【冬のカレー】02:お肉を使わない、軽やかな食べごたえ。厚揚げのジンジャーキーマカレー
ライター 瀬谷薫子
お正月明け、なぜか無性に食べたくなるカレー。
スパイスの刺激に口がよろこび、ごちそう疲れした体にもやさしい。軽やかなカレーのレシピを料理家の中川たまさんに伺いました。
2品目はお肉を使わない、手軽でヘルシーなカレーです。
軽やかなのに、しっかり食べごたえ
厚揚げのジンジャーキーマカレー
材料(2人分)
厚揚げ …100g
玉ねぎ…1/8個
トマト(中サイズ)…1個
生姜のみじん切り…1片分
にんじんのすりおろし…1/2本分
カレー粉…大さじ1
ウスターソース(または中濃ソース)…大さじ2/3
水…150ml
油…大さじ1
カレー粉…大さじ1
油(米油やサラダ油など風味の強くないもの)…大さじ1
塩、粗挽き胡椒…各適量
ゆで卵…1個
作り方
1.具材を切る。厚揚げと玉ねぎはそれぞれ5mm角に、トマトはへたをとって粗みじん切りにする。
2.フライパンに油を熱し、厚揚げ、玉ねぎ、生姜、塩ひとつまみをふって炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、トマト、にんじん、カレー粉、水を加えて汁気が少なくなるまで煮込む。
最後にウスターソースを加え、塩、胡椒で味を調えればできあがり。ごはんにかけ、半分に切ったゆで卵をのせて、好みで粗挽き胡椒を振る。
中川さん:
「お肉がちょっと重たく感じる日や、家にあるものだけで作りたい時にも重宝するのが厚揚げ。豆腐で作るよりボリュームが出て、食べごたえも増します。
隠し味のウスターソースがポイント。実はいろいろな香辛料が含まれているので、カレーに加えるとコクを増し、カレー粉だけで奥行きのある味になります」
厚揚げの歯ごたえがしっかり感じられるカレーは、お肉を食べているような満足感。加えて、生姜がピリッときいてスパイシー。やさしすぎないパンチのある味わいは、スパイス欲もしっかり満たしてくれます。
半熟の黄身をからめながら召し上がれ。
【写真】上原未嗣
もくじ
中川 たま
料理家。神奈川・逗子に暮らす。季節の食材や果実を生かした、家庭でも作りやすいシンプルな料理を手掛ける。近著に『たまさんと魚料理 刺身や切り身、柵で手軽に』(文化出版局)、『たまさんの食べられる庭 自然に育てて、まるごと楽しむ』(家の光協会)など。1月末に『ジャムと料理とお菓子』(文化出版局)を発売予定。Instagram:@tamanakagawa
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