【特集|暑さを忘れる、夏の花】第6話:清涼感ばつぐんの色合わせ、ホワイト×グリーン。
編集スタッフ 二本柳
聞き手・文・写真 スタッフ二本柳
フラワースタイリストの増田由希子さんに教わる、夏のためのお花アレンジ。
最終話となる本日は、清涼感ただよう「ホワイト×グリーン」の色合わせを提案していただきました!
ホワイト×グリーンは
夏ならではの組み合せ。
清楚な印象のホワイト×グリーンの組み合せは、ひんやりとした印象を与えてくれる夏限定のおたのしみ。
今回使った植物は、左からマドリカリア、宿根スイートピー、おきな草、粟(あわ)、レースフラワー、ブラックベリーです。
大きめの器にゆったり活ける。
涼やかなアレンジを実現するためには、「器えらび」もとても大切な要素なのだそうです。
花の束よりもさらに大きめの器を用意して、そこへゆったりと空白を持たせながら活けてあげるといいのだとか。
アレンジに余白が生まれるだけで、どこか涼しげな雰囲気になりますね。
束にしてから活ける。
大きめの器を使う場合、お花がバラけてしまわないよう、花を束にしてから活けるのもポイントです。
今回はマドリカリアを主役にすると決めて、それが正面から見て1番メインにうつるように束を作っていきました。
同種類どうしでかためる。
とはいえ、花束を上手に仕上げるのって意外と難しいですよね。
そんな私のぼやきを聞いて増田さんがオススメしてくれたのが、同種類のものをバラさずにかためるということでした。
レースフラワーはレースフラワーどうし、粟は粟どうし…という風に集めて束にする方が簡単ですし、仕上がりも良くなるのだそうです。
夏限定!氷を使ったお花ケア。
最後に、夏ならではの花持ちをよくする裏技がないかどうかお聞きしたので、それをご紹介して終わりにしたいと思います。
基本的に、花持ちを良くする方法は連載第1弾の内容と大きく変わりません。
でも夏限定の方法として、氷を1、2個うつわに入れておくと水を冷たく保ってくれるので、お花の持ちにも有効!なのだそうです。
なるほど〜!真夏の花持ちケアにどうぞお試しくださいね。
今日のまとめ
1. ホワイト×グリーンは清涼感のある色合わせ。
2. 大きめの器にゆったりと活けると涼しげなしつらいに。
3. 花を束にしてから活ける。
4. 同種類の植物はバラさずにまとめて束にする。
5. 器に氷を1、2個入れると花持ちがいい。
6回にわたってお届けしました連載『暑さを忘れる、夏の花』はこれにて完結です。
おたのしみいただけましたでしょうか?
私の個人的な意見かもしれませんが、花持ちが悪くなりやすいこの季節は、お花がどこか遠い存在になりがちでした。
でもそんな夏だからこそ、涼しげで瑞々しいお花は私たちに癒しを与えてくれるような気がします。
まだまだ本格的な暑さはこれから…。
夏バテにどうぞ気をつけて、お花と一緒に爽やかな日々をお過ごしくださいね!
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