【きょうはお手入れ日和】04:コツは手早く、優しく。冬の必需品「ウールのショール」のケア
編集スタッフ 藤波
一人暮らし時代から連れ添ってきた鍋や、旅先でひとめぼれした器、ずっと憧れていた北欧の木工品。
それぞれに思い出が詰まった暮らしの道具たちは、今ではすっかり生活に馴染んで、そこにあります。
普段目を向けることは少ないけれど、これからもずっと大切に使いたいから。今度の休みは、そんな愛おしい道具をお手入れしませんか?
この特集では、当店で親しまれているアイテムの中でも特にお手入れが気になるものについて、そのケア方法をご紹介します。今回お手入れするのはウール製のブランケットです。
使用アイテム:
LAPUAN KANKURIT / ポケット付きショール
用意するもの:
・バケツや洗面器
・中性洗剤(おしゃれ着用など)
・バスタオル
ウールをぬるま湯に浸す
バケツや洗面器に30〜35度のぬるま湯を溜めて、
ウールをよく浸す。
洗剤をよく溶かし、5分程度つけ置きする
水を新しいものに替え、再度ぬるま湯を溜めたら、
洗剤をよく溶かして5分ほどつけ置きする。
優しく押し洗い、脱水する
3回ほど水を入れ替え、
押し洗いをしながらよくすすぐ。
きれいなタオルで挟んで水気を取るか、
洗濯機で1分程度軽く脱水する。
※形崩れにつながるので、脱水する際は必ずネットに入れてください。強い熱を与えると変色や変形、縮みにつながるため乾燥機はNGです
日陰で平干しする
✔️使用後にささっとブラッシング
✔️定期的に日陰で干して風通し
「日頃から使用後にウール用の馬毛ブラシをかけると、表面に付着した汚れが取れ、繊維の流れが整うので毛玉発生の軽減につながります。数十秒で終わる手軽なお手入れですが効果的です。
ウールは汚れがつきにくいため基本的には洗わなくても大丈夫ですが、定期的に日陰で干して風通しをすることで、こもってしまった湿気を乾かし雑菌の繁殖を防ぐことができますよ」(biotope corp. 初瀬さん)
洗いあがったショールは以前よりふんわりした肌触り。この冬のぬくぬくタイムもたくさん活躍してくれそうです。
いつかやらないと……と思っていた暮らしの道具のお手入れ。やってみるとどれも案外楽ちんで、ピカピカの姿を取り戻した道具がさらに愛おしくなりました。
もくじ
【写真】佐々木孝憲
【監修】biotope corp. / LAPUAN KANKURIT 初瀬美佳
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