理は一番美味しい瞬間を捉え、人物はその人らしい自然な表情を引き出す方で、当店でも読み物の撮影にご協力いただいたり、特集にご登場いただいたこともあります。

その素敵な写真はもちろん、一度でも一緒に仕事をしたことのあるスタッフに「馬場さんってどんな方ですか？」と聞けば、誰もが笑顔になってしまうような、気さくでチャーミングなお人柄が魅力です。

 

テーマは「何はともあれ、食べましょう」

馬場さんにエッセイをお願いするなら、どんな話が聞きたいだろう？　そう考えた時に浮かんだのが、馬場さんの著書『人と料理』に書かれていた、このフレーズでした。

「料理と向き合い続けた結晶のような料理も、
意識せず日々作り続けている料理も、
どちらも愛しい。

作って食べる。作って食べる。
その愛しい繰り返しよ。

ただ燃料を補給してるんじゃない。

この地球上で、人生ってやつを
日々生きるための心の栄養を
食べるたびに自然とチャージしているのだと思う」

-『人と料理』P3

これは私にとって、とても新しい視点でした。普段見た目やクオリティの高さなんて二の次で、レパートリーも少ない私の料理。そんな自分をなんだかなぁ……と思っていたけれど、料理をしたり食事をしたりする、それだけで自分や周りの人を十分大切にしていることになるんじゃないか。

鼻歌まじりに上機嫌で台所に立てる日もあれば、献立が浮かばず頭がパンクしそうになる日も、疲れきってお惣菜に頼る日だってある。丁寧に作られた野菜のポタージュをじっくり味わいたい日もあれば、無性に即席焼きそばが食べたい日もある。そんな諸々を全部ひっくるめて、おいしいってありがたいな、尊いなと思えたのです。

毎日いろいろあるけれど、「何はともあれ、食べましょう」。

これから始まる秋の夜長に、馬場さんのエッセイを読んでいただくことで、ふっと肩の力を抜いて明日を元気に、そして日々のごはんを楽しみに迎えることに繋がったら。そんな思いで、今回執筆をお願いしました。

 

初回配信は明日9月10日（火）夜20時。ご登録お待ちしています！

各回のエッセイでは、「誕生日ケーキ」や「子どもの好き嫌い」などについてお届けしていく予定です。

また今回は、エッセイに載せてお届けする写真を、馬場さんご自身が撮ってくださいました。

明日9月10日（火）17時までのご登録で、初回エッセイからお届けしますので、どうぞお楽しみに！（17時以降のご登録になりますと、エッセイの配信は次回からとなります。ご了承ください）

 

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【写真】馬場わかな（1、3、4枚目）、原田教正（2枚目）

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