【あの人が着てみたら】ベーシックをおしゃれに着こなす江面旨美さんの、ピンタックブラウスの私服コーデ

編集スタッフ 松田

歳を重ねても、ずっと着続けたいと思える1着を、大好きな「黒のブラウス」でつくりました。

これまでも、これからも、定番で頼れるスタンダードとして、気負わないシンプルなデザインを目指した一着。とろんとした素材やピンタックなど女性らしさを感じる工夫を入れつつ、忙しない日常の中での「着心地の良さ」とは何かを探求して完成したブラウスです。

「ずっと愛せる、大人のブラック」
とろみ素材のピンタックブラウス

この特別コンテンツでは、私たちの思う素敵な女性である江面旨美(えづらよしみ)さんを訪ねて、「おしゃれ」のお話を伺いました。また、ピンタックブラウスをご着用いただき、私服と合わせたいコーディネートをご紹介いただきました。

(この記事は2022年9月に制作し、以降公開しております。改めてこのタイミングで多くの方にお読みいただければ嬉しいです。)

 

黒のトップスに白ボトムスが、今の定番コーデです

『umamibags(ウマミバッグズ)』という名前でカバンのデザインと制作を手がける江面さん。グレイヘアのボブカットと、トレードマークの丸い眼鏡がお似合いで、ベーシックな装いをかっこよく着こなす、私たちもずっと憧れている方です。

当店の特集や動画にも何度かご出演くださっていますが、特にブラックなどのモノトーンのお洋服を、おしゃれに着こなしていらっしゃるのが印象的でした。

ブラックのお洋服は以前からお好きなのでしょうか?

▲ワードローブは、昔からデザインはシンプルでベーシック、色合いは黒や濃紺などを選ぶことが多いそう

江面さん:
「Y’s(ワイズ)やCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)が好きだったので、自然にブラックの洋服を着ることが多かったように思います。特によく着るようになったのは40代になってから。着ていて落ち着く色だし、大好きなアクセサリーも合わせやすいので、つい手に取ってしまいますね。

その頃は上下とも黒っぽい感じで揃えることが多かったのですが、だんだんと軽さがほしくなって。40代後半辺りから、トップスはブラックで、ボトムスに白っぽい色を組み合わせるようになりました」

江面さん:
「ベーシックなスタイルにずっと憧れていたので、クローゼットの中には、素材は違えど、同じようなデザインの洋服ばかり。

でもベーシックなデザインのものほど、流行や変化が少なくて何年経っても色褪せず、飽きずに着ることができるなと実感しています」

 

ドレッシー過ぎず、スポーティ過ぎず。着心地のよい生地感

▲江面さんの身長は161cm。Mサイズをご着用。「袖の長さや襟の開きぐらいもぴったりでした」

そんな江面さんに、さっそくピンタックブラウスを着用してみていただきました。

江面さん:
バンドカラーのデザインって、襟で陰影が作れないので実は苦手意識があったんです。でもこのブラウスは、襟回りのゆとりが絶妙で、首がスッキリ見えて。ボタンを開けても締めてもとても良かったです」

江面さん:
「そして、とっても着心地がいいのね! 身幅もゆったりめで、生地にほどよく厚みと重さがあって安心感があります。ドレッシー過ぎず、スポーティ過ぎず。着丈もあまり前後ろ差がないシンプルなかたちで、定番として着こなせるデザインなのもいいなと思いました。

トロリと下に落ちる生地感も気持ちよく、ストンとそのまま着るのはもちろん、ボトムスに入れやすく、着こなしのアレンジも楽しめそうです」

 


カジュアルから、よそゆきまで。
ピンタックブラウスの着回しコーデ


今回はこのピンタックブラウスを使って、江面さんが私服でコーディネート。

より自分らしく楽しく着こなすための、ちょっとしたコツを教えていただきました。

 

