【はざまの季節に】迷わず手に取れる「大人の日常着」。くすみカラーのトップスで着回しコーディネート
編集スタッフ 藤波
ずっと続くかに思えた暑い夏も、もうすぐ終わり。涼しい風を感じられるようになりましたね。
朝晩は過ごしやすいけれど、日中はまだ気温が上がるこの時期、何を着ようか迷われる方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんなはざまの季節にぴったりの七分袖のプルオーバーをご紹介します。
肌ばなれの良いやわらかなコットン生地で、気温差があって体温調節の難しい日にも迷わず手に取れる自信作。ほんのり秋気分にしてくれるくすみカラーも素敵なんです。
今回は3名のスタッフのコーディネートをご紹介します。参考にしていただけたら嬉しいです。
モノトーン派の私も着てみたいと思えた、
絶妙なくすみブルーです
スタッフ木下(169cm)
木下:
「『アカカブ(ブルー)』を着てみました。ふだんはモノトーンの服を選ぶことが多いのですが、やや緑がかった絶妙なくすみブルーが素敵で。
グレーやブラウン、ブラックなど秋冬の定番の色との相性がばっちりなので、手持ちのボトムスと色々合わせてみたくなりました。
これからの季節のコーデはつい重たくなりがちですが、この色が入るだけでパッと明るくなりそうですね」
木下:
「そして、このプルオーバー、本当に着心地がいいです。ボトムスインせずにさらっと着ただけでさまになるのが嬉しい!
自然と揺れ感のあるシルエットになるからか、テクニックいらずでこなれた雰囲気がでます。
夏と秋の間のはざまは毎年服に悩みますが、このプルオーバーは『迷わず手に取れる大人の日常着』という感じ。一枚持っていたら心強そうです」
▲肌寒くなってきたら上着を羽織っても◎
coordinate 02
「形が綺麗だから、ちょっとしたおめかしも」
木下:
「もう少し秋が深まったら、重ね着を楽しみたいです。首元が開いているので、ハイネックと合わせてもすっきり。
タイトスカートやヒールと一緒に着たら、オフィスやちょっとした食事にも行けそうです。
袖も身幅もゆったりしたつくりなので、もこもこすることなく、綺麗なシルエットを保ったまま着られました」
木下:
「日常着としても、オフィスにも、ちょっとした食事に行く際にも着られるのは、このシルエットがあってこそですね。
全体的にオーバーサイズだけれど、首周りと裾はすっきりでメリハリが効いています。
落ち着いたブルーと相まって、新しいおしゃれを楽しめる予感がしました」
coordinate 03
「ブルーを活かすなら白ボトムスと合わせて」
木下:
「このくすみブルーを最大限活かすなら、シンプルに白いボトムスと合わせるのもいいかもしれません。
いわゆる水色ではない落ち着いたカラーなので、コーデュロイのパンツやスエードの靴など暖かい素材にも馴染んでくれました。
ダークトーンを選びがちな秋冬にも、なんだか明るい気持ちになれそうですよね。色に挑戦したい気持ちはありつつも似合うか心配で慎重になってしまっていたので、個人的にも嬉しい発見です」
木下:
「オーバーサイズのカーディガンだったら、上から羽織ることもできました。
今から着られて、秋もしばらくは活躍してくれそう。まさにこれからの季節に重宝するトップスだと思いました」
小技が効いているから、
カジュアルコーデも大人っぽく決まります!
