【あの人のバッグ】スタイリスト城素穂さんの定番レザーアイテムと、元気がもらえるチャーミングな小物たち
編集スタッフ 岡本
リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。
特集「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。
今回のバッグの持ち主は、以前インテリア特集にもご登場いただいたスタイリストの城素穂(じょう・もとほ)さんです。
—バッグとその中身—
シックな中にひとさじのユニークさを
上から時計回りに
・熊型エコバッグ / PERIGOT
・バッグインバッグ/ Pretzel
・仕事の書類 / ミュージアムショップ
・名刺入れ / 大桃沙織さんの真鍮の箱
・ハンカチ / dosa
・財布 / les basiques
・3色ボールペン / BIC
・レザーバッグ / Dragon
城さん
「ふだんは『Dragon』のレザーバッグを愛用しています。革製でありながらカゴバッグのような佇まいで年中使える優れもの。
A4サイズの書類がピッタリ入るうえ、肩から下げられるので仕事の日にも持っていきます。
熊型のエコバッグは、ベルギーへ遊学する際に師匠からいただいたもの。
足の部分がほつれて中綿が見えても、そのたびに縫い直してかれこれ12年ほどお守りとして肌身離さず持ち歩いています。もちろん実用性もばっちりで、たくさんの書類からスーパーの食料品まで、日常で手に取る機会も多いです。
名刺入れは、金工作家の大桃沙織さんの展示で購入しました。
私の名刺は金縁の活版印刷なのですが、大桃さんの名刺入れに入れておくと、より素敵に見える気がするんです」
そのほかの定番バッグは?
左から
・畳めるレザーバッグ / 緙室 sen
・ハンドバッグ/ MAURO GOVERNA
城さん
「畳めるレザーバッグは、旅先で使えてかさばらない、上品なバッグを探して見つけたものです。
もともと旅好きで、愛用歴は8年ほど。ラム革を使ったあずま袋のような作りで、使わないときはぺったんこに畳めます。
『MAURO GOVERNA』のハンドバッグは、私の手持ちの中で一番上等なもの。この形としっとりとしたレザーの手触りが気に入っています。
きちんとした服装はもちろん、デニムに合わせるとぐっと品よく見せてくれるので重宝しています」
—ポーチの中身—
心から手に取りたいと思えるものだけを
左から時計回りに
・バッグインバッグ/ Pretzel
・巾着 / ONABAKE97
・ハンドクリーム / Buly
・歯ブラシ
・口紅 / CHANEL
・ティッシュ
城さん
「黒い羊の刺繍が愛らしいバッグインバッグをポーチとして使っています。
この羊が飼っている犬に似ていて、思わず購入してしまいました。
口紅はマスクを外した時に寂しい印象になるのではと、毎日つけることはなくてもとりあえず持ち歩いています。シャネルの128番は以前ベルギーでお世話になったレストランのマダムがつけていたもの。濃い色味かと思いきや、つけると自然と唇に馴染んでくれます」
城さん
「ティッシュは手作りのケースに入れて。
余っていたニットクロスを切って即席で作ったら、ふたつできたので一つは娘用にして、それぞれイニシャルを入れました。
隣で座って見ていた2歳の娘に、試しにハギレと糸を通した針を持たせてみたら、見よう見まねで縫い物をしたんです。
なんだかいい作品だなと思って、額をつけて部屋に飾っています」
***
一見すると大人っぽいものが並んでいるようですが、さりげなく動物がいたり、目を引くモチーフや温もりを感じる手作りのものがあったり。
バッグの中身にも、城さんの引き出しの多さや豊かなセンスがそのまま現れているように感じました。
城 素穂
スタイリスト・chizuさんのアシスタントを経て独立。食まわりのスタイリストとして活動後、ベルギー・アントワープのレストランへ遊学。帰国後再びスタイリストとして活動。病気を機にしばらく休業していたが2020年に復帰。夫と2歳5ヶ月の娘、愛犬とともに暮らす。
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