【自分をいきるレッスン】荷物をおろして、ワクワクする方を選んでみる。香菜子さんが箱根の旅でみつけたこと

編集スタッフ 野村

「レシピ本を眺めるのは好きです。でも、普段本屋さんへ行って手に取る時、これを作ったら息子が喜ぶかな、夫はこれが好きそうだなとか、自分のためじゃなくて、家族のために本を選んでいたな、と気付いたんです」

こう話してくれたのは、モデル・イラストレーターの香菜子さん。

いつもご機嫌で、健やかな雰囲気をまとう香菜子さんのこの言葉を聞いて、どきりとしました。

本屋で本を選ぶという小さな選択一つとっても、周りや日々のことに追われて、自分自身に目を向けられていなかったかもしれないなぁ、と共感したのです。

心も体も健やかでいたいと思うのに、忙しさの中でついつい自分のことを後回しにしてしまう。だからこそ、私たちは自分のケアをもっと大切にしてもいいのかもしれません。

そこで今回は、健やかな肌をサポートする肌ラボ、そして香菜子さんと一緒に「自分をケアする」ことについて考えてみることにしました。

日々の選択も、肌も、何歳になっても今の自分が一番いいと思える。そんなマインドが健やかな毎日をつくると信じて、とことん肌に向き合い続けるヘルススキンケアブランド「肌ラボ」。

この考え方に、健やかでいることへのヒントがつまっていそうです。

(この記事は、ロート製薬「肌ラボ」の提供でお届けする広告コンテンツです)

 

「周りの誰か」のために、頑張ろうとしてきたけれど

モデル・イラストレーターとして活躍し、プライベートでは二人の子どもの母でもある香菜子さん。忙しさの中でも、著書やそのお仕事ぶりから、いつもほどよく肩の力を抜いた、飾らずに素敵な人というイメージがあります。

「自分をケアすること」について、普段から意識されていることがあるのか尋ねてみました。

香菜子さん:
「仕事で疲れを感じたら、疲れ切ってしまう前にとにかくマッサージに行くようにしています。というのも10代の頃、疲れも無視して頑張りすぎて、入院するほどの大病を患った経験があって。

疲れ切ってしまうとリカバリーするのは時間もかかることを知って、気持ちの面でも体の面でも、自分のことにはなるべく敏感でいなきゃ、と思うきっかけになりました。

それでも、『いい学校に入るために』『いい奥さんになるために』『いいお母さんになるために』と、周りの誰かのために何かを頑張ろうとしてきがちでしたね。

気付けば、子どもは25歳と高校3年生。もう子育ての時期も終わりに近づいていて、これから自分がやりたいこととか、どんなふうに暮らしたいかな、という『自分のためのこと』についてもっと向き合いたい、と最近思っているんです」

▲ひとりの時間で、頭の整理や仕事のアイデア出しのためによくノートをつけているそう

香菜子さん:
「自分がやりたいことに正直になる “自分軸” を持つ練習のつもりで、普段からひとりの時間は積極的に取っています。たとえば、カフェでひとりお茶を飲む時間をプラス15分してみる、とか。

早く帰ってご飯作らないと……という気持ちは隅に置いておいて、15分そのことから離れて自分に意識を向けてみると、それだけでちょっとすっきりして、心の余裕ができることもあるかなぁと。

私はフリーランスの仕事なので、急な予定変更でぽっかり時間が空く時があって、そんな時は日帰りのひとり旅に出かけることもあります。日常から少しの間だけ離れて、元気を取り戻す感じです。

自分が元気じゃないと、結局家族や周りの人が大変になることもある。まず守るべきことは、自分の心と体の健康だと思うので、ひとりの時間を持つことに罪悪感を持つ必要はないのかなと思うようになってきました」

 

荷物をおろして、自分のために本を選べました

そんな香菜子さんと一緒に、「自分をケアをする」第一歩として、今の自分とゆっくり向き合う旅に出てみることにしました。

旅先として訪れたのは、神奈川県箱根町にあるブックホテル「箱根本箱(はこね ほんばこ)」。

「本との出会い」をコンセプトに、新刊と古書、洋書をあわせて1万冊以上の本を取り揃え、温泉や、地元食材を使用した自然派イタリアンが楽しめるレストランを併設。まさに本と暮らすように滞在できる場所です。

日常を離れ、一泊滞在した香菜子さんに、この旅でのお話を伺うと、ふと心が動いた瞬間があったそうです。

香菜子さん:
「ホテルに着いて部屋に入ったら、まず着けていたアクセサリーを全部取って、楽ちんな格好に。いろんなものから解放されたい、体も気分もラクになりたい〜と思ったんです。

それでその後、本がたくさん並ぶラウンジへ足を運んで、ずらりと並ぶ本の背表紙を眺めていました。『はやく一人になりたい!』(村井理子、亜紀書房)というタイトルが目に入ってきて、思わず手が伸びて。他にも、整体の本やヴィーガンレシピの本など、心惹かれるタイトルの本を自然と手に取っていました。