スタッフ藤田(160cm)
藤田:
「私はたくさん着回しできそうな『エキナセア(アイボリー)』を着てみました。黄みがかったやわらかい色なので、秋服にもしっかりマッチしてくれます。
買い物や美術館に行くようなお出かけシーンをイメージして、ロング丈の柄スカートと合わせました。
これまでロングスカートはタイトめのトップスと合わせることが多かったのですが、ゆるっとしたトップスと合わせるのもいいですね。程よく力の抜けたコーデになりました」
藤田:
「袖丈だったり、サイドのスリットだったり、バックにさりげなく入ったセンターラインだったり、さっと着るだけで素敵に見える工夫が詰まっているなあと思いました。
あと、着てみて特に気に入ったのが、首周りの開き具合。広めなんだけれど鎖骨が見えすぎない絶妙なカーブで、首が長く見える気がします」
coordinate 02
「ゆったりめのサロペットと合わせても◎」
藤田:
「袖も身幅もゆったりとしたつくりですが、薄手の生地なのでサロペットにも合わせてみました。
同じく身幅が大きめのサロペットと合わせたこともあって、サイドがもたつくことなくすっきりと着られましたよ。
子どもと公園で遊んだり、旅行やキャンプなどのレジャーでもストレスを感じず軽やかに動けそうです」
藤田:
「サロペットは合わせるアイテムによっては幼く見えてしまうこともあるので、実はちょっと難しさを感じることもあって。
シルエットが綺麗なことで、深く考えないで着るだけでもこなれ感が出るのがいいなあと感じました」
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「ボーイッシュなパンツとの合わせも大人っぽく」
藤田:
「ふだんカジュアルな服装をすることが多いので、この夏たくさんはいたオーバーサイズのワイドパンツとも一緒に着てみました。
Tシャツと合わせるのが自分の中の定番でしたが、また新鮮な雰囲気になって嬉しいです。
身幅はたっぷりだけどシルエットはAラインで広がりすぎないから、野暮ったく見えないのかもしれません。コンパクトすぎずたっぷりすぎず、いいバランスだなと感じます」
藤田:
「腕を伸ばすと、このくらい身幅に余裕があります。
服が肌に張り付かず体のラインも拾わないので、本当に着心地がいいです。
綺麗に見える小技が散りばめられているからこそカジュアルコーデも大人っぽく決まるので、今の季節に迷わず頼れると思いました」
着心地楽ちん!なのに品よく見える、
優秀なトップスです
スタッフ鈴木(154cm)
鈴木:
「私が選んだ色は、コーヒー豆みたいに深いブラウンの『エスプレッソ』。まずは先日発売された秋いちボトムスと合わせてみました。
ブラウンとネイビーの組み合わせは一気に秋の気分になれますね。
さらっとした生地でゆったりシルエットなので、着心地が本当に楽ちん。袖は154cmの私が着ると手首がぎりぎり隠れないくらいの丈感です」
鈴木:
「もちろんそのまま裾を出して着てもいいですし、こういう綺麗めなボトムスに合わせるなら前裾だけインしてもいいなと思いました。
サイドにスリットが入っているおかげで、インしたときに自然なシルエットをキープできたのも嬉しかったです。
身長が低めなのでゆったりした服はだらしなく見えてしまわないか心配でしたが、形が綺麗なのでむしろ品よく見えたことが驚きでした」
coordinate 02
「シャツワンピースと合わせても可愛いです」
鈴木:
「ゆったりしたつくりだからこそ試したいと思ったのが、シャツワンピースとの重ね着です。
ばさっと上から着たら、襟と袖からワンピースがちょこっと見えていいバランスでした。プルオーバー自体が薄手の生地なので、もたつくこともなかったです。
ちょうど今だったら一枚でさらっと着れるけれど、これからぐっと気温が下がったときに重ね着ができるのは安心ですね」
鈴木:
「明るい色のワンピースを合わせることで、軽やかだけど秋の気配がするコーデになった気がします。
首周りが程よく開いているので、襟付きのシャツも合わせてみたいと思いました。
涼しくなったら、こういうゆったりした格好で図書館やカフェでのんびり過ごしたいです」
実は、今回ご紹介したプルオーバーは「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)*」という生地で作られたもの。
天然由来の食物や木の実などの染料から生まれた、特別な色です。気になった方はぜひ商品ページもご覧くださいね。
今まさに活躍する七分袖のプルオーバー、この機会に手に取っていただけたら嬉しいです。
*フードテキスタイル :廃棄予定の野菜や果物に含まれる成分から染料を抽出して染められた素材・商品を作るサスティナブルなプロジェクトです。
【写真】芹澤信次(2枚目、29枚目のみ)
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