【冬を心地よく】気になる肌の乾燥トラブル。この季節、見直したい全身の保湿法

ライター 大野麻里

冬を迎え、空気の乾燥を感じる季節になりました。

肌は敏感になり、ニットやマフラーの繊維に触れるとムズムズ、チクチク……。さらにカサカサしたり、白く粉がふいたりしてしまった経験は、肌が弱い人なら一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

今回のお取り組みは、この悩みに寄り添ってくれる「ミノン」のボディケアシリーズ。乾燥肌・敏感肌を考えて、 “誰もが使えるスキンケア” を目標に開発したブランドです。

▲ミノン全身保湿ミルク(販売名:DSミルクz)、ミノン全身保湿クリーム(販売名:DSクリームz)[すべて医薬部外品]

ミノンが誕生したのは約50年前。まだ日本人に「敏感肌」という概念が一般的でなかった時代から、肌の悩みを抱える人々のために皮膚科学に基づき製品開発をしてきたそうです。

今回は、敏感肌と自覚のある当店スタッフ・松田が聞き手となり、「冬の肌の乾燥」をテーマに伺いました。お話をしてくださったのは、ミノンの研究開発に携わる山崎春佳さんです。

(この記事は、第一三共ヘルスケア「ミノン」の提供でお届けする広告コンテンツです)

 

冬こそ心がけたい肌の保湿。そのまま放っておくと……?

スタッフ松田:
「子どもがいるので、なかなか自分の肌をケアする時間がなくて。お風呂上がりは子どもの着替えや保湿を優先するのに精一杯です。

私自身は幼少期から肌が弱く、例年、季節の変わり目はかゆみが出てしまい、皮膚科の薬を塗ることも。クリームなどを塗って乾燥対策した方がいいことは理解しているのですが、なかなか毎日はできず……。やっぱり、保湿は日頃からマメにした方がいいのでしょうか?」

▲第一三共ヘルスケアでミノンの開発担当に携わる山崎さん

山崎さん:
「そうですね。カサカサしたり粉ふくような乾燥肌は、肌のバリア機能が低下している状態と言えます。バリア機能が壊れてからでは修復に時間がかかってしまいます。そうなる前に、保湿で予防できるといいですね。

しかも年齢を重ねると代謝が落ちてきます。それは肌にもいえること。バリア機能がもろくなったり、角質層にある成分が抜けやすくなるので、若い頃と比べて肌の変化を感じる方が多い傾向があります」

山崎さん:
「だからこそ、しっかりと保湿することが必要です。

肌のバリア機能が低下すると、外部刺激(※)を受けやすくなります。すると肌トラブルが深刻化して、さらに乾燥……というスパイラルにおちいってしまうので、季節に限らず保湿を習慣化することが大切です」

※洗剤や衣類の繊維、花粉やほこり、紫外線などがその一部。

 

朝起きてのどが乾いていたら、全身も乾燥しているサインです

山崎さんいわく、「朝、目覚めて『のどが乾くなぁ』と感じたら、全身も乾燥しているサイン」だそう。乾燥に負けない肌をつくるために、気をつけたいことを教えていただきました。

 

01 保湿クリームは 、塗り方次第でよりしっとり

山崎さん:
「冬は1年中でもっとも気温と湿度が低下する季節。 暖房などで室内の湿度も下がりがちです。湿度が低くなると、肌表面から空気中へと水分が奪われやすくなります。

入浴後はとくに肌が乾燥するので、予防の意味でもミルクやクリームでの保湿をおすすめします。塗り方にもちょっとしたコツが。腕に沿って縦方向にのばしがちですが、肌のキメの向きに沿って横方向に塗りこむとしっかり浸透(※)します。

お部屋の湿度を50〜60%に調整するのも効果的です」

※角質層まで

 

02 洗いすぎない「保湿洗浄」を心がける

▲ミノン全身シャンプーしっとりタイプ(販売名:ミノン全身シャンプー)、ミノン全身シャンプー泡タイプ(販売名:ミノン全身シャンプーW)[すべて医薬部外品]

山崎さん:
「からだの洗い方でもバリア機能を低下させることがあるので、うるおいを残しながらしっかり洗う『保湿洗浄』を心がけましょう。とくに、こすり過ぎには注意を。乾燥がつらい場合は、手で “なで洗い” がおすすめです。