本を選ぶことを通して、『今の私はこういうものを欲しているんだな』ということに無意識に気付かされて。まるで瞑想するみたいに自分と向き合っているような感覚で、すごく印象的でした」

▲今回の滞在で手に取った本。「館内に用意されていたソフトクリームの栞にもキュンとしました」と香菜子さん

香菜子さん:
「普段、本屋さんへ行く時、家族のために本を選んでいたな、と気付いたんです。これを作ったら息子が喜ぶな、夫はこれが好きそうだなって。

私はヴィーガンレシピに興味があるけれど、家族にはお肉が食べたいって言われちゃうかも、と二の足を踏んでいたレシピ本も手に取れました。

この『自分のために本を選べた時間』は大きな発見で、紛れもない自分と向き合う入り口になったなぁと感じています」

 

今の私はどうしたい? に目を向けて

香菜子さん:
「滞在中、いつもは片付けのことも考えて焦って食べてしまう食事もゆっくり噛んで、おいしいなと楽しめたり、宿の一角に射す光がきれいと感じられたりと、五感とセットで心が動いたことがたくさんあって。

そういう気持ちの動きがあった上で読んだ本は、内容を咀嚼しながら読み進められて、気付きが自分の中でどんどんと広がりを持っていきました。『そっか、そういう考え方もありだよね!』って。

たとえば日常の中で、今回と同じ本を読んだら、現実的になりすぎたり、自分軸だけじゃない他人軸のことまで考えてしまっていたかもしれません」

香菜子さん:
「思い切って、自分と向き合う時間をつくるのは、今まで背負っていた荷物を一回おろして、その中身を点検し直す機会なのかなって。

家も仕事も、やるべきタスクばかりが思い浮かんでしまうけれど、少し日常から離れてみることで、やりたいこととそうでないことの境目も見えてきた気がします。

家のことの大体は、自分が一生懸命回さなければと思っていました。でも、私が一泊家を空けていたとしても、案外ちゃんと回っているんですよね。もう子どもが大きいというのもあるけれど、家族のそれぞれが自分でご飯を作ったり、洗濯をしたりと。それを見て『なんだ、私もっとラクしていいな』って。

背負う必要のない荷物をおろしたら、その分余白が生まれるので、日常もいつもよりゆとりを持てる。そうすると、家事も仕事ももっとシンプルに考えていいんだと思えました」

 

暮らしも肌も、シンプルな引き算で振り返ってみれば

香菜子さん:
「肌って、自分のコンディションを適切に教えてくれる器官のひとつだなと思います。吹き出物ができてたら、ちょっと最近食生活が乱れていたな、忙しさできちんとケアできていなかったかも、と自分の生活を振り返らせてくれますよね。

そういう時も、『自分のために』肌と向き合うのが大切だなと思います。

肌トラブルが起きて、それをあの手この手でカバーするのでなくて、自分の暮らしを振り返ってやめられることがないか考えてみる。シンプルに引き算するのが大事かなぁと実感しています。

日常生活で何かうまくいかないことがあった時も同じで。少し時間や距離をとって向き合ってみることで、自然と解決の方向が見えてくることも多いな、と感じているんです」

▲極潤ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

肌ラボの化粧水「極潤ヒアルロン液」も、肌に本当に必要なものだけを厳選し、最小限の要素*だけで完成させた「パーフェクトシンプル」の考えで作られています。

そうした発想のもと、とことんシンプルな肌ケアが実現されているからこそ、無理なく続けられるアイテムのひとつになってくれそうです。

*無香料、無着色、アルコール(エタノール)フリー、パラベンフリー、オイルフリー。

香菜子さんが旅の中でお話ししてくれた「自分と向き合う時間をつくるのは、今まで背負っていた荷物を一回おろして、その中身を点検し直す機会」という言葉が印象に残っています。

忙しいな、なんだかうまくいかないな、と感じている時こそ、ひと呼吸置いて、自分を見つめる時間を取ってみる。そうすると、なんとかしなくちゃと思い込んでいたことも、実は手放してもいいものだったと気付けることもありそうです。

シンプルな気持ちで自分に目を向けることが、心も体も健やかな方向へ進むためのひとつのヒントなのかもしれません。

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【写真】上原朋也

 

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香菜子(かなこ)

1975年、栃木県足利市生まれ。女子美術大学工芸家陶芸専攻卒業。在学中にモデルを始め、現在2児の母。母の立場から「こんなものがほしい」をかたちにした雑貨ブランド“LOTA PRODUCT(ロタ プロダクト)”を設立する。2008年よりイラストレーターとしての活動もスタート。著書に『毎日、無理なく、機嫌よく』(すばる舎)など。

 


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