【たよれるお粥】02:やさしい甘さにほっこり。30分でできる「かぼちゃ入りの白粥」
編集スタッフ 藤波
お正月が終わって、新しい一年のはじまり。年末年始のごちそうで疲れ気味の胃腸にやさしくて、じんわり温かいものが食べたいときにぴったりなのがお粥です。
ひとつ覚えればアレンジができて、夜遅くなってしまったときや少し調子が悪いときにも心強いお粥のレシピを、スープ作家の有賀薫(ありが かおる)さんに教わっています。
第2話では、基本の白いお粥にかぼちゃを加えたレシピをご紹介します。
仕上げは、黒ごまと黒糖をぱらり
「かぼちゃ入りの白粥」
材料(2人分)
米…1/2カップ
塩…ひとつまみ
水…600ml
かぼちゃ…80g
黒ごま、黒糖.…お好みで
※七分粥くらいの固さの分量です
※かぼちゃを加えなければ、普通の白いお粥としてお召しあがりいただけます
作り方
1. 米をザルに入れさっと洗う。かぼちゃはよく洗い、皮付きで1〜1.5cm角に切る。
2. 鍋に米と水、塩を加えて中火にかける。沸いてきたら弱火にし、底についた米をはがすようにゆっくりと混ぜる。
▲混ぜ過ぎると粘りが出てしまうので、混ぜる回数は少なめに
3. 蓋なしで弱火で15分炊いたら、かぼちゃを加えさらに15分ほど炊き、好みの柔らかさになったらできあがり。黒ごまや削った黒糖をトッピングするのがおすすめ。
▲炊きあがりの米の形状がこれくらいで七分粥です。お好みで調節してくださいね
有賀さん:
「お粥を美味しく作るコツは、とにかく触りすぎないことです。
追加で塩昆布や塩を少しふっても美味しいですよ。
かぼちゃの代わりにさつまいもを入れるのもおすすめですが、その場合はもう少し火が通るのに時間がかかるので注意してくださいね」
ほんのり甘いお粥ってどういう感じなんだろうと一口食べてみて、思わず頬がゆるみました。
黒糖のやさしい甘さと黒ごまの香ばしさ、お粥の塩気があわさって、心まで温まる味。かぼちゃもほくほくです。
普通の白いお粥に飽きてしまったとき、ぜひ試してみてくださいね。
【写真】佐々木孝憲
もくじ
有賀さんのスープレシピはこちらから
スープ作家。約10年間、毎朝作り続けたスープを土台にシンプルで作りやすいスープのレシピや暮らしに根づく家庭料理の考え方を、雑誌・ウェブなど各種メディアなどで発信。著書は、最新刊『ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品』(プレジデント社)のほか、2020年レシピ本大賞入賞の『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)、『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)など多数。
note:kaorun、Instagram: @arigakaoru
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)