皮膚科で処方された軟膏などを塗っている場合は、きちんと落とさないと逆によくないことも。洗いすぎはNG、洗い残しも肌に負担がかかると覚えておいてください」

 

03 生活習慣を整えて、内側からもうるおいを

山崎さん:
「腸内環境を整えることを意識したり、しっかり睡眠をとってストレスコントロールをすることも大切です。

食事はとくにビタミン類が不足すると肌に悪影響がでます。ビタミンB群は、肌のターンオーバーを正常に保つ働きがあるので、野菜や果物のほかに納豆や卵、バターを積極的にとってみるのもいいですよ」

 

8年かけて完成した「0歳から100歳まで使える保湿剤(※1)


今年、ミノンから新しく登場したのが、「全身保湿ミルク」と「全身保湿クリーム」です。

実際に商品化するまで、開発に約8年の月日がかかったとか。試作の数はミルクが274種類、クリームが210種類。合わせるとなんと480本以上! それだけの時間と労力を要した理由とは何だったのでしょう?

山崎さん:
「保湿力はさることながら、塗りやすさもストレスフリーにすることが課題でした。それも自分が塗りやすいだけでなく、お母さんが赤ちゃんに塗ったり、介護している方がお年寄りに塗るなど、『誰かに塗ってあげる』というシーンも重要視しています。

この商品は、バリア機能を担う成分として研究が進む『コレステロール』(※2)に着目して開発しました。けれどもコレステロールというのは扱いが難しく、多く配合するとベタついてしまうんです。余計な成分を加えず、理想のテクスチャーをかなえるのが大変でした」

※1 全身保湿クリームの使用の推奨は生後6ヶ月以上。
※2 日常生活でよく耳にする体内脂質の「コレステロール」とは別のもの。もともと肌に備わっている保湿成分。

▲左がコクがあるのにのびやすい「全身保湿クリーム」、右が広範囲に塗りやすいさらっとした「全身保湿ミルク」

完成したのは、肌にすっとなじみ、しっとりするのにベタつかない使用感のテクスチャー。塗ってすぐに着替えをしても不快さを感じにくい点もこだわりました。

スタッフ松田:
「のびがよいミルクは子どもの全身に、ややかためのクリームは液だれしないので、ほっぺに塗っています。パッケージに『顔・からだ用』と書いてあると、使うときに迷いがないので心強いです。

どうしてミノンは顔・からだ用で分かれていないのですか?」

▲「子どもの全身には、五百円硬貨大くらいの量を3〜4回ほど塗っています」と松田。摩擦を感じないよう、惜しまずたっぷりめに

山崎さん:
他の方にとっては問題ない成分でも、そのひとつがアレルギー物質になってしまう方がいらっしゃいます。

だからこそ、ミノンは『入れなくていいものは入れない』というポリシーです。塗る場所を選ばずに使える、必要最低限の成分だけを使っているので、顔とからだで用途を分けていません。

敏感肌・乾燥肌のほか、赤ちゃんから高齢の方まで年齢を問わず、使っていただける製品です」

 

乾燥に悩まない、心地のよい毎日を目指して

乾燥性はもちろん、外部刺激、生活習慣など、さまざまな原因でおこる敏感肌。そんな肌の悩みを抱える人々の日常生活の向上をミノンは目指してきました。

肌の乾燥や粉ふきのせいで仕事に集中できなかったり、チクチクして眠れなかったり。そのことで気持ちが落ち込んだり、目の前のことに心から楽しめなかったり……。敏感肌に悩む人にとって、そういったストレスを感じずに毎日過ごせることが、心の平穏にもつながるとミノンは考えているからです。

肌の悩みは人それぞれですが、まずは全身保湿の見直しを。乾燥に負けない肌を準備しておくことで、少しでもストレスが減り、心地よく過ごせる小さな一歩になるかもしれません。

(おわり)

▼「ミノン全身保湿ミルク・クリーム」の詳細はこちら

【写真=鍵岡龍門】

 

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ライター 大野麻里

編集者、ライター。美術大学卒業後、出版社勤務を経て2006年よりフリーランス。雑誌や書籍、広告、ウェブなどで企画・編集・執筆を手がける。ジャンルは住まいやインテリア、ライフスタイルなどの暮らしまわり、旅行、デザイン関係などが中心。

 


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