編集スタッフ　齋藤

いよいよ、今回の北欧旅行最終日が
やってきました。
今日もお天気に恵まれて嬉しい！
悔いの残らないよう、
思い切り楽しみます。

国立現代美術館キアズマ

中央駅に近い、現代的な外観をした美術館
その名も“KIASMA（キアズマ）” へ。

1998年にオープンした
国立の現代美術館です。アメリカの
建築家スティーブン・ホールが
設計したここは建物全体がカーブを
描いていて、トーン！と
5階まで吹き抜けた空間が特徴です。

スロープを上がっていく途中に
ちらりと見えるカフェの様子。
気持ち良さそう！これは後で寄ってみなきゃ。

この日もいくつかの企画展が
催されていましたよ。

現代美術館ならではの、
ハッとするような展示がたくさん。

Marja Kanervoさんの作品は、
壁を削る事で文字を浮き上がらせる
というもの。

この展示室がものすごく大きく、
削られている様子も大胆！これが
女性のアーティストというのも
驚かされました。

奥の映像スペースでは、
作品を作って行く様子を
みることが出来ました。

館内に様々な大きさのスペースが
あって、ぐるぐると回っていても
全然飽きません。

階段スペースから見える、
美術館の外の風景。

ガラス張りのミュージックホールや
石造りの国会議事堂が見えます。
手前の芝生スペースには
ゆるやかにベンチが伸びていて、
みんな思い思いに
のんびりと過ごしているようでした。

さて、さっき気になっていたカフェへ。

こちらのカフェ、おすすめです！
ドリンクやパンなどの軽食も
とっても美味しかったです。

カフェ店内の家具も、美術館の
イメージそのままに
すっとシャープで男前な印象でした。

カフェスペースを外から見た様子。
カフェの手前には水がはられています。

北欧の美術館や博物館では、
チケットではなくこんなシールを
服にぺたりと貼って入場しました。

今回キアズマでもらった入館のシール。
美術館の外に出ると、街灯のポールに
ずらーっと貼ってありました。
ずいぶん昔から貼り重ねられている様子。
これも一つの作品のようですねー！

この日は金曜日で週末。
平日の間はあまり見られなかった、
中心街にのびるエスプラナーディ公園で
シートを広げて寛ぐ人も多く
見られましたよ。
天気もいいし、ピクニック日和♪

今回のフィンランドで、
テンションがぎゅーん！と上がったのは
こちらの可愛い上着を着た女の子を
見つけたとき。

フローレンがプリントされた上着に
花柄のスカート、赤いタイツに
コンバース。かわいい〜◎
とっても似合っていました。

最後に向かったのは、
港近くのマーケット広場(Kauppatori)。
近づくほどに、賑やかな声が
聞こえてきます。

海の近くのマーケット広場

うわ〜！ベリーたちがもりもりです。
見ているだけで口の中が
甘酸っぱくなってきます。

きのこ類もたっぷり。

手編み小物の店先では、
まさにおばさまが編んでいる最中！

お花も充実しています。

ぐるぐる歩いていたら、
こんな可愛らしいテントを発見。
クレープ屋さんのようです。

女性3人でmarimekkoの
お手製エプロン、バンダナを巻き
せっせとクレープづくり。
いい香り〜！

テーブルに敷かれたマットも
marimekko柄でした。紙皿もかわいい。
こういうの、グッと来てしまいますよね。

港のそばで心地よい風に吹かれながら
食べるクレープ、絶品でした。

この後はホテルに荷物を取りに行き、
空港へ向かいます。

さぁ、帰国！

デンマークにはじまり、
スウェーデン、フィンランドと
移動した初めての北欧旅行。

8月から9月にかけての約2週間の旅は
お天気に恵まれて、その効果か
現地の人もみんなハッピーオーラ全開！
全身で気持ちよい空気を取り入れて
外で過ごすこと、居心地を誰かと
共有することの素敵さを教えてもらった
気がします。

街並みや建物、公共のものや
サイン計画のデザインの良さは
あらゆるところから見たり聞いたり
していたけれど、実際に目にしてみて
当たり前のようにそこにあり、
当たり前のようにみんなが守っていること
に驚かされました。

昨年の秋から不定期で更新させて
いただいてきた“北欧てくてく旅日記”。
本編はこの17話で終わりです！
更新する自分自身、旅を思い返しながら
もう一度旅行をしているようで
とても楽しかったです。

お付き合いいただき
ありがとうございました！

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