【あの人のバッグ】美しさも、機能性も大切に。ショップバイヤーの「仕事バッグとポーチの中身」
ライター 瀬谷薫子
お出かけに欠かせないものとして、選び集めてきたアイテムたち。そんな「バッグの中身」には、そこかしこにその人らしさが詰まっている気がします。
連載「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を見せてもらうシリーズ。
今回のバッグの持ち主は、セレクトショップ「steef」マネージャー兼バイヤーの石政里佳子(いしまさ りかこ)さんです。
東京・祐天寺で、レディースウェアやアクセサリー、雑貨のセレクトショップ「steef」を営む石政さん。自身のインスタグラムでは、お店のアイテムを使ったスタイリングも紹介されていて、その着こなしが素敵です。
今回はそんな石政さんに、仕事バッグの中身を見せてもらいました。
ーバッグの中身ー
お気に入りの革小物をベースに
目にするたび嬉しくなるアイテム
左上から時計まわりに
・ポーチ / 無印良品
・メガネケース / KAMARO’AN
・サングラス / kearny
・財布 / forme
・名刺入れ / ViN
・折りたたみ傘 / mont-bell
・エコバッグ / BAGGU
・ハンカチ / hatsutoki
・イヤホン
・キーケース / ViN
石政さん:
「革小物が好きで、いつも持ち歩いています。中でも気に入っているのは、明るいブラウン系のもの。
仕事用の大きなバッグのとき、キーケースやメガネ入れなどの小さな物は埋もれてしまいがちなので、パッと目に入りやすい明るい色の革小物に収納すると便利なんです」
▲(左上から時計回りに) KAMARO’ANのメガネケース、formeの財布、ViNの名刺入れと、キーケース
石政さん:
「hatsutoki(ハツトキ)のハンカチは、展示会の時にノベルティーで頂いて以来、愛用するようになりました。生地の産地として有名な、兵庫県西脇市の播州織の布で作られているのですが、色合いや風合いがただのハンカチとはひと味違って、手に取るたびに嬉しくなるような特別感があります」
オンにもオフにも対応できる、理想のバッグ
石政さん:
「仕事の荷物を入れているのは『formuniform(フォームユニフォーム)』のトートバッグ。マットなポリエステル素材で、カジュアルすぎない見た目。軽やかだけど荷物がたっぷり入るので、仕事用にちょうどよく、展示会回りなど資料がかさばる日にも重宝します」
▲深さのあるポケットが4つもついていて、折りたたみ傘やペットボトルの収納にも便利です
石政さん:
「オンにもオフにも使えるバッグをずっと探していたので、数年前にこのバッグと出合ったときは『ついに出合えた!』という気持ちになり感動しました。以来、ずっと愛用しています」
コスメは、価格帯と持ち歩きやすさを重視
左上から時計回りに
・ハーブキャンディー / Ricola
・アクセサリー入れ(レースの巾着)
・ファブリックミスト /「steef」オリジナル
・アイセラム / オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー「ヴィッド・ポッシュ」
・ハーブオイル / nahrin
・リップクリーム / athletia
・リップグロス / uneven「smooth matte lip」
・チーク /OSAJI「ニュアンスフェイスカラー」
・保湿クリーム / IHADA「薬用クリアバーム」
・目薬
・のどスプレー / メイド・オブ・オーガニクス「マヌカハニー+カモミールスプレー」
・ポーチ / 無印良品
石政さん:
「20代まではコスメにほとんど触れてこなかったのですが、30代になってから反動のようにメイクブームがやってきて、今はいろんなコスメを試してみたくて仕方がありません(笑)。
いま特に好きなブランドは『uneven(アニヴェン)』。メイクスキルのない私でも気軽に試せる価格帯で、持ち運びのしやすいデザイン、カラーリングもユニークで楽しく、新しいアイテムが出るとつい買ってしまいます。
スキンケア・ヘアケアでは『athletia(アスレティア)』を愛用しています。香りにもこだわりのあるブランドで、飽きずに毎日気持ちよく使えるところが好きです」
▲「steef」オリジナルのファブリックミスト
石政さん:
「もともと香りのあるものが好きで、steefでも色々なフレグランスアイテムを取り扱ってきました。次第にsteefらしい香りの提案もしてみたいと思うようになり、調香師さんと話し合いを重ねて作ったのが、このファブリックミスト。ウッディな香りの中にひと癖あるような、一度嗅いだら忘れられない香りです。
出かける時や、出先で少し気分転換したい時など、空間や衣服にシュッとひと吹きして使っています」
オフの日に使う、小さめのバッグは?
石政さん:
「革小物を愛用しているブランド『ViN』の “boxy” というポシェット。名前の通り箱型のバッグで、マチがしっかりあるので、チケットやパンフレットなどの紙ものも綺麗な状態のまま収納できて旅行のお供に最適です。
金具が最低限しか使われていないので、革なのに軽く、長時間持っていても疲れないところも魅力。『ViN』のレザーアイテムは機能にフォーカスした無駄のないデザインが好みです」
石政さんのもの選びのポイントは、見た目の美しさだけでなく、機能面も備えていること。
石政さん:
「年齢や暮らしが変わるにつれて、好みも変化していくもの。その中でも、少しの工夫や視点を変えることで長く愛していけるようなアイテムを選びたいので、実用性も重視しています。
私自身もそんな視点でものを選んでいきたいですし、steefを通じて、そんなものたちをご紹介していきたいと思っています」
物選びの芯が伝わる、石政さんのバッグの中身。拝見していたら、石政さんの営むお店にも足を運んでみたくなりました。
次回はどんなバッグが登場するのでしょう。お楽しみに。
「あの人のバッグ」
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【写真】石政里佳子
石政 里佳子
東京・祐天寺のセレクトショップ「steef」マネージャー兼バイヤー。自身が暮らしで愛用するものなど、長く愛せる魅力の詰まったレディースウェアやアクセサリー、雑貨を販売する。Instagram:ショップ@steef_yutenji / 石政さん@steef_ishimasa
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