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【おうちで作る本格カレー】第2話:まるでお店の味。“カレーの素”を使ったリッチなバターカレー

【おうちで作る本格カレー】第2話:まるでお店の味。“カレーの素”を使ったリッチなバターカレー

ライター 嶌陽子

市販のルーを使わずに、本格的なスパイスカレーを手軽に作れる“カレーの素”と、それを使ったカレーレシピを料理家の植松良枝(うえまつ・よしえ)さんに教わる特集。

第1話ではカレーの素の作り方と、カレーの素をベースにした和風カレーを教えてもらいました。

今回は同じカレーの素で作る、リッチな味わいのバターカレーをご紹介します。

ちょっと特別感のあるカレーは、家族に喜ばれること間違いなし。まるでお店の味のような本格派カレーです!

 


お店の味を自宅で再現。
えびの風味も楽しめるバターカレー


【材料】2〜3人分

・えび(ブラックタイガーなど中サイズのもの) 8尾~12尾
・酢 小さじ1と1/2
・塩   小さじ1/3

カレーの素  1パック(1/3量)
・カレー粉 大さじ2
・野菜のスープ 1と1/2カップ(市販のブイヨン1個をお湯で溶いたもの)
・プレーンヨーグルト  1/2カップ

・バター  40g
・塩 適量

 

【作り方】

1.えびの背わたをとる。

えびは尾を残して殻をむき、背に一本深めに切り込みを入れて背わたをとります。

植松さん:
「えびの背に包丁を入れることで、火を入れた時にえびを大きく見せることもできます」

 

2. えびを酢と塩でもむ。

えびをボウルに入れ、酢と塩でもみこんで臭みをとっておきます。

 

3. えびを炒め、カレーの素などを加えて煮込む。

鍋にバター(分量外)を入れ、えびを炒めます。表面の色が変わったら、カレーの素、カレー粉、野菜スープ、プレーンヨーグルトの順番で加えて混ぜ、煮立ったら弱火で3~4分煮こみます。

 

5. バターを加える。

バターを加え、最後に塩で味を整えて完成です。

植松さん:
「ヨーグルトとバターでしっかりコクを出すのがポイント。えびの代わりにチキンやホタテをいれてもおいしいですよ」

 

食卓を華やかに演出するサフランライス

バターカレーと合わせるのは、一度は作ってみたかったサフランライス。きれいな色で、食卓も一気に華やぎそうです。

植松さん:
「サフランの代わりにターメリックパウダーを使ってもOK。クローブやシナモンも加えれば、香りよく炊き上がります」

 【材料】
・米 2合
・サフラン ひとつまみ((ターメリックライスにする場合はターメリックパウダー小さじ1/3)
・あればクローブ 3~4粒、シナモンスティック 1/2本
・塩 少々
・バター 大さじ1

作り方は簡単。洗った米を鍋や炊飯器に入れ、バター以外の材料を加えていつも通りに炊きます。炊きあがりにバターを加えてほぐすだけです。

 

「どれをのせよう?」が楽しい、豊富なトッピング

カレーとごはんを鍋や鉢ごと食卓に出し、セルフサービスで各自好きな量だけよそってもらうのもおすすめ、と植松さん。

植松さん:
「その際、トッピングも数種類、小皿に入れて並べるといいですよ。カレーがよりおいしくなるのはもちろん、選べる楽しさも加わるので、気分も盛り上がるんです。

簡単なものでいいので、なるべくたくさん種類を揃えると楽しいです」

今回用意してくれたのは乾煎りしたアーモンドスライス、市販のフライドオニオンとココナッツチップス、プレーンヨーグルト、刻んだ香菜、薄切りにした紫玉ねぎとしょうがとししとうを塩&レモンでもみこんだものの全6種類。

ヨーグルトをかけると酸味が加わったり、香ばしいアーモンドスライスやフライドオニオンでアクセントがついたり。クリーミーなえびカレーだけでもおいしいのですが、好きなトッピングを選びながら食べるカレーはまた格別の味です。

 

まだ辛いカレーが食べられない子どもには

まだ辛いカレーを食べられない小さな子どもがいる場合、悩むのがカレー粉選び。たいていの場合、チリパウダーが入っているので辛くなってしまいます。

探してみると、チリパウダー抜きのカレー粉は、いくつかインターネットなどで販売しているようです。そのひとつが〈MANGOS〉の「オーガニックカレーパウダー(チリ抜き)」。

使われているスパイスはコリアンダー、クミンシード、ターメリック、フェヌグリーク、カレーリーフ、黒コショウ、 カルダモン、クローブ、シナモン。辛くないけれど本格的なカレーが味わえます。

大人の分はあとから別のお鍋に移してチリパウダーを加えてもいいかもしれません。

カレー特集の最終回は、カレーに合う副菜3品を教えてもらいます。お楽しみに。

 

【撮影】佐々木孝憲

 

もくじ

 

植松良枝

料理研究家。野菜を使った季節を感じさせる料理が得意。旅好きで、料理には各国のエッセンスがセンス良く取り入れられている。料理教室を主宰するほか、代々木八幡にあるベトナム料理店「ヨヨナム」をプロデュースする。近著に『春夏秋冬 ふだんのもてなし』  (KADOKAWA)。Instagram:@uematsuyoshie

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