【ほったらかしおかず】02:煮込み時間たった10分。味付けは塩だけの「豚肉とひよこ豆のおかずスープ」

ライター 瀬谷薫子

煮込み料理は、秋の楽しみ。材料を入れて火にかけるだけで、手間暇かけずにおいしいおかずが作れたら嬉しいものです。

今回はそんな “ほったらかし” でできるメインのおかず4品を、料理家の今井真実さんに教わりました。

2品目は具沢山のおかずスープ。味付けは塩だけ、なのに驚くほど奥深い味わいです。

 


ひよこ豆の旨みがじんわり
ごろごろ豚肉と豆のおかずスープ


材料(2〜3人分)

豚肩ロースステーキ用肉…100g
ひよこ豆水煮…200g
にんにく…2片
水…800ml
豆乳…100ml

塩…小さじ1/2
油(サラダ油や米油など風味の強くないもの)…小さじ1

イタリアンパセリ…1.5g
黒胡椒、白胡椒…適量(仕上げ)

 

作り方

1.豚肉は2cm角に切り、鍋に入れて塩をまぶし和えておく。

今井さん:
「即席の塩豚を作るイメージで、先に味をすりこませてから焼くことでおいしくなります」

 

2.1に薄切りにしたにんにく、油を入れて中火にかける。にんにくに焼き色がつくまで炒めたら、ひよこ豆と水を入れ、煮立ったら弱火にし、ふたをして10分煮込む。

 

3.ふたを開け、ひよこ豆をおたま等で軽くつぶしながら刻んだパセリと豆乳を入れ、分離しないように火を止める。味を見て足りなければ黒、白胡椒で整えればできあがり。

今井さん:
「味付けは塩だけですが、豆乳とひよこ豆の旨みが滲み出て、とんこつスープのようなこくのある味わいに仕上がります。

和と洋の中間のような味わいなので、パンとごはんどちらにも合いますし、ショートパスタを入れてもおいしいですよ」

 

ひとくち飲むと豆の旨みがじんわり広がるスープ。ひよこ豆ってこんなに奥深い味わいなんだと驚きました。味付けがシンプルな分、素材の味がしっかり伝わるやさしい風味。疲れたときのエネルギーチャージにもおすすめです。

 

【写真】今井裕治

 


もくじ

 

今井 真実

料理家。noteに綴るレシピやエッセイ、twitterでの発信が幅広い支持を集め、さまざまなメディアでレシピ制作、執筆を行う。近著に『フライパンファンタジア』(家の光協会)、『今井真実のときめく梅しごと』(左右社)などがある。Instagram:@mamiimai


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