【出産、育児と仕事のこと】妊娠がわかってから。
店長 佐藤
忘れもしない、昨年のゴールデンウィーク明けに
「あれ?これはもしや?」と、自分が妊娠していることに気づきました。
望んでいたことでしたから、妊娠が判明したときはすごくすごく嬉しかったのですが、
自分の両親に電話で知らせるより前に、真っ先に仕事のパートナーである兄の青木のほうに
電話をしたように記憶しています。
仕事に及ぶ影響が今後大きなものになるだろうなと危惧したからだろうと思います。
妊娠の経過が順調に進むかどうか?もこのときはすごく不安だったのですが、
それでも妊娠が分かった時点で、こと仕事の分野においては考えておかなければ
いけないことは山積みだと思いましたし、それが自分の責任でもあると思っていました。
青木も妊娠を非常に喜んでくれたのと同時に、電話の向こうで戸惑っているというか、
ちょっと焦っているというか、そんなところを隠そうとして平静を装って喋ってくれている
といった印象も受けました。
そりゃあ、そうです。
わたしが逆の立場だったら、同じだったと思います。いや、それ以上かな。
とりあえず短く報告だけして、
「また明日会社に出たら、ふたりでじっくりミーティングしよう」
といったような話だけしたように思います。
その後でしたね、両親に報告の電話をかけたのは(汗)
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翌日とりあえず青木とふたりで緊急ミーティングをしました。
私が担っている仕事の分野を洗い出す必要があること、
それを適材適所、私の不在期間中、スタッフの誰に割り振るべきか?
考える必要があることなど、
思いつく限りのやるべきことを二人で書き出していきました。
このミーティングの後で、会社に戻って、スタッフにはじめて報告したことも
覚えています。
みんな「ぎょえーっ」とかなりびっくりしていましたね。
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この後、産休に入ると仮定される月までの、向こう7ヶ月分の
スケジュール表を早速作りました。
それが、下の写真のものです。
「佐藤産休までのスケジュール」というファイル名で社内に共有されました。
妊娠が順調に経過するかどうかも不安な時に、こういうものすごくリアルな
仕事のスケジュールを7ヶ月先まで組むのはきつかったのですが、
でも、これを作っておくことで、青木やスタッフが「大丈夫だ」という安心感を
持つことができるならばと取り組みました。
写真にうつっているスケジュール表を見ていただくと分かるのですが、
下のほうはほぼ空欄になっています。
産休に入る少し前の月から、わたしはほぼフリーという設定にしていました。
これは、妊娠中さまざまなことが起きて、計画どおりに進まなかったりする
こともあるであろうという点をあらかじめ担保しておくための余白でした。
12月から産休に入るという仮定のスケジュールでしたが、
10月あたりからは現場の仕事からはほぼ離れ、引き継いだスタッフの仕事ぶりを
見届け、11月はほぼヒマ人(笑)というスケジュールでした。
現実は本当にお陰さまで、9月中に出血があり、切迫早産とならないために
一週間ほど安静にしていたほかは、大きな問題なく、順調に経過してくれましたので
ほぼ計画どおりに引継ぎなどを進めることができたため、
11月にわたしは本当にヒマ人となりました(笑)
でも、このヒマはプラスとなり、ここでギフトページの改修をしたりと
自分が休む期間もお店にプラスとなることを最後まで取り組んで
産休に入ることができました。
また、スタッフが立派に私が担当していた分野の仕事を引き継いでくれた様子を
しっかり観察してから産休に入れましたので、休んでいる間、あれはどうかな?
これは大丈夫かな?とハラハラするようなことが全くなく、安心感をもって
産休を満喫させてもらえたという利点もありました。
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会社の代表である兄の青木は、
心配なことが浮上したら、一日も置いておかず、すぐに取り組むというタイプ。
私はこれまでそのハイペースについていけないよーと思うことも多々あったのですが、
この産休に入るまでのスケジュールについては、青木の言うことを聞いて
すぐに取り組んだこと、本当によかったと思っていますし、
そのすぐに取り組み始めることの良さをこの件で体感したので、
その後、青木の指示してくるペースにたいしていちいち文句を言わなくなりましたね(笑)
信頼感が増したのだと思います。
言うことを聞いてれば、いいこともあると。
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実はこんなことをあたふたとしていた後だったのです。
赤ちゃんの心拍などが確認されて、正式に産婦人科の先生から「おめでとう」と
言っていただいたのは。
最初の検診のときは、まだ赤ちゃんの姿も、心拍もはっきりとは見えていないときだったので
次の検診までの一週間は不安でいっぱいでしたが、
そんな不安のなか、超現実的な仕事の今後のスケジュールを考えていたという
今考えてみると、なかなかの状況だったなーと思います(汗)
無事に赤ちゃんの心拍が確認され、順調に経過が進み始めているということを知り
お客様にはブログを通じて、それから一週間後くらいにご報告させていただきました。
当時のブログです。なんだか、たった一年前のことでもすごく前のことのように
懐かしいです。
◎妊娠を報告する私のブログ → 「ご報告」
◎それに続いてアニのブログ → 「おめでたいことに寄せて」
◎さらにスタッフ安田のブログ → 「最近のことと、おめでたいニュース」
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は、いよいよつわりが始まり、つわりに対処しながらどんな仕事をしていたか?
どんなふうに過ごしていたか?など振り返って書いてみたいと思います。
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