【わたしの日々、暮らしの機微。】vol.3|共働きで手さぐりの日々。「癒し」と「助け」をくれる家
編集スタッフ 田中
日々、生活をする家は、朝の身支度から、人によってはお仕事の場所にもなり、帰宅時間にばらつきがあれば夜寝る時まで家族がそれぞれにせわしなく過ごす空間。
いつもリラックスできる場になるとは限らないものの、ちょっとした小さな瞬間でもお気に入りの時間や景色を見つけられると、自分なりの「心地よさ」に気づけたような気持ちになって嬉しいものだなと思っています。
『わたしの日々、暮らしの機微。』と題して、そんなささやかで大切な時間や景色を見つけに、日々暮らしを紡いでいる方のお宅を訪ねる映像の第三弾をお届けします。
当店の商品ページなどにもご出演いただいているモデル・染色作家の下道千晶(したみち・ちあき)さんと一緒に、積水ハウスで家を建てて10年という、久美子さんの家にお邪魔しています。
記事の後半に動画リンクもご用意しています。ぜひ最後までご覧ください。
(この記事は、積水ハウスの提供でお届けする広告コンテンツです)
家と家族に助けられながら進む、家事と仕事
久美子さんはお子さん3人と夫との5人暮らし。
自身も住宅設計のプロとして働いていることもあり、この家の建築の時にもいろんなことを考えながら作ったといいます。
夫婦共働きの日々、目まぐるしく過ぎていく中で助けられていると話すのは、洗濯まわりの家事がスムーズにできるように作った家事コーナー、ワークトップが広く取れるL型キッチンなどなど、家事を楽にできるように考えて作った家づくりのポイントたち。
▲畳の小上がりになっている家事コーナーには洗濯バサミやアイロンなどがまとまっている
今は週に3,4日のペースで在宅ワークをする久美子さんですが、仕事と家のことの切り替えをするのはなかなか難しいと話します。
久美子さん:
「下の子の保育園のお迎えに行った後も、夕飯までの間に『ちょっと遊んで待っててね』と声をかけて2階の仕事部屋へ行って仕事をしてしまう日もあります。
スペースを分けたことで、子どもたちもママは仕事に行っていると認識して仕事をしやすい環境を作ってくれているのはありがたいけれど、私は私でちゃんと時間を区切って暮らさなきゃなって」
理想を持ちながら今はもがいている
この家に暮らしてあっという間に10年が経ったと話す久美子さん。
子どもたちの成長で手が離れてきたことはもちろんたくさんあるけれど、毎年毎年違う大変さがやってくる感覚だと言います。
自分らしい暮らしってなんだろうと考えた時、こうありたいという理想とそうできていない現実が頭の中に浮かんできたんだそう。
久美子さん:
「下の子のお洋服を作りたくて、ミシンを始めたらすごく楽しかったんです。趣味にかける時間や子どもたちと向き合って遊ぶ時間を持ちながらも仕事もして、というバランスが取れている暮らしが今の私にとっての理想。
それがなかなかできていないと感じる現実はあるけれど、その狭間でもがいているのが今の私らしさなのかも」
下道さん:
「すごくわかります。バランス取れてきたと思ったら、途端にまた新しいイベントや試練がやってきて……と常にバランスを探しているような気がします」
久美子さん:
「同じ暮らしをずっと続けていくことって難しいなって。でもいつか理想に近づいた暮らしがしたいという思いを持ちながら今は頑張っているんだと思いますね」
おうちの中を一緒にまわりながら、家事を楽にする工夫を考えて作ったコーナーを見せていただいたり、久美子さんの考える「自分らしい暮らしって?」についてお聞きしたりしています。ぜひ動画でご覧ください。
▼特設サイトでは家づくりのポイントをさらに詳しくご紹介しています
【撮影・編集】神谷 年寿
下道千晶(したみち ちあき)
モデル。千葉の古民家で、自然に寄り添う暮らしを実践しながら、農業に従事する夫、息子との3人で暮らす。染色作家として、染め直しのオーダーやワークショップ講師も手がけている。Instagram:@chiaki__sh
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