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【わたしの朝習慣】敢えてルールはつくらない？ 自称 “ずぼら” な福田さんの朝じかん
編集スタッフ 田中
決めきらず、自分らしく
ルールをつくらない朝習慣
1日のはじまりは、その日の自分を整える、大切な時間。
「Morning Routine わたしの朝習慣」は、さまざまな方の朝時間にお邪魔して、心がけている習慣や家事の工夫をうかがいながら、その人「らしい」ルーティンをのぞいていく動画番組です。
第5弾となる今回お邪魔したのは、都内に一人で暮らすブランディングディレクターの福田春美さん宅。
『青葉家のテーブル』の美術監督を引き受けてくださった福田さんの自宅は、キッチンが主役です。
天井から吊り下がるカゴ類や棚に収められたキッチン道具類など、どこを見ても目移りしてしまうほど素敵なモノたちは、すべて家事導線を計算して収納。「使いやすさ」第一の空間には、真似したい工夫がつまっていました。
フリーランスで働くからこそ、案件に応じた不規則な活動時間になってしまうことも多々あるという福田さん。だからこそ時間にとらわれすぎることなく、福田さん“らしさ”を貫いて過ごす朝習慣を、ぜひYouTubeでお楽しみください。
福田春美さんのモーニングルーティン
今日のよりぬき
朝は「生活音」に耳を傾ける
「朝って、水の音が心地よくないですか？」と話す、福田さん。
敢えて音楽は流さずに、水を注ぐ音や、やかんを火にかける音、お米を研ぐ音……そんな生活音に耳を傾けるのだそう。
水のろ過に使う浄水器は、自身がブランディングに携わったクリンスイの「ガラス 浄水器」。7〜8年恋い焦がれてたというババグーリの銅やかんで、白湯を沸かします。
福田さん：
「お米はさっぱり仕上がるのが好きで羽釜で炊いています。朝は耳が敏感なので、炊けた合図の、プチプチ…という音を聴く瞬間も幸せな瞬間ですね」
仕事のアイデアは目に見える場所へ
複数のプロジェクトを同時に抱える福田さん。頭に浮かぶアイデアは、そのままにせず、ノートに書き出したり壁に貼り付けたり、目に見えるカタチで残していました。
福田さん：
「今週行きたい展示のお知らせチラシや、仕事の資料になりそうな切り抜きを壁に貼っています。
思いつきで貼っていくので、上から重ねてテープを留めてしまっていたり、並び方も不規則になっていたりで、きれいにちゃんとやろうという気持ちはなくやっていて。そのくらいでいいと思うんです」
出しっぱなし収納が
調理導線をスムーズに
「Hamiru（ハミル）亭」と呼ばれる食事会を定期的に開催するほど、料理好きな福田さんのキッチンものぞかせていただきました。
福田さん：
「料理が好きで、家に人を招いて食事をする機会も多いので、調理導線にも気を使ったレイアウトにしています。
基本的に出しっぱなしの収納なので、来てくれた友人たちにも自分たちでカトラリーなどを取って食事してもらえて便利なんですよ」
続きはYouTubeでお楽しみください！
時間こそ決まっていないものの、自分らしく過ごすために、何気ない生活音に耳を傾けたり、自然と動けるような導線づくりができていたりと、工夫された習慣が垣間みえた今回のモーニングルーティン。
毎日同じというわけにはいかないけれど、時間が不規則でも日々を乗り越えるための朝の習慣に、心を整える音や動作を意識すること。そうすることで、気持ちをチャージして1日を過ごせるのかもとヒントをもらった朝でした。
（つづく）
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福田春美
アパレルショップの店長、マネージャー、バイイングアシスタントを経て『WR』を立ち上げ、2006年からパリで約3年半暮らす。2010年に帰国後、複数のアパレルブランドの立ち上げやリニューアルを行い、現在は『a day』、『to the north』、様々な企業イベントなどのディレクションを手がける。当店オリジナルアパレルのディレクターも務める。
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