ブルーデニムで大人カジュアルに

江面さん:
「60代になってから好きになったデニム。シルエットは太めが好きで、日常的によく履いています。デニムのときは、足元をクラシックな革靴にすると、コーデを引き締めてくれる気がします。

このブラウスは綺麗な質感だけれど、艶々しすぎず、カジュアルな装いをしたいときにも、気負わず着こなせるのが嬉しいなと思いました。ブルーデニムにも馴染んでいましたよ」

▲首元はボタンを2つ開けて、パールにチェーンネックレスを組み合わせて。「つけるだけで楽しい気分になれるから、昔から大きめのアクセサリーが好きなんです」と江面さん

江面さん:
「首元を開けるときは、逆に袖はきちんとボタンで留めて、きちんとした印象を残したいなと思います。

裾はリボン結びにして、少しキュッとコンパクトにまとめても。アレンジをいろいろ楽しめるシャツだなと思います」

 

白ボトムスとの合わせは鉄板。
袖をまくって、抜け感を

江面さん:
「黒や濃紺のトップスには、白のボトムスを合わせるスタイルが好きで。今のわたしの定番のコーディネートです。足元は黒のソックスと革靴で少しカッチリとした感じにさせるの。

このブラウスは、生地がごわごわした感じがなくて、とろんと落ち感があるのが特徴なのですね。ブラウジングや袖がまくりやすいのも、日常生活で着るのに嬉しいポイントです」

▲ゴールドボタン、胸元にピンタックのディティールがあることで、アクセサリーなしでも華やかな印象に

江面さん:
「あと何度か着てみていいなと思ったが、襟の具合。開き具合がちょうどよくって、ボタンを締めても全然苦しくないの。

シャツによっては首元が苦しくなってしまうものもあるから、いろいろと計算されてデザインされたのだと思いました。この上に、テーラードのジャケットを羽織ってもよくマッチすると思います

▲袖口はシンプルなデザインで、まくりやすいようになっています。袖まくりすることで抜け感も出て、ブレスレットの重ねづけも楽しめます

江面さん:
「わたし、コーディネートはかわいくなりすぎないようにしたいなと思っていて。そこで、よく取り入れているのがメンズのアイテム。

太めの革ベルトや、アクセサリーや時計など、大ぶりの小物をミックスするだけで、全体のバランスが自分好みになるなと感じます」

 

フレアスカート×水玉のスカーフで
お出かけコーデ

江面さん:
「展示会や友人との食事など、お出かけの時にはこんな感じかしら。

フレアスカートなど、ボトムスのシルエットが広がっているときは、ブラウスのウエスト部分を少しブラウジングさせて、上からベルトをすると引き締まった印象になってバランスが取れると思います。

襟元は小さな水玉のスカーフを巻いて。このスカーフは、母から譲り受けた古いものなのですが、ベーシックなデザインだから飽きずに使い続けています」

▲「しわも目立たなくて、お手入れも楽そうね」と江面さん

カジュアルな装いから、お出かけシーンでの上品なコーディネートまで、いろんな着こなしをしてくださった江面さん。

撮影中、「本当はとっても恥ずかしいのよ〜」といいながら見せてくださった、チャーミングな笑顔も印象的で素敵でした。


一枚でそのまま着たり、自分の好きなアクセサリーやスカーフをプラスしたり。シンプルだからこそ、気分によってアレンジも楽しめる、とろみ素材のピンタックブラウス。

どんなときも、その時々の自分らしいスタイルに自然に馴染んでくれる、そんな定番服のひとつになったら嬉しいです。

 

「ずっと愛せる、大人のブラック」
とろみ素材のピンタックブラウス

 

【写真】馬場わかな

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江面旨美(えづら よしみ)

デザインや絵画を学んだ後、旧通産省の鞄研修会でカバン作りを学ぶ。その後ひとりで革を中心としたカバンのデザイン・制作を手がけ、全国にファンを持つ。現在は年に2回ほどのペースで個展を実施。https://umamibags.net/